愛馬「馬実ちゃん」がデイジー賞に出走し、みごと勝利しました。
指定席チケットを抽選でゲット(今朝キャンセル待ちで簡単に購入できたようですけど、私は2週間前から抽選に参加してゲットだぜ!)して生観戦してきました。
目の前で応援できたことに感謝、あなたに出会えてよかった、感動しました。
ランチ(といっても朝食兼ねて11時ごろ)はサイゼリアでドリア、ピザ、パスタ(ボンゴレ最高♪)と赤ワインで準備万端、競馬場へ乗り込みました。
なお、コロナ感染症対策で競馬場はアルコール(販売および持ち込みとも)禁止です。
Zeroリスクはどだい無理な話なので、ワクチン3回目並びに飲み薬が普及したら「日常」を取り戻すべきだと考えます。
愛馬の競馬場観戦は、2年前の京都競馬場以来です。
ワクチン打ったし、アルコール消毒を徹底しているので、入場制限ありの野外観戦なら安心です。
席も一つ飛ばしでゆったり観戦できます。
もちろん、愛馬の応援(「第9レース」)はゴール前ラチすれすれ最前列でした!
競馬場に到着は12:30で、第5レースから観戦スタートです。
6R,7Rと指定席からのんびり観戦し、記念の応援馬券を購入(基本的には馬券はレース観戦に集中するため前日にネットで購入済み)し、9Rのパドック準備をしていました。
※競馬場で購入した単複がんばれ馬券は当たりましたが保管用のため交換しません。
無料のお茶(中山のお茶は香りがよくて美味いっすょ!)を飲んで、はやめにパドックへ移動しました。
8Rのが馬たちパドックから移動し返し馬へ向かうと、ほとんどの観客は本場馬で移動します。
それを見越して、パドック後方から、馬番「1」がどこに停止するか8Rのパドックでしっかり確認(これ超重要です!)しておきました。
※事前準備のかいあって停止位置の「真正面」どんぴしゃ、騎手の騎乗の瞬間を目に焼き付けました。
※同じ写真ですが画質をぎりぎりまでキープ(これ以上はアップロードできまないレベルに)しました。
でも、居残り組(9Rのパドックをかぶりつくメンバー)も想像以上にいらっしゃいました。
とはいえ、最前列を確保し、黄色いマーク(これもコロナ感染症対策のディスタンス!)を踏みしめて、あとは愛馬の登場をひたすら待ちます。
先道馬が控室にやってくると、間もなく9Rの出走馬たちの入場です。
美しい、すらっとした好馬体、走りそうな仕上がりに感じました。
もうひいき目ですけど、一番よく映りました。
騎手が鞍上に飛び乗り、本場馬入場です。
いやがうえにも盛り上がります。
中山1800m芝コースは、スタート地点がベストなのかもしれませんが、私はゴール前かぶりつきを選択しました。
外ラチが視線を遮るのですが、背伸びして応援しました。
ファンファーレが鳴り響き、すんなりゲートイン、馬番1なので遠目からでも様子がわかります、落ち着いてるようです、そしてスタートしました。
あれれ、スタートは出遅れたようです。
まあ、問題なかったようですが、どっきどきでした。
1000mは60.8と場内放送、スローとまではいわないけど、平均よりはゆったりめの先行馬ペースでしょう。
一周してきて、4コーナー、開幕週の良馬場のため前の馬が止まらない、止まらない、
好位から抜け出した馬とはかなりの差がありましたが、
大外で鞭が入ると、なんと、なんと、なんと、、、
鬼の末脚、ジェットエンジンのような加速で前の馬が止まっているような感覚でぐんぐん追い上げます。
がんばれぇ、先頭場群には追いついた、ゴールは近い、差し切れるか、届くか、届けぇ、お願い、、、
驚天動地の追い込みで、ぐいっと伸びて、間違いなく追い越しました。
時が止まりました、筋肉の躍動、ズームアップの心象風景、サラブレッドは空を駆けるのですね、1着でした。
「戸崎さん、あんたすげぇよ、ありがとぅ」が心の第一声でした。
※専門誌のレース分析によると、あまり上手な騎乗ではなかったようで、馬が強かったということのようです。
嬉しすぎて、なにやら液体が噴き出したかもしれません。
大興奮ですょ。
なんと、このレース9頭、プラス同じ距離の中山記念の16頭すべてのあがり3Fのタイムより優秀です。
もちろん、中山記念は古馬たちが重い斤量背負ってますし、1000m57秒そこそこの超ハイペース(ツインターボやサイレンススズカ並み!?)、対してデイジー賞は60.8秒とかなりスロー、そのまま比較できないのはわかっていますが、かなり外目をまわったエヴァイユが刻んだ上り3Fの35秒フラットは今日の強い向かい風のなかですばらしい末脚だったと確信します。
※1800mの走破タイムは中山記念のほうが2秒早いので、やはり古馬重賞はレベル「超」高いです。
ゴールの瞬間は、上り坂を私に向かってぐんぐん加速、はじける馬体がまるで空を飛んでるような錯覚を感じました。
かなりの向かい風でしたが、迫力ある走りで、ひとりだけ最後まで加速してました。
目の前、真正面、ゴールはまちがいなく差し切りを確信しましたが、掲示板の着差はわずか首差だったようです。
※家でビデオ振り返ってますが、最後は強く追ってもいないし、首差というより、1/4馬身ぐらいしっかり勝っていたと思います。
※人気を集めたため単勝の配当は低く、ネット投票の馬連&3連トータルはトリガミでした。
※紙の馬券も購入しましたけど、お守りなので交換しません。
次走は広い東京競馬場のようです。
たぶん、フローラステークス(G2)かスイートピーステークス(L)だろうと思います。
放牧でゆっくり休んで、たくさん食べて、体重も増えて、筋力アップしてほしいです。
あ、願いは怪我無く病気せず無事に強くなってほしいだけです。
※調教師がベストの選択をしてくれることと信頼しています。
<後日譚> 勝利の美酒をレース映像みながら味わいました。
とっておきの秘蔵酒を開封しましたょ♪
すばらしい勝利の祝杯にふさわしい芳香が漂う銘醸であります。
グレイトヴィンテージ(中り年)だし、きっとマール・ド・ブルゴーニュの最高峰なのでしょう。
黄金の輝きが美しいブランデー(葡萄の搾りかすを発酵させたもの)です。
バニラの香りが前面に出てきますが、時間がたつとパッションフルーツやベリーの味わい、そして葡萄の甘さがにじみ出てきます。
キノコあるいはカンナくずのようなアロマもあり、鼻を抜ける揮発油の刺激が心地よく軽やかな仕上がりです。
レース後の様子は、やはり疲れがあるようですが、元気に飼葉も食べているそうです。
競馬は結果が大事ですね。
鼻差でもなんでも一勝は一勝です。
新馬からデイジー賞まで中8週、フローラまで中7週、このローテーションを可能にしたのは2連勝という結果です。
厩舎や外厩で特別扱いをし続けてもらうためにも結果が大事です。
次走フローラステークス(GⅡ)はトライアルレースなので「オークス(GⅠ)出走権」が与えられる2着以内を目標にします。
現在外厩にて放牧中ですが、金曜日まで山元トレセンでの様子がわからないのですが、リフレッシュしてたくさん食べてるといいですね。
無事これ名馬、元気が一番です。
タラレバを言うのであれば、オークスを快勝していざ凱旋門賞!おばあさんと同じ舞台で世界を驚かせる姿がくっきりと浮かびます(妄想が止まりません♪)。
といいつつも、無事にフローラステークス(GⅡ)を完走してくれるだけで涙が出るほど嬉しいです。
山元トレセンの馬房での元気な姿の写真一枚でうれしくてたまりません。
次は東京競馬場、指定席ゲットしたいので、とにかく申し込みます。
開催日の2回前の火曜日、フローラステークスは開催日が4月24日(日)なので、4月12日(火)の17:00に抽選申し込み、結果は4月15日(金)となります。
もし運よく当選した場合は、日曜日までに購入手続きをしないと自動的にキャンセルになります。
当日まで、キャンセル待ちの空席があれば購入可能ですが、人気のチケットなのでなかなか難しいかもしれません。
抽選あたりますように祈りますが、例えば3回目接種を条件に入場者数増やしてほしいですよね。
【チャレンジの思い出】
まったく別の話ですが、10年前、私は米国公認会計士の試験を受けて合格しました。
土曜日に専門学校に通い、日本語の参考書も利用しましたが、英語で勉強して、英語で試験を受けました。
※国際会計基準は先進国共通です。
ニューハンプシャー州の窓口に願書を国際レターパックで郵送しました。
登録が完了すると、後はすべてWEBで手続きできるようになります。
受験は都内でできるのですが、科目ごとに申し込んで4回試験会場へ行きました。
この資格による実務経験がないので正式な資格にはならないのですが、自身の知識と経験をきちんと整理して、体系的に学びなおし、評価を受けるという機会は貴重なものでした。
落日の日本で生きていくことを決意していますが、たぶん、アメリカでもイギリスでもベルギーでも仕事を本気で探せばみつかるのでしょう。
暮らすならイタリア、フランス、スペインがいいですね。
このころの5年前ぐらいから、住宅ローン組むにあたり、頭金を半分は用意すると決意し、自家用車を売却し、貯金を始めていました。
そんななか、読書と酒と競馬だけは続けていましたが、タクシーとキャバクラは一切断ち切り、静かに暮らしていました。
仕事嫌いで宵越しの銭は持たないタイプの私は、節約生活は性に合わず、刺激が欲しくなってしまい、どうせなら一部、自分へのご褒美と思い、少し自分の可能性に投資してみました。
結果的には、株式投資(他人の活動に投資すること!)のほうがリターンは大きかったのですが、仕事以外のなにかに集中(業務知識は関連していて受験に活きました♪)してチャレンジした記憶は、ゆるぎない自信となり、これってきっと老後の財産(BS、PL、CFの本質的評価技術は株式投資に役立っていますが、テクニカルに比較してバリュー投資はあまりリターンはぱっとしないかもしれませんかねぇ、難しいです)なのかなと思えるようになりました。
生活費は、かなり引き下げたし、もう少し下げることも無理なくできそうなので、老後の心配はないのですが、最近、やたら予定外の出費(私は不要な支出だと考えていることですが、宿敵への対抗で支出せざるを得ない不愉快な経済活動)が重なり、資金繰りに苦労しています。
それでも散歩仲間と愛馬たちがいるから楽しいのですが、無常の世界ままならず、苦難に満ちています。
たぶん、長生きしてもぼけて小も大も漏らすようになって汚らしいので、理想を言えば、不健康になったらお迎えが来ることを一心に願っていますが、最悪の事態とも真正面から向き合わなければならないのでしょう、あるがままありのまま生きていこうと思います。
ときどき良いこともあるし、ありふれた悪いこともかみしめると意味のあることだったりもします。
いじめと戦争は断固反対ですけど、最後の最後、きっと「日々是好日」でいいんじゃないかな?とのんきに信じていたりします。
【編集後記】
※ウクライナの平和を願って、募金に協力しました。
できることをできるかぎりやって、平和への祈りを捧げたいと思います。
そして一歩でも前を向くために、雑誌の記事(聞き手の「心」と「体」を揺り動かす「相手の靴を履く」スピーチ)より再編集転載します。
『ゼレンスキー大統領のスピーチは、「当事者意識を持たせる仕掛け」が詰まっている。
例えばカナダ向けの演説では、
「ジャスティン(トルドー首相のファーストネーム)、想像してみてくれ。朝4時、爆発音を聞くことを。あなたが、あなたのこどもたちがその爆音を聞くんだ。オタワ空港が空爆される音を聞くことを、あなたの美しい国カナダ中の多くの場所がその犠牲になるんだ」
「モントリオールのカナダ国旗が捨てられ、ロシアの旗になるのを見たらどう思う?」
など、「エドモントン」「トロント」などカナダの地名をこれでもかと繰り出し呼びかけました。
聞く人すべてに、「今、自分に同じことが起こったらどうするのだ」と、当事者意識を持たせる仕掛けが詰まっているというわけです。
ゼレンスキー大統領のスピーチのすごみは、「単なる情緒的アピール」を繰り返し、感情を揺り動かして終わり、ではない点です。日本のスピーチにありがちな「なにとぞ、理解をお願いします」ではなく、すべてに具体的な要望(Call to action)を入れ、実際に人や国家に行動を促しています。
例えば、「ウクライナ上空の飛行禁止区域の設定」や「企業のロシアからの撤退」「ロシアの政治家への制裁」といった具体的なアクションを入れ、協力を訴えるのです。
「交渉の王道テクニック」
★自分自身の求めるものを強く主張する
★合理的な説明をする
★倫理的に信頼感を得るように行動する
★共感を作るために、相手のことをよく知り、情報をやりとりする
★オプションを提示する
彼のスピーチはまさに、上記の「交渉の王道テクニック」を縦横無尽に詰め込んだものと言えます。
「極めて論理的・情緒的なメッセージとデリバリー」によって、聞き手の「心」と「体」を動かす極上のスピーチに仕上げているのです。』
※(オピニオン)
他人事として終わらせたくありません。
一方的な殺戮・侵略=戦争犯罪を見過ごすことなどできません。
避難所であることが明らかなのに、子供たちを爆撃して殺害することが現実に起きています。
遠くからになりますが、諦めることなく支援を続けたいと決意しました。












