愛馬レッドシンシアちゃんが引退したことは紹介しましたが、その後、サラブレッドオークションにて165万円で落札され、繁殖牝馬として過ごすこととなったようです。
競走馬として地方あるいは海外へ転籍という可能性はないとはいえませんが、最新の情報によると「繁殖牝馬」ということになるようです。
とにかく値が付いたので安心しました。
※レース終了後 デビュー戦@京都競馬場
競走馬としての名前のないころから飼葉代の一部を払ってきたからか、愛着がじわじわ湧いて、過去にも今後もまさに「未来永劫」断トツに一番好きな馬です。
元から馬が走っている姿をただ眺めているのが好きだったので、この美しいサラブレッドと一部とはいえ出資という形でかかわることができたのはプライスレスの幸甚でした。
一番の思い出は、1月12日(成人の日の前日)でしたが、京都競馬場でのデビュー戦を応援しに行ったことです。
その後コロナで無観客になってしまい、最初で最後の生応援になってしまいましたが、新幹線で京都まで行った甲斐がありました。
今回の写真はすべて私が撮影したものです。
なお、パドック3週分の動画もあります。
レッドシンシア号の戦績;
1.京都 ダート1200m 11着
2.京都 芝1600m 16着
3.京都 ダート1200m 7着
4.阪神 ダート1200m 7着
5.小倉 ダート1000m 11着
※返し馬 デビュー戦@京都競馬場
オークションのコメント(詳細情報)では、以下のように評価(できるだけよく書いてくれてます)されていました。
「
本馬は2020年1月12日に京都ダート1200mの新馬戦でデビュー。3番人気と高い評価を集め、好スタートからいったんは先頭をうかがい、楽に好位につけましたが、ペースが上がってからの粘りを欠いて16頭立ての11着に終わりました。2戦目に芝で大敗すると、3戦目からは再びダートへ。ひと息入れて臨んだ5月の京都ダート1200m戦では、ハナを切るスピードを見せて7着。続く阪神ダート1200m戦では差す競馬に転じて再び7着でしたが、自身の時計は確実に詰めてきています。デビュー戦で人気を集めたように、500kgを超える好馬体の持ち主で、調教の動きも悪くはありません。秘めている素質を考えれば、きっかけひとつで変わってくる可能性も秘めているでしょう。
」
秘めたる能力はこれから生まれる子供たちが開花させてくれることでしょう。
アメリカと日本の良い血統をインブリードしているので、足の速い仔馬が誕生することを期待します。
※パドック デビュー戦@京都競馬場
<追記>値がつかず猛獣の餌となることがないように願い、引退通知以来、この2週間ほど恐怖に震えていました。
どうやらオークションで落札(10名の応札あり)され、繁殖に向かうことが決まったようです。
もしかしたら、コロナが収まれば牧場に会いに行くこともできるかもしれない(調べてないので正確にはよくわかりませんが、牧場によっては対応してくれるようです)ので、お互い元気でいたいと思います。
なお、オークション期間中は、生まれ故郷の谷川牧場(北海道浦河郡浦河町字西幌別)に在厩していました。


