パチンコの理論についての真剣な考察 そして樋口一葉 | nishicapiのブログ

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パチンコで勝つ気のない人(近所のお金持ちはパチンコで負けることが楽しいと言ってます)、意志の弱い人、なんでも人の所為にする人は無視することにして、まじめに努力する意欲のある人のために勝つための理論的裏付けを述べていきます。

現在のパチンコは、ハードディスクによるデジタル抽選です。
半導体を電気が通れば1、通らなければ0、これが乱数です。
従って結果は0か1の「2進法」で、コインの表と裏と考えても同じですが、確率2分の一です。
この単純な仕組みも次元を引き上げると等比級数的に複雑になります。
現在採用されている抽選システムは16ビットで、16枚のコインを同時に投げるのをワンセットとすると考えるのと同じことになります。
2の16乗=65536通りのなかから、連続した領域を大当りとする設計です。
約400分の一の場合は、当りの数は164通りの組み合わせです。

さて、大数の法則といって、試行回数が多ければ多いほど理論値に収束する(近づく)のですが、検証のためには最低でも65万回転はデータがほしいところです。
そこまで回せば統計的に有意な誤差の範囲内になります。

そんな簡単なことと思われた方は、甘いです。
土日のリーマンパチンカーには無理です。
10時間みっちりまわして2500回転程度なので、データ取り続けるだけでも気の遠くなる労力が必要です。
時間の融通がきく私でも、一機種では15カ月ぐらいかけてやっと25万回転でしたから、ひたすら65万回転ぶんまわすなんて、もう拷問です。
なんの未練もないと思うまで回し切って、引退してしまいました。
結果は25万回転での理論値に対して大当り回数が10%以上上振れましたので、まだまだ回しが足りないようです。
なお、さらされたリスクは2000万円(総投資金額)を超えたので、10%が200万円ということは、丁寧に計算しておきましょう。
収支管理は、借り玉と出玉のそれぞれの総数の差玉で計算するのが正確です。

収束するとするならば、出玉はスペックで決まるのですが、このゲームは玉を借りて打ち出すという以上、コストは釘次第です。ここ非常に【重要】です!

私の15か月間で考えると、250玉あたりの回転数が1回転違えば、かるく6%変動するので、2000万円の6%つまり120万円が上下します。
出玉を減らさないのも大当り回数が2000回超えてくるので、ひとつひとつの積み重ねでしかありません。
当たるか当たらないかは上下しますが、コストに関しては、自分次第で絶対です。

だから、結論は、釘が渋ければ移動、甘ければ粘る、これが結露です。
ボーダー超える台を来る日も来る日も確保し続けるのは、本当に大変です。
大変だけど愚直に繰り返し実践すれば、技術の向上と自己管理によって自然と勝てるようになります。

参考までに、この道のプロは、月間5万~8万回転ぐらいさせるそうですから、だいたい私の3倍ですね、1年で抽選組み合わせの10倍、つまり収束といえるレベルに達します。
それでも、上下5%ぐらいは変動するリスクがあるので、スペックとはそんなものです。
※当たり前ですが6000万円の5%って、凄い金額です。

では、検証はどうするか、実機購入して実際に回すという方法、電気的な乱数発生による解析、いろいろありますが、100台設置の新台入れ替えの3日間とかを、閉店間際のガラガラの時間に、全台データカウンターを集計すれば、約60万回転分のデータが取れます。
または、実際にパチンコ店の幹部になってホルコンのデータをチェックすれば一目瞭然でしょう。

遠隔とか裏ロムは考えなくていいでしょう、なぜなら、メリットがほぼ皆無で、金と時間をかけて、やる意味がありません。
ペナルティーが大きすぎて割に合わない「いかさま」を仕掛けるより、釘をちょっと締めれば、たっぷり回収できるので、そんなひまがあったらティッシュや景品配って集客して稼働率上げることに経営資源を集中します。
私の実体験(一方的な観察)と、店長クラスに聞いた話では、新聞広告が集客効果は一番高いようです。

3000嵌りストレート負けとか、50連チャンとか、MAX機ならあり得ますので、どんなに不思議な現象を目撃しても、そんなの確率の範囲内ですから、長い目で見る訓練をしましょう。
上下5%に収まらない人は、たぶん普通の人ではないので、乱数を乱す「電気ウナギ」と呼びましょう。
そういうひとがいることも、私はあえて否定しません。

ここから話題を変えます。
日本の風土について、あるいは私のこころの原風景を追いかけた旅についての奥底、くすぐったい部分を書いていきます。

今週は連休明けのためフル稼働で疲れてますが、五月晴れでのんびりしてます。
もち食って日本酒のんでごろごろ、ますます太るなぁ。



先日リクエストをいただいたので、モネの舟遊びをアップで撮影してきました。
西洋美術館の建物が世界遺産になりますね。

さて、5千円札の肖像樋口一葉ゆかりの街を、天気もよくて、台東区でそこそこ大仕事仕上げたので、じっくり成功をかみしめながら散策しました。
『たけくらべ』の有名な冒頭の「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、」にインスパイアされました。

おはぐろどぶ近くの公園のしだれ柳 ↓



台東区(かつての東京市下谷区)竜泉に樋口一葉は暮らしていました。



今は樋口一葉記念館になっています。

2Fの休憩コーナー、階段下の吹き抜けで気持ちいのいい空間です ↓



何かを守りたいなら、それなりに資金もかかるのですね、私は世界遺産なんか興味ないけど、身銭を切って守りたい文化・情景があります。

記念館エントランスには、玉菊灯篭が飾られています。

『たけくらべ』の(十)で登場する「なき玉菊が燈篭のころ」の夜祭で飾る燈篭 ↓



▽玉菊;江戸時代の伝説の美しい花魁

シンボル、記号、文字、幾何学文様の組み合わせ、要するに頭で考えても災禍でしかないと、全身の肌で感じる美の前に目のくらむ初夏のひととき、悲しみに打ち震える誰かを救わないでどうするんだと見当違いの正義感が湧きだした気がするのです。