目的適合性について | nishicapiのブログ

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今回は、勝負の恒常的な勝ち方について、概念的なことを、思考のパターンについて整理しておきたいとおもます。

まずは「目的適合性」の言葉の定義です。

Relevant
「適切な」「妥当な」と翻訳されることもある言葉ですが、その根底にあるのは、目的と手段が一致している状態、すなわち、この状態をチェックできれば予想される結果に到達できるまたは問題が起きていないという論理的な保証である。

目的適合性が保たれているなら、絶対にということはないが、繰り返していれば、多くの場合勝てます。
望んだとおりの目標に近づけるというほうが正しいのかもしれません。


まずは、パチンコでの成功について考えてみたいと思います。

何事もそうですが、「目的に対して目標設定をして、結果と見比べて成功かどうかが決まる」んだということにします。

まずは、成功を測る尺度が必要です。

収支
興奮・満足度
遊戯時間
大当り回数
その他個人的な事情

収支が文句なしのものさしですが、エンタメ要素も人によっては大きいと思います。同時に、程度の問題もあります。

次に、パチンコ打つ目的は、千差万別ですよね。
娯楽、時間つぶし、生活、依存症など。

目的は違えど、目標設定は、投資スタイル別に類型化できるものと考えています。
ちょうど、マックス、ミドル、ライトミドル、甘デジに分類できるようなものでしょうか。
ただし、目的との不適合、つまり、何のための行動なのか、はっきりさせておかないと、気がつけば負債が膨らんでいた、なんてことになりかねません。
例えば、時間つぶしが目的なら、1円ぱちんこを選択することが適切であるように、目的適合性(relevance)は非常に重要です。
さらに突っ込んでの検討はまたにします。

目標が定まったら、結果との照合および乖離分析をするのが有効です。
自己責任の厳しい勝負ですから、目標設定と結果分析をしっかりやって、成功の階段をのぼりたいと考えてます。

幸福は個人の主観により決めればいいことですが、「成功」というからには、自分だけでなく一緒によろこぶ人がいたり、逆にねたまれるぐらいでないと、成功と呼べないと思います。

意外と難問なので、最後は私の成功について記してごまかします(笑)

私にとってパチンコの成功とは、
自分が本当に楽しいと感じた機種で、
A)スペックに勝つこと、
B)収支プラスになること、
C)記録をつくること、
です。

A)あたりまえのことを、B)ばかにしないで、C)ちゃんとやる、そんな気持ちで毎日打ってます。





また、パチンコにはできることとできないことがあって、できたらいいなばかりですが、ブレストしてみました。

<できること>
技術介入
資金管理
記録をとる
台移動
店舗移動
打たないという選択(私はこれができません)

<できないこと>
出玉のコントロール
はまりを回避
思い通りに当りを引く
毎日勝つ


正しい選択をし続けるためには、正しい選択のステップがあり、選択している時の気持ちを日記に記録するのが効果的だからです。また、自分の経験を好きになることも重要で、だから楽しみながら自己満足全開で出来事とともに自分の考えをUPしています。

その理論的裏付けとなるノートの抜粋を掲載しておきます。

※コロンビア白熱教室 シーナ・アイエンガー教授の「選択」の講義(NHK教育)をまとめた。

◇選択の方法
経験に基づく直感による選択は正しい
・(人の知識の限界)わずかな違いは分らない。
  → 対処法:(1)省略する(2)分類する(3)整理する
・直観、第一勘はだいたい正しい。経験でより本筋を見つけられるようになる。
・情報に基づく直観によって決断する癖を身につける。

◇人生で幸福な選択をし続けるためには?
満足の積み重ねで正しい道が切り拓かれる・正しい選択のステップ
(1)選択日記をつける。とくに、選んでいるときの気持ちを書きとめる。
(2)選択を分類する。成功と失敗の分かれ目を考える。
(3)選択の結果を受け入れる。時には反省するが、いつまでも失敗をひきずらない。必ず次の選択に生かすことができるから、経験したことを好きになる。
・人生の目的をしっかりみつめ、目標設定をする。その逆算で正しい選択が導かれる。

◇別の視点からのまとめ
コロンビア大学シーナ・アイエンガー教授の「幸せになる選択」の結論をまとめると、
1)数値にこだわりすぎない。
2)直観と理性のバランスを考える。(現在この瞬間の満足と将来の満足の利害調整)
3)目的と手段を適合させる(手段=金を過度に期待しない。目的と取り違えない)

◇思考の傾向
クセや性格を理解すると選択が有利になる
・自分の選択は猿真似だと思われたくない。ユニークだと評価してほしい。
・人間の能力には限界があることを素直に受け入れることができない。
・3×3ルール:人の認知能力は、一度に把握できるのは大まかに3つ(とそれぞれ派生した3つの9通り)が限度。
・そもそも自分が何に向いているか、何を幸せと感じるかあまり分かっていない。好きなこと、得意なことを中心に省略分類整理を行うと効果的だ。
・選択にこだわる。技術を磨く。
「行動経済学」の知識(技術)は選択の満足度を劇的に改善させる。
(例)利益は確定したがるが、損失は取り返したい。このことにより過大なリスクをとってしまう。


これ、行動経済学の肝なんですが、ギャンブルも投資という観点から眺めると、あてはまります。
※キャッシュアウトフローとキャッシュインフローの差額が収支ということでは同じことです。

利益確定、すなわち、小さな勝利で満足してしまうのが人間の性ですが、これはもったいないんです。

一方で、負けた時は頭に血が上って恐怖心がふっとんでしまい、無謀な賭けに出てしまうのも人間の性です。

いずれにせよ、可能性が+になりやすいのか、マイナスのプロバビリティなのか、そこだけに集中して決断の判定基準とすることが求められるのです。

実際には、勇気をもってでっかく勝つことだけを追い続けるのがより安全なのです。

そして、私はまだ勉強中ですが、技術によって精度をあげることができるのがパチンコなんですね。

次の一手、最善手は何か、一手指したら「まった」はできません、サンドに諭吉をいれて交換した玉を打ちこんだら、もう後戻りはできなんです。そういう契約なのだから。結果に言い訳もできません。自己責任なのだから。

最善手をみつけるために、意味のありそうな選択肢を絞り込むのが「勘」なのです。膨大な選択肢をしらみつぶしに検討するのは、無理なので、失敗と成功の経験から
ときには他人の意見を参考に、効率よく幸せに近づく道を探り当てることになります。

でも、どこかで決断をしなけれいけないので、最後は信念、自信、イマジネーション、アートの世界だとおもってます。ここの論理の飛躍は、うまく説明できません。

もしかしたら、その決断は、負けへの最短距離かもしれないんです。逆に知らないところに成功の階段があるのかもしれません。

蓋然性、確実性を高めていけば、何度も何度も挑戦するうちに、望むむ未来(パチンコの話なので「期待値」といってしまいましょう)が手に入るという実証された法則なのです。

注意が必要なのは、結果しかみることができないのですが、なにか原因があって結果があるのです。結果から原因を特定することは、非常に難しいということだけ指摘しておきたいと思います。
※シンクロするのですが、時間の矢は過去から未来に向かって進む、一方通行だ(不変の原理)ということを記しておきます。


もうひとつ、好きな言葉に、「鏡をながめているだけでは、成長はない」というものがあります。これは、自分の姿=考え方だけみつめてどうどうめぐりしているだけでは進歩はなくて、多様な考え、異文化、個性と交流することでイノベーションが引き起こされるという姿勢を言っています。