皆さんこんにちは!西口吉宏です。
私の人生ストーリー50話完結編に、興味を持ってくださりありがとうございます。
56歳の私が、なぜこのような考え方、生き方、ライフコーチとして仕事をしているのか?
幼少の頃から時系列で遡り、その時どんな事をしていたのか?
どんな事を考えていたのか?
50話コツコツ、読んでいただくことにより、
皆様の人生に少しでもお役に立てることがあれば幸いです。
前回は、營業の仕事ってこういうことだったのかについて書きました。
今回は、期待していると、酷い仕打ちに思えること、今でも忘れることが出来ない事についてです。
当時、僕の仕事は注文建築の住宅の營業で、契約をいただくまでは無料で動くので奉仕の精神が必要でした。
見積もり・プランニングの依頼をいただくと
敷地の調査に現地と役所に行き
お客様のご要望を聞きに行き
プランニングに、設計事務所と打ち合わせ
プランと外観が決まれば、概算見積もり。
プレゼンまで何度も足を運び
お客様との信頼関係を築き、
最後に、契約のクロージングをします。
その時には、ある程度の値引きに対応できるように
事前に上司に了解を得て、望みます。
そこまで行くと、ご契約をいただける期待を抱いて行くのですが・・・
なぜ、期待するかと言うと、そこまで出すと大体はご契約になるのです。
断る人は、そこに至るまでにわかることが多かったのです。
今でも忘れられないケースがあります。
1:最初から調子のいい人の場合
見積もりを持ってクロージングまで、かなり順調に進みました。
ところが、いざクロージングとなると、かなり値引き交渉を言ってきたのです。
夜の20時に訪問して、その家を出たのは夜中の1時近くになった。
「値引きの枠以上にもっと値引き出来ないか」
上司に聞いて欲しいとねばられ、夜中に上司に電話して
「ここまで、値引きをするなら、契約することが条件です」
と言って、納得されたので
僕もほっとして帰った2日後に、他メーカーと契約したのでと断りの電話が入り
僕は愕然とした事があった。
2:常識のない人、優柔不断な人
上のケースと同じ様に、順調にクロージングまで進んだお客様。
この方は、かなり遠方の方で行くだけでも疲れる場所にお住まいで
やはり、最後に値引きを要求され、
「他メーカーのように電化製品をつけて欲しい」
「・・・・」
僕は、何度も説明しました。
「家の本質は、構造躯体で耐久性がポイントですよ」
その方には、目先のことで決められないようでした。
僕は、「10年で買い替えする電化製品で決められるなら、他メーカーでされてください」
と、言うと
「わかりました」
と、言われたので、遠い道のりを棒に振ったと帰ったのです。
ところが、2週間ほどして、そのお客様から会社に電話がありました。
「1回、お断りしたが、もう一度来て欲しい」
上司に電話応対してもらって、
僕はそんな人もいるのか?
「僕は、もういいです。」
今から考えると、見返りを期待しすぎていると、自分が辛い思いをするだけだった。
この当時、”ギブアンドテイク”とよく言われていたが
今でも、”ギブアンドギブ”でちょうどいい!
【今日の質問】
「あなたはどんな時に期待をしますか?」
今回も、最後までお読みいただきありがとうございます。
あなたの感想やコメントを頂けると嬉しいです。