今回の出張は部下の女性と一緒に回りました。
金曜日の午後に京都に到着した後、ちょっと観光しようということになり、仏像が好きという彼女の希望で三十三間堂へ行きました。
京都の神社仏閣は、たくさん行きましたが、私は仏像にほとんど興味がないので、三十三間堂は初訪問。
堂内は撮影不可なので、写真をお借りしますが、千手観音を中心として、左右に500体づつある千体千手観音立像は、見事としかいいようがありません。何か執念を感じますね。不謹慎だけど、この観音さんの上にダイブしたら、どんだけ痛いんだろうと、考えてしまいました。
そして湛慶作の千住観音座像が素晴らしい。500体の観音立像を見た後に、でっかい観音さんがどーんと現れるので、よりいっそう厳かさを感じます。仏像に興味がない私がみても感動したので、仏像好きにはたまらないでしょうね。修学旅行の子どもに良さが感じられるかどうかは、わかりませんが。
他にも風神雷神像や二十八部衆像など、国宝てんこ盛りです。
拝観のあとは、三十三間堂の外側をぐるり。
ここが有名な「通し矢」の会場。江戸時代に流行った、121mの軒下を矢で通す競技で、最高記録は8,685本。驚異的数字です。堂内には通し矢の歴史や当時の弓矢等も展示してあって、それも興味深かったです。
この後は、四条河原町に向かって、ぶらぶら散歩しました。
つづく。