令和4年3月の倶知安町定例議会が3月22日に終了しました。
新年度の予算審査特別委員会(以下、予特)8日から11日まで開かれ、質疑が行われました。
そして予算案は定例議会最終日の22日、原案の通り可決されました。
と書くと、あぁ、そのまま決定したんだなぁ、と捉えられるのですが、実は多くのやりとりがされています。
予特では通常、歳出(行政用語で支出の意味)がメインの質疑となります。
しかし今回、歳入での質疑でこんな一コマがありましたので、動画をリンクさせて頂きます。
音声が良くありませんが、10分程度に短く編集してあります。
職員は、これが模範解答と自信を持って答えていると思います。
役場の職員を責めるつもりは全くありません。
しかし、こういった状況に寄り添うのが政治ではないでしょうか。
ここは町長の出番です。何かできないのか。
このままでは、施設を所有・運営を一体で行なっている日本人の事業者がどんどんいなくなってしまいます。
実際売りに出されたり、すでに売却し、ニセコひらふを離れていく方も出てきております。
今のままでは先行きが不安だったり、収入のない中財産を売るしかないと考える人たちが増える。
コロナ融資の返済も迫ってきており、リスケは応相談だが、再融資を含めた相談には厳しい対応となっているようです。
そこに数百万単位の固定資産税の支払いが重なる。
払えないなら差し押さえれば良い?
そこに救いの手は必要ではないのか?こんな非常事態に杓子定規の考え方で進めて良いのか?
住民、事業者の皆さんがしっかりと復活するまでは公助が必要で時ではないでしょうか