ランチャー形式でレトロゲーム環境を整理してみた前回。

とっ散らかったゲームアドオンを整理する

既に、Leia環境ではlibretroを使用する方法で構築済み。
ただし、使用したソースやモジュールは、とっ散らかったまま放置。

v18を使い続けるなら、それで良かったのだが、唐突にv19での問題が解決。

完全決着 Matrix + ラズパイ3

そんなことで、常用するkodiをラズパイ3 + v18からv19にシフトした。
次は、上記ありさまのゲームアドオンを新しい環境にセットアップする。

v18にインストールした際は散々と躓いたので、今回はバイナリモジュールを多用しなが無駄な手間を掛けない。

まずはコントローラが使えないと話しにならない。
以前に500円で購入したSNESコントローラを試してみる。



悪い予感がしていたのだが、その通りになった。
どのキーを押しても反応しない。

前環境のsdカード内を探ってみるとjoystickアドオンのソースが見付かった。
そうそう、思い出した。
ドライバが足りなかった事を、すっかり忘れていた。
前回は、kodiのアドオンリポジトリに無かったのでソースから用意したのだ。

しかし、今回はシンプル且つスマートを目指す。
念のため、ラズパイからリポジトリを探てみる...
やはり有った。

kodi-peripheral-joystick

また、同時にlibretroのモジュールを見つけたのでインストールしておく。

kodi-game-libretro

いやはや、殆どの作業はこれで完了してしまった。

残り必要なものは、ゲームターゲット別エミュレータのモジュールだけ。
windowsやandroidではアドオンリポジトリに用意されている。
しかし、ラズパイでは流石に一手間必要になる。
ただ、要のモジュールさえ用意すれば、後は当該アドオンからインストールするだけ。

今回入れたのはレトロゲームの定番mameを選択する。
エミュレータのモジュールは、前回一度ビルドしている。
しかし、これもまたバイナリモジュールがある。

これらモジュールは、retroarchで使用するものと同じで事足りる。
retroarchでは、各種エミュレータモジュールを設定からダウンロード出来る。
以前のブログで記したように、最終的にはそれらを使用した。

Matrixでレトロゲームが出来...

目的のモジュールを手に入れたなら、後はkodiアドオンとしてインストールするだけ。
各種モジュールに応じたアドオンはkodi-gameに用意されている。

Kodi game-related extensions

最後に、取得したアドオンのCMakeLists.txtに定義されているモジュール名と当該バイナリファイル名を合せる。
後は、makeするだけ。

以上、結局はラズパイでも手間なく構築出来た。



これで、RetroPlayerからゲームを起動することが出来るはず。
RetroPlayerはkodiにbuilt-inされているので親和性も良く不満はない。

ただ、RetroPlayerと連携できるランチャーは、相変らず見あたらない。

残念...