先日、KODI 22のBeta版が出た。
Alpha1で散見された不具合の殆どはAlpha3では解消されている。

自身もAlpha3を使用しているのだが、この安定感からしてBeta版に更新しても困ることはないだろう。
そして、この機に使用するラズパイもBookwormからTrixieにアップデートした。



いずれの作業も滞りなく終えたのだが、Raspberry Pi OSを更新した事が思わぬトラブルを招いてしまった。

KODIのビルド完了後にdebパッケージからインストールする際、必要なモジュールが足りないとのメッセージが...
どうもCECアダプターが依存するモジュールのバージョン合っていないとの事。
Trixie標準のものは新し過ぎるらしい。
解決方法としては、KODIのビルドオプションで内部モジュール(ENABLE_INTERNAL_CEC)を使用するればよい。
そもそも自身はモニターを用いてラズパイ3にリモコンデバイスを接続しているためCECは無効にしている。
よって、いずれ対応されるまではスルーすることにした。

次にKODI終了メニューの選択項目が終了の一択になっている事。
これまではpolkitに権限を制御する定義を追加してシャットダウン、サスペンド等の必要なものを許可していた。
しかし、Trixieからは定義する代りにスクリプト形式を用いるように変更されていた。
このスクリプト、ネット上に投稿されていたものをそのまま用いることで解決した。

これで終りかと思った矢先、USBメモリーの活線挿抜が機能しない事が判明。
これまでは設定せずともKODI側では認識していたのに、USBメモリーを差してもを認識してくれない。

いろいろ調べてみたのだが、根本的な原因は分らず。
Trixieになり何らかの制限が加わったのかもしれない。
解決策として、fstabに使用するUSBデバイス情報を予め定義すれば変りなくKODI上から使用できる。

最後に、悪い話をひとつ。
Omega、Nexusにあったフォントキャッシュの問題は依然と残ったままのようだ。
この不具合はフォントキャッシュサイズをオーバーした際にクリアされず、画面上の文字が消えるというもの。
発生する環境としてはラズパイ3で言語を日本語とした場合でのみ確認している。
英語では使用する文字数が少なく当該の不具合が発生しないのではなかろうか。

この不具合が修正されるより、KODIの必要スペックがラズパイ3の性能を超えるのが先かもしれない


いずれにせよ、Piersの正式版リリースが待たれる。