昨今の例に漏れず五稜郭タワーもチャイニーズわらわら。展望チケット売り場も長蛇の列です。並ぶよりも先に冷えた軀を暖めようとジューススタンドで珈琲と豚まんを購入。椅子に腰掛けて豚まんを食べながら周囲を見ていると、ソフトクリームを食べてる人やビールを飲んでいる人が結構います。見ているだけで、また軀が冷えそうですが、観光バスや車で来ている人達はそれ程寒さを感じないのでしょうね。さて燃料を焚べて体温も上がったので、タワーに上がりましょう。
やはり五稜郭の見える窓は人集りがべったり。こうして見ると、天守のない五稜郭は高い所から眺めるのが正解ですね。
美しい五芒星形ですが、箱館戦争では要塞としては余り機能しなかった様ですね。大砲の性能も築城時より上がっていたのでしょうか。
夜に向かう予定の函館山。
五稜郭と言えば荒木飛呂彦wじゃなくて土方歳三。榎本武揚でも武田斐三郎でもなくて土方歳三というのが、日本人の判官贔屭的な心情の現れなんでしょうか。
タワーの下にも荒木飛呂彦(もうええってw) やっぱり土方歳三は人気ありますね。
雲の合間に陽も差し暖かくなってきました。さあ一の橋を渡って五稜郭へ行ってみましょう。
右手に見える二の橋を渡ると五稜郭。こうして同じ高さで見ても当然の事乍ら五芒星の形は分かりませんね。
五稜郭は公園として無料開放されていますが、復元建築された箱館奉行所の入館は有料です。
昭和60年から発掘調査を始め、様々な資料を調査し平成18年に着工、4年後の平成22年に完成しています。
時代劇のロケに使えそうですね。役所なので装飾は控え目って感じでしょうか。でも余りに綺麗で旅館の様にも見えますw
屋根裏の梁なんかも再現されている様です。
箱館戦争の時に艦砲射撃の的になった太鼓櫓。
お白洲があった場所。ここは復元されていませんでした。そう言えば時代劇のお白洲で裁きのシーンって当然ながら雨はないのですが、実際にはどうしてたんでしょうね。雨は順延?
復元されているのは一部の建物で、その他の建物跡は縄張りで示されていました。土塁の上も道になっており市民が犬の散歩をしている姿も見られました。桜の樹も多く、春には美しい景色が広がることでしょう。
五稜郭が造られた時から唯一現存している土蔵。雲が増えてまた寒くなってきました。
土蔵の隣に復元された板蔵が土産物店になっていて、寒さ凌ぎにそこでココアを飲み「食べていいオソマ」を買って、昼御飯を食べる為に五稜郭を後にしました。
近くにあった「麺や 天嶺」で、1番人気でオススメの特製味噌ラーメンを頂きました。
麺リフトは箸が下手くそなのでチャーシューリフトにしましたw 炒めた野菜が沢山で、チャーシューは厚さ1cmくらい。とても美味しかったです。
熱い物を食べると直ぐに汗が吹き出すのですが、強風のなかを歩くとあっと言う間に冷えてきました。通りすがりに見かけた函館市北洋資料館へ。入館料は100円という安さですが、展示物はなかなか面白かったです。
入館して直ぐにシロクマの剥製。毛並がいいですね。
トドの剥製も迫力ありました。日魯漁業(あけぼのブランドの鮭缶を作った会社)関連の展示もあり、展示物はマルハニチロから提供されているようです。
アイヌ語で美しい嘴を持つ鳥という意味のエトピリカ。北洋漁業、北方漁業、蟹工船関係の展示物もあり100円以上の価値はありましたね。
今上陛下が皇太子時代に体験した北洋航海体験室も入ってみました。上手い具合に外洋船の揺れを再現していて、スクリーンを見ていると船酔いしそうになりましたわ💦
昭和のアトラクションの趣きです😆
夜に備えて一旦ホテルへ戻り、寒さ対策を万全にします。
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭𓂃 𓈒𓏸






















