永劫回帰 -2ページ目

永劫回帰

価値なき存在

 
 
 
 
五稜郭からホテルまで戻る途中、ドラッグストアで厚手のタイツを購入。これと持って来た薄手のダウンジャケットを着れば、寒さ対策は万全です。
 
 
函館市電で十字街停留場へ行き、函館山ロープウェイで山頂までのつもりでしたが、残念な事にロープウェイは点検休業中で、函館駅からのバスで向かうことにしました。
 
着く頃に夜景の時刻だからなのか、ロープウェイ運休のせいなのかバスは満員でしたが、20分程で函館山山頂駅へ到着です。途中、山道のカーブを曲がり開けた場所で夜景がチラリと見えた時には、大勢の乗客が同時に歓声を上げていました。
 
 

 

薄暮の山頂は黒山の人集りで、観光バスの支那人(台湾人と違って声がデカイw)とカップルばかりといった様相。わたしのような独りのオッサンはいませんでした😄

 

 

 

人気の一番高い場所の展望台は、もう人がみっしりで人酔いしそう。写真を撮ったら直ぐに退散です。

 

 

 

とても美しい風景でした。流石、日本三大夜景と言われるだけはあります。

 

 

 

海に囲まれているのも良いですね。しかしスマホのカメラの性能は凄いものです。

 

 

土産物店でモケケを数種類購入して、バス停へ向かうと恐ろしい程の行列😨 展望台と土産物店を合わせても30分程しかいなかったのですが、帰路のバス待ちで小一時間。寒さが堪えましたよ🥶 カップル達の熱量🔥で辛うじて凍死は免れましたが🤣

 

 


何とか凍える前にバスに乗れて、函館駅へ戻って参りました。ひかりの屋台 大門横丁へレッツラゴー!

 

大門横丁の大門は嘗て存在した函館遊郭が建てたコンクリート製の門に由来しているそう。大門通りと呼ばれた賑やかな通りだった様です。繁華街のルーツを辿ると色街だったと言うのはよくありますね。


 

函館市中央図書館デジタル資料館より

 

立派な門で通りも広い(火除地の意味合いもあるのかな?)。大門には函館遊郭の別称「辰巳の里」(大森遊郭とも呼ばれた)と書かれていますね。この大門が実際に何処にあったのかは不明ですが、大門横丁付近ではないようです。絵葉書の画像の奥に薄っすらと見えるのは神社かな?それとも妓楼?大森稲荷神社だとすると場所が判るかも。もう少し写真を探して検証してみましょう。

 

 

函館市中央図書館デジタル資料館より

 
年代は前の写真より古そうですが、こちらの写真では社殿がはっきり写っています。門には函館遊郭と書いてあります。
 
 
 

函館市中央図書館デジタル資料館より

 

この写真にも社殿が確認できます。

 

 

函館市中央図書館デジタル資料館より

 

この写真は昭和9年の函館大火で焼け野原となった遊郭と街の惨状。大門の柱は焼け残り、大森稲荷神社の鳥居(現二の鳥居)も残っています。これらの写真からAIに大門から大森稲荷神社までの距離を訊いたところ300m弱と返答。しかし大森稲荷神社は別の場所にあり、これは小さな祠だと言う。AIの言う大森稲荷神社の住所は明治40年の大火で類焼するまであった場所で、明治43年には現在地に移転しています。むむむ???函館遊郭は明治40年の大火で焼失した台町遊郭と蓬莱町遊廓が明治42年頃に移転して出来たのでおかしいと訊くと、そこから言い訳、嘘を連発し千三つ状態w 挙句に前言を否定し大門と大森稲荷神社の距離は1.4㎞だとか言い出す始末。それだと函館駅(駅と神社間は約1km)より遠くに大門があるのか?と訊くと、そうだと言う。もうメチャクチャでござりますがなwww 間違いを認めない馬鹿なAIはもうどうでも良かったのですが、ここはガチ詰めで型に嵌めてやろうwと今昔マップと国土地理院で旧版地図を当たりました。

 

 

「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成

 

ここに記載されているのは大門じゃないのか?と訊くと、そうだと答える。じゃあ右下の大森稲荷神社までの距離は?と訊くと1.4㎞と答える。近く見えるのは錯覚だとか、もうね幼児でももっとマシな嘘を吐くやろwww

 

 

「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成

 

今昔マップで距離を測ってみたところ267m。AIの野郎は今昔マップが間違えているとか、斜距離は違う(高低差1.4kmの崖かな?w)とか、まだ認めないのでグーグルマップに落として示したら、最終的に勘違いだとか言い訳しながら全部嘘でしたと認めやがったわwww AIは人を陥れる為のツールだな。連中、詐欺師のghostを持ってんのかな?😁

 

 

「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成

 

 

青丸が大森稲荷神社、赤丸が大門、緑丸が大門横丁という位置関係になりますね。現在大門地区というのは国道278号線の両側に広がる繁華街を指すようです。

 

 

 

さて大門横丁に到着、どの店にしようかとぐるぐる回ってみました。

 

 

 

色んな店があります。人気店らしい店は何処も満席です。

 

 

 

何を食べるかなあ。でも軀が冷え切っているので熱燗呑みたいなぁ。

 

 

 

丁度、客が捌けて店主が片付けをしていた店に入ってみました。

 

 

 

「函館おばんざい 酒肴」はL字型カウンターのみの小ぢんまりとしたお店です。店主はわたしより少し年配で人当たりが良く、話好きの方でした。これくらいの時季から函館山で凍えて、熱燗を求めて来る観光客が多いそうです。

 

 

 

席は7つくらいでしょうか。メニューのネーミングがなかなか面白く、創作料理が多いようです。取り敢えず熱燗とおまかせコースを頼んでみました。

 

 

 

タチぽん。白子大好き人間には嬉しい1品。ウマウマです。しかしなんで鱈の白子をタチと言うんやろか?

 

 

 

牛の煮込み?。柔らかくて美味し。他にも色々出てきたのですが、店主と話が弾んで写真を撮り忘れておりました😅

 

 

 

地酒 五稜を頂きました。中口の味わいで食中酒にぴったりです。常連の可愛らしい若い女性が来て函館推しの話をアレコレと。

 

 

 

酒も会話も進んで、白子出汁バターで今宵の〆といたしました。いやあ満足満足w

 

 

明日は函館の街をアチコチ徘徊します。

 

 

 

 

𝑇𝑜 𝐵𝑒 𝐶𝑜𝑛𝑡𝑖𝑛𝑢𝑒𝑑...