タマネギの流氷漬け -3ページ目

タマネギの流氷漬け

将棋を中心に、長男・次男の少年野球等、子供たちの日々の感じたことに対して書いていきます。

<随時更新中!>

藤井聡太四段。彗星の如く現れた若干14歳の中学生棋士である。公式戦目下19連勝中(5/25現在)!破竹の勢いで勝ちまくっている。abema社企画の炎の七番勝負でも並み居る棋士を薙ぎ倒し、最後には羽生三冠まで破ってしまった。

 

New!→なんとあの近藤五段に大幅に持ち時間を残して圧倒的な勝利を飾りました!相掛かり戦で自陣を銀冠に変化させる手順は非常に参考になりました。

 

次回の対戦は6/2棋王戦予選決勝の澤田真吾六段戦です。澤田六段は17歳でプロ棋士になり、今や脂の乗り切った25歳で、過去竜王ランキング戦にて連続昇級を2回果たし六段の段位を得ている強豪です。最近では王位戦挑戦者決定戦まで勝ち進み、藤井四段自身も王将戦準決勝でも当たっている藤井四段にとっての何度も立ちはだかる好敵手になるはずです。これからの二人の歴史を綴る上でもぜひ熱戦を期待します!

 

 

 

後 加藤一二三九段 12/24 竜王戦6組1回戦
先 豊川孝弘七段 1/26  棋王戦予選1回戦
後 浦野真彦八段 2/9   竜王戦6組2回戦
先 浦野真彦八段 2/23  NHK杯予選1回戦
先 北浜健介八段 2/23  NHK杯予選2回戦
先 竹内雄悟四段 2/23  NHK杯予選3回戦

後 有森浩三七段 3/1   王将戦1次7組1回戦
後 大橋貴洸四段 3/10  新人王戦 1回戦
先 所司和晴七段 3/16  竜王戦6組3回戦
10先 大橋貴洸四段 3/23  棋王戦予選2回戦
11後 小林裕士七段 4/4   王将戦1次7組2回戦
12先 星野良生四段 4/13  竜王戦6組4回戦
13後 千田翔太六段 4/17  NHK杯本戦1回戦

14後 平藤眞吾七段 4/26  棋王戦予選3回戦
15後 金井恒太六段 5/1   竜王戦6組準決勝
16後  横山大樹アマ 5/4       新人王戦2回戦

17後  西川和宏六段 5/12     王将戦1次7組3回戦

18後  竹内雄悟四段 5/18    加古川青龍戦1回戦

19後  近藤誠也五段 5/25    竜王戦C組予選6組決勝

 

 

<進行中>(リンクあり)

第43期棋王戦 予選6組決勝  澤田真吾六段  6/2

第2回上州YAMADAチャレンジ杯 1回戦 都成竜馬四段  6/7

第76期順位戦 C級2組1回戦   瀬川晶司五段  6/8

第67期王将戦 1次予選7組準決勝 澤田真吾六段6/15

第76期朝日杯 1次予選1回戦    未定        6/24

第30期竜王戦 本戦1回戦       増田康宏四段 6/26

第76期順位戦 C級2組2回戦   中田 功七段  7/6

第76期順位戦 C級2組3回戦   高見泰地五段  8/1

第48期新人王戦 3回戦        佐々木大地四段 8/4

第89期棋聖戦 1次予選ハ組1回戦 西川慶二七段  8/9

第67回NHK杯戦 本戦2回戦    森内俊之九段  9/11

第7期加古川青龍戦 2回戦     未定

第3期叡王戦 段位別予選組み合わせ発表会 5/30

              四段戦1回戦 未定

       四段戦2回戦 未定

 

 

 

<随時更新中!>

藤井聡太四段。彗星の如く現れた若干14歳の中学生棋士である。公式戦目下19連勝中(5/25現在)!破竹の勢いで勝ちまくっている。abema社企画の炎の七番勝負でも並み居る棋士を薙ぎ倒し、最後には羽生三冠まで破ってしまった。

 

New!→なんとあの近藤五段に大幅に持ち時間を残して圧倒的な勝利を飾りました!相掛かり戦で自陣を銀冠に変化させる手順は非常に参考になりました。

 

次回の対戦は6/2棋王戦予選決勝の澤田真吾六段戦です。澤田六段は17歳でプロ棋士になり、今や脂の乗り切った25歳で、過去竜王ランキング戦にて連続昇級を2回果たし六段の段位を得ている強豪です。最近では王位戦挑戦者決定戦まで勝ち進み、藤井四段自身も王将戦準決勝でも当たっている藤井四段にとっての何度も立ちはだかる好敵手になるはずです。これからの二人の歴史を綴る上でもぜひ熱戦を期待します!

 

 

 

 

 

 

後 加藤一二三九段 12/24 竜王戦6組1回戦
先 豊川孝弘七段 1/26  棋王戦予選1回戦
後 浦野真彦八段 2/9   竜王戦6組2回戦
先 浦野真彦八段 2/23  NHK杯予選1回戦
先 北浜健介八段 2/23  NHK杯予選2回戦
先 竹内雄悟四段 2/23  NHK杯予選3回戦

後 有森浩三七段 3/1   王将戦1次7組1回戦
後 大橋貴洸四段 3/10  新人王戦 1回戦
先 所司和晴七段 3/16  竜王戦6組3回戦
10先 大橋貴洸四段 3/23  棋王戦予選2回戦
11後 小林裕士七段 4/4   王将戦1次7組2回戦
12先 星野良生四段 4/13  竜王戦6組4回戦
13後 千田翔太六段 4/17  NHK杯本戦1回戦

14後 平藤眞吾七段 4/26  棋王戦予選3回戦
15後 金井恒太六段 5/1   竜王戦6組準決勝
16後  横山大樹アマ 5/4       新人王戦2回戦

17後  西川和宏六段 5/12     王将戦1次7組3回戦

18後  竹内雄悟四段 5/18    加古川青龍戦1回戦

19後  近藤誠也五段 5/25    竜王戦C組予選6組決勝

 

 

<進行中>(リンクあり)

第43期棋王戦 予選6組決勝 澤田真吾六段 6/2

第76期順位戦 C級2組1回戦  瀬川晶司五段 6/8

         2回戦   中田 功七段 7/6

                  3回戦   高見泰地五段 8/1

第67期王将戦 1次予選7組準決勝 澤田真吾六段

第89期棋聖戦 1次予選ハ組1回戦 西川慶二七段

第67回NHK杯戦 本戦2回戦       森内俊之九段

第48期新人王戦 3回戦     佐々木大地四段

第2回上州YAMADAチャレンジ杯 1回戦 都成竜馬四段

第30期竜王戦 本戦1回戦       増田康宏四段

第7期加古川青龍戦 2回戦       未定

第3期叡王戦 段位別予選組み合わせ発表会 5/30

 

 

<随時更新中!>

藤井聡太四段。彗星の如く現れた若干14歳の中学生棋士である。公式戦目下18連勝中(5/18現在)!破竹の勢いで勝ちまくっている。abema社企画の炎の七番勝負でも並み居る棋士を薙ぎ倒し、最後には羽生三冠まで破ってしまった。

 

これまでの対戦の軌跡と今後のスケジュールを記しました。

 

New!→

 

次回5/25(木)は19連勝が掛かった竜王戦予選決勝近藤誠也五段との対局です!近藤五段は年齢は20歳と若く、デビュー戦はなんと藤井四段と同じ加藤一二三九段!しかも勝ってます。その後初NHK杯の本戦参加や四段での王将リーグ入りの快挙を遂げるなどこちらも今後の将棋界を背負う期待のホープです。

ここからは難敵揃いです。ぜひ手に汗にぎる熱戦を期待します!

 

 

後 加藤一二三九段 12/24 竜王戦6組1回戦
先 豊川孝弘七段 1/26  棋王戦予選1回戦
後 浦野真彦八段 2/9   竜王戦6組2回戦
先 浦野真彦八段 2/23  NHK杯予選1回戦
先 北浜健介八段 2/23  NHK杯予選2回戦
先 竹内雄悟四段 2/23  NHK杯予選3回戦

後 有森浩三七段 3/1   王将戦1次7組1回戦
後 大橋貴洸四段 3/10  新人王戦 1回戦
先 所司和晴七段 3/16  竜王戦6組3回戦
10先 大橋貴洸四段 3/23  棋王戦予選2回戦
11後 小林裕士七段 4/4   王将戦1次7組2回戦
12先 星野良生四段 4/13  竜王戦6組4回戦
13後 千田翔太六段 4/17  NHK杯本戦1回戦

14後 平藤眞吾七段 4/26  棋王戦予選3回戦
15後 金井恒太六段 5/1   竜王戦6組準決勝
16後  横山大樹アマ 5/4       新人王戦2回戦

17後  西川和宏六段 5/12     王将戦1次7組3回戦

18後  竹内雄悟四段 5/18    加古川青龍戦1回戦

 

 

 

 

 

<進行中>(リンクあり)

第30期竜王戦 C組予選6組決勝 近藤誠也五段 5/25

                         ニコニコ放送決定

                         AbemaTV放送決定!

                         将棋連盟ライブ中継(無料)

 

第76期順位戦 C級2組1回戦   瀬川晶司五段 6/8

                   2回戦  中田  功七段 7/6

                   3回戦  高見泰地五段 8/1

第67期王将戦 1次予選7組準決勝  澤田真吾六段

第43期棋王戦 予選6組決勝     澤田真吾六段 

第67回NHK杯戦 本戦2回戦     森内俊之九段  

第48期新人王戦 3回戦     佐々木大地四段

第2回上州YAMADAチャレンジ杯 1回戦 都成竜馬四段

 

 

 

 

<随時更新中!>

藤井聡太四段。彗星の如く現れた若干14歳の中学生棋士である。公式戦目下17連勝中(5/12現在)!破竹の勢いで勝ちまくっている。abema社企画の炎の七番勝負でも並み居る棋士を薙ぎ倒し、最後には羽生三冠まで破ってしまった。

 

これまでの対戦の軌跡と今後のスケジュールを記しました。

 

New!→将棋・藤井聡太四段、歴代7位タイ18連勝か!?AbemaTVで竹内雄悟四段戦を緊急生中継!

 

次回5/18(木)は18連勝が掛かった加古川青龍戦竹内雄悟四段との対局です!竹内四段は25歳でプロ入りした苦労人。好不調の波はあるものの、定跡に捉われない変則的な棋風が持ち味であり入玉形も厭わないため、藤井四段が自分のペースに持ち込めるかどうかが勝負の分かれ目。

 

 

さて、勝負の行方はどうなるでしょうか・・・・

 

 

後 加藤一二三九段 12/24 竜王戦6組1回戦
先 豊川孝弘七段 1/26  棋王戦予選1回戦
後 浦野真彦八段 2/9   竜王戦6組2回戦
先 浦野真彦八段 2/23  NHK杯予選1回戦
先 北浜健介八段 2/23  NHK杯予選2回戦
先 竹内雄悟四段 2/23  NHK杯予選3回戦

後 有森浩三七段 3/1   王将戦1次7組1回戦
後 大橋貴洸四段 3/10  新人王戦 1回戦
先 所司和晴七段 3/16  竜王戦6組3回戦
10先 大橋貴洸四段 3/23  棋王戦予選2回戦
11後 小林裕士七段 4/4   王将戦1次7組2回戦
12先 星野良生四段 4/13  竜王戦6組4回戦
13後 千田翔太六段 4/17  NHK杯本戦1回戦

                      5/14放映予定)

14後 平藤眞吾七段 4/26  棋王戦予選3回戦
15後 金井恒太六段 5/1   竜王戦6組準決勝
16後  横山大樹アマ 5/4       新人王戦2回戦

17後  西川和宏六段 5/12     王将戦1次7組3回戦

 

 

 

 

<進行中>(リンクあり)

第7期加古川青龍戦 1回戦   竹内雄悟四段 5/18

             abemaTV放送決定!

第30期竜王戦 C組予選6組決勝 近藤誠也五段 5/25

                           ニコニコ放送決定

 

第76期順位戦 C級2組1回戦   瀬川晶司五段 6/8

                   2回戦  中田  功七段 7/6

                   3回戦  高見泰地五段 8/1

第67期王将戦 1次予選7組準決決勝  澤田真吾六段

第43期棋王戦 予選6組決勝      澤田真吾六段 

第67回NHK杯戦 本戦2回戦    森内俊之九段  

第48期新人王戦 3回戦 甲斐三段 or 佐々木大四段

第2回上州YAMADAチャレンジ杯 1回戦 都成竜馬四段

 

 

 

 WBCが終わった。世界一を奪還するものだと誰もが疑わなかった日本が準決勝で惜しくも敗退した。項垂れる選手達。敗因は2度の守備の乱れ。しかし全体の流れとしてはホームランで一点獲ったにせよ日本が点を獲る雰囲気が感じられなかった。そう、手元で動くあのムービングボールに対して最後まで攻略できず、守乱をリカバリーすることができなかった、打力の負けであるとも言える。

それは対戦する前から分かっていた課題であったが、実際はより動いたということなのだろう。そういう意味では一発勝負の怖さを思い知らされた。

同様の意見がYahoo!の記事にあったので下に抜粋する。


『多くの投手が90マイル台後半(150キロ後半)のツーシーム、それぞれの決め球を持ち、そのムーブメントは日本の打者を悩ませ続けた。攻めあぐねたのはアメリカも同じでも、日本の打球の力のなさは際立った。菊池の1発以外、正直、日本打線から得点の予感はほとんど感じられなかった。


 冒頭で述べた通り、ついに訪れた8回のチャンスでも、ここまで6連勝の立役者の1人になった筒香が沈黙。期待を持たせた4番打者の打球が力なくライトのグラブに収まった瞬間、日本の第4回WBCは終わった。


「あれだけの選手たちがなかなか芯で捉えることができない。普段からそういうボールに対してプレーをしているわけではない。メジャークラスの動くボールへの対処には難しさを感じました」


 小久保監督のそんな言葉には、隠しきれない無念とともに、相手投手から力の差を見せつけられたことへの諦観も感じられた。試合自体は紙一重でも、投打の勝負ではおそらく力負け。それゆえ、例え1点差ではあっても、この日の日本の敗北はやはり順当な結果だったように思えてくるのである』



さて、これは将棋ブログである。そこでこれらを近々に控える電王戦に敢えて例えてみる。

⚫アメリカ→Ponanza
【強み】
ムービングボール→定跡に囚われない奔放な指し手
一発の恐怖がある→詰みを発見すれば長手順であっても詰ましに来る
【弱み】
先取点はとられることが多い→手の広い序盤は不得意

⚫日本→佐藤名人
【強み】
スモール野球(確実な野球)→受け潰しが得意技

【弱み】
力勝負に弱い→詰むや詰まざるやといった局面は圧倒的に不利

ここで注目したいのはムービングボールならぬPonanzaの序盤の奔放さである。これは慣れるしか無い訳だが、野球ではピッチャーを貸し出すなど考えられないが、電王戦にはこの貸し出しルールがあるのである程度慣れることは可能であろう。

このような分析?から考えると「序盤のムービングボールに慣れて、点差を広げて終局まで突っ切れるか」が勝利の絶対条件になるが、この度のPonanzaも事前研究にすっぽり嵌まることを防ぐため、序盤においてはある程度強さを犠牲にしてでも、その奔放さに加え、ランダム性を優先させているはずなので、佐藤名人が想定局面に誘導できるかどうかは半ば運次第である。

ここで注意しておきたいのは貸し出しルールに囚われて、想定局面に誘導することに必死になり過ぎてしまうことである。大事なことはあらゆる変化球に対しても「それも想定内」と感じれるような平常心を保てるようにPonanzaの棋風を把握することである。そうすれば普段通りの威風堂々とした名人らしい将棋が観れるような気がする。

それが勝負の急所でもあり、案外盲点にもなるのではないだろうか。まあ名人なら百も承知であろうが。

さて名人とコンピューターとの頂上決戦は、Ponanzaが佐藤名人をも飲み込んでコンピューター界のみならず人間界も支配した絶対王者となるのか、はたまた佐藤名人が最後の砦として立ち塞がるのか注目である。

佐藤名人がんばれ❗






12月4日、11日に行われた第二期叡王戦にて両日とも勝利を収めた佐藤名人が叡王に輝いた。

二局とも佐藤名人の手堅い指し回しが随所で光った。第一局の8一歩と5一歩の自陣歩、第二局の後手の猛攻を受け止める5七角がその最たるものだ。石橋を叩いて渡るかのような用心深さは、最強の破壊力を持つPonanzaの攻撃をいなし、捩じ伏せることが人類でも可能なのではないか、という希望を抱かずにはいられない。

しかし対する千田五段も第一局の玉立ち、そして結果こそ裏目に出たが自陣飛車からの飛車浮きとその異才振りをいかんなく発揮した。但しこの第一局のハイライトシーンでは両者を上回るPonanzaの読みがあったことだけは実に印象的だ。
(叡王戦第一局観戦記より抜粋)













二局を通して考えると、千田五段の日々コンピューターを相手に将棋の本質に迫ろうというある意味邪道であり、蕀に満ちた道を脇目も振らずひたすら突き進む一途な姿勢が、今まさに開花しようとしているのではないだろうかとも思えてくる。


Ponanzaにとっては千田五段が登場した方が嫌だったかもしれない。その圧倒的な研究で丸裸にされ、まさにアンチコンピューター戦略で攻められるのが容易に予想されるからだ。善戦むなしく惜しくも敗退した千田五段であるが、棋王戦の挑戦者になったというニュースも飛び込んできたので、その鬱憤を渡辺棋王にぶつけ、一泡吹かせてほしい。


さあ、来年遂に名人(叡王)vs電王という将棋界史上初の夢の対戦が開催される。電王にはプロ棋士に未だ無敗のPonanzaが鎮座している。佐藤名人にとっては名人戦がその後に待ち構えているためPonanza対策に専念しづらい環境であり、不利感は否めないがそこは名人。たとえ眼前に道がなかろうとも、己を信じ一心不乱に突き進んで自ら道を切り開いてほしい。そして勝利をもぎ取り『まだ人類が強い』ことを証明してほしい。本当に。
静岡市清水の『まある』に行くついでに富士山コスプレ世界大会を覗いてきました。世界といっても日本人しかいませんでしたので世界コンピュータ将棋選手権と意味合いは似てるのかなと(笑)

嫁と子供で行ったので、滞在時間は5分程、嫁曰く「何が面白いのかさっぱり~」、子供曰く「何で女の人の絵が書いてある車がいっぱい並んでるの?」。

嫁と子供らがクレープ売り場に吸い込まれた隙に気になるコスプレイヤーと痛車をスマホでパチリ。私はそれで心がほくほく。ところで誰のコスプレなんでしょうね。まあそんなことは可愛いけりゃどうでもいいんです。清水エスパルスもJ1に上がり今一番清水は盛り上がってます!
ではまた!








うちの坊主も負けじと




久し振りにブログを更新します。但しこんな形で更新するとは夢にも思っていませんでしたが(苦笑)

今回のソフト不正疑惑の要点は、そもそも
三浦九段が棋風を大きく変えるような指し方を最近し始めて、それがソフトのような妙に違和感のある指し方で、しかもタイトルホルダーも含めた名だたる対局者らが圧倒されたというのも、その疑惑を色濃いものに向かわせた。

ここで今回の事の成り行きを以下推察すると、

~対局者~
対局者A「なぜこれほどまでに急激に踏み込みが良くなったのか?」B「攻めたと思ったら急に守ってくる。波長が合わないな」

→頻繁に終盤離席

A「これは何かやってないか?」B「そうだ。絶対に何かやってるに決まってる。なぜなら三浦九段はあのような踏み込みの良い棋風では無かったはず。ソフトを使ってるに違いない。そう考えないと不自然過ぎる」

→対局中の将棋ソフトの不正使用を強く疑う。時を同じくしてこの頃に『技巧』というPonanzaに匹敵する程の最強ソフトが無料公開され、スマホ上でも操作できるようになっていた

→しかも三浦九段の勝利した最近の対局の棋譜の解析をするとその『技巧』の最善手との一致率が80%という高確率に

A,B「これはクロ確定だ」
対戦相手のC,D,Eからも三浦精査の依頼あり

→連盟に告発(5人とあるが、それが繋がりの無い5人なのか、研究会の仲良し5人なのかは不明)

~連盟~
→「5人もの棋士が言ってきたのだから間違いない。一致率、離席の多さも含めクロ確定です。これでそのまま放置して三浦九段が竜王になった後で不正が公になればスポンサーは離れ、将棋界は崩壊する」「一刻も早く三浦の竜王戦への挑戦を止めさせるべき」→「不正をしていない?既に確たる証拠【一致率、離席の多さ、5人の棋士の言質】は押さえている。正直に白状しなさい」「開催も迫り、代役の依頼も早急に行いたいので、一刻の猶予もない。やってる云々まではもう問わないから『体調不良』として休場届けを出して竜王戦の出場を辞退しなさい」「期日は明日の15*00まで」

~三浦九段~
私は何一つやましいことはしていない。よって『休場届け』自体出す理由が無い。

~連盟~
本人から『休場届け』が無かったので、年内の対局を禁止処分にします。この件で詳細な調査は済んでいるのでこれ以上は追求は行わない(クロだと確定してしまうと新たなクロ探しに火がついて収集がつかなくなるのでこの辺で手打ちにしてあげましょう)。

と、こんな感じだろうか。本人の反論文でソフトを自宅で使って研究をしていたとあったので、棋風が変わるのは実は至極当然なのかもしれない。そのソフトが自身よりも圧倒的に強かったなら尚更その指し方に陶酔して真似ようとするからだ。森下卓がツツカナを研究に使用して、人との対局に怖れなく踏み込んで来るようになったのと似ている。

このような問題はソフトの凄まじい棋力の進歩を考えると、遅かれ早かれ誰しもが容易に想像できた事例だ。よって規制をかけるのが連盟は遅すぎたのが一番の原因。よって今回の件も、判断が拙速で証拠も開示していない所をみると連盟の形勢不利は否めない。

しかし、何にせよファンあっての将棋界。ファンの心を離れさすような今回の件は二度と起こさないでほしい。そして早急に決着してほしい。願わくば三浦九段はシロ、連盟側に非があったという結論で。

追伸
昨今の棋士の環境を考えるとコンピュータソフトはもはや切っても切れないツールになっている。自宅に帰れば自分よりも遥かに強い師匠に毎日当たり稽古をしてもらえるようなものだ。 このソフトの活かし方は人それぞれ。定跡の先を行くために使う者や詰みの有無を調べる者、はたまた形勢判断力そのものを取り入れようという者まで実に様々。

そんな中、三浦九段は、それまでの序盤の定跡研究家というベースの上に更に中盤以降も定跡化して取り込み、終盤では一気呵成に踏み込む勇気を手に要れた、実はコンピュータで強くなった成功者だったのではないか?

本当にそうだとしたら、そんな勇姿を竜王戦という名人戦と並ぶ最高棋戦で観られなかったことを考えると残念でならないし棋界にとっても酷い損失だ。

久々のブログ更新です。

さて前回の電王戦開催告知更新から既に囲碁頂上決戦も終わりそして今度の叡王戦にあの羽生前名人参戦と話題が豊富過ぎて更新が延び延びになってしまいましたのでまとめて今回します。

まずは第1期電王戦。いやはやPonanzaはむちゃくちゃ強かったですね。山崎叡王も二局目では居玉で自陣を盛り上げ、その玉は築き上げた城から遠ざかるという山崎流を披露しましたが流石にPonanzaには通用しなかったですね。でも仕方がありません。将棋ウォーズにいるゴールド棋神よりも遥かに強い最強棋神が常時降臨している訳ですから、そう考えると人間が勝てるわけないですよ。


と、対局直後にはそのような重い空気が蔓延していましたが、次回の叡王戦に羽生前名人が名乗りを上げ、重い空気を一変させました!勝ち進めば最強コンピュータプログラムとの頂上決戦が待っているわけで、誰もが喜びと不安のない交ぜになった複雑な心境に陥ったはずです。

でもついこの前に兄貴分にあたる囲碁界でコンピュータとの頂上決戦が行われ、トップ棋士が敗北するという衝撃的な出来事がありましたが、対局した李世ドルの「プロ棋士だろうがアマチュアだろうが囲碁は楽しむことが基本だ。だがある瞬間から、私が囲碁を本当に楽しんでいるかという疑問は常に持っていたが、今回のAlphaGOとの対局は本当に間違いなく思う存分楽しんだ」「AlphaGOとの対局の経験で、碁の伝統的、典型的な打ち方、人間の創造力や格言などに対して少し疑問を持つようになった」という感想が羽生前名人の叡王戦参戦を大いに後押ししたことは想像に固くありません。


また内容もトップ棋士李世ドルをAlphaGOが圧倒したわけですが、その様はまるでヒカルの碁で描かれたネット空間に潜むサイバー棋士『sai』の再来だと囁かれました。いやそれ以上にsaiの力を吸収し、後々に絶妙な好手となる正に光る手を放つ『ヒカル』の強さそのものでは無かったでしょうか。



ここで、先日、羽生がナビゲーター役を務めたNHKスペシャル『天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を語る』という番組が放送されましたが、ものすごい反響でしたね。その番組の中でAlphaGOがなぜそこまで強くなったかについて触れられた箇所がありましたので以下引用します。


羽生「いや殆どの手は考えてないです。将棋は強くなるっていうことは沢山の手を考えなくて済むようになることが強くなることで、沢山の手を読めるから強くなるのではないです」


ハサビスは人間ならではのこの直感を人工知能で模倣しようとした。直感の力は多くの経験を積むからこそ育つ。そこでまずAlphaGOに過去行われたおよそ15万局分の盤面を画像として与えた。


するとAlphaGOは様々な石の並び方を徹底比較。各局面で勝ちに繋がる展開に共通して現れる石の並び方を自ら見つけ出した。それに照らして次の一手の選択肢を絞り込む。選択肢の全てを検討するのではなく、絞り込んだ手だけに集中してその先の展開を予測する。


人間ならではの直感力がついに人工知能に組み込まれた。


ハサビス「以前作られたチェスの人工知能では一億通り以上もの中から手を探していました。それがAlphaGOの場合ほんの数万手でいいのです」


ハサビスはそれだけでは満足しなかった。次に目指したのは人間を超える創造性である。


そのために行ったのがAlphaGO同士で対局を繰り返すことだった。その数、実に3000万局。人間が毎日10局打ち続けても8200年かかる。囲碁の歴史でまだ人間が考え付いていない未知の戦法をAlphaGOに発見させようとした。


李世ドルが戦っていたのは囲碁という小宇宙の全容を知る、いわば神のような存在だったかもしれない。


この件で私は、第四局のような振る舞いを差し引いても、AlphaGOは神の隣に座ることのできた『未来からの使者』なんだと確信しました。5000年の歴史も8200年という倍近くの未来から新定石を引っ提げてこられたら太刀打ちできません。それでも1局は勝利をしているわけで、つくづく人間の素晴らしさというものを李世ドルさんから教えてもらいました。

ここでまた将棋に話を戻します。ではAlphaGOのようなコンピュータプログラムが将棋でも再現できるのかという次なる疑問が自然に湧いてきます。どんどん石が増えていく囲碁と比べ、取ったり取られたりと持ち駒も重要な要素になる将棋ではDeep learningの行う画像認識力が発揮しづらいのではないかというのが一般的な見解です。

しかしBonanzaがもたらした三駒関係なる盤面の法則はまさにAlphaGOの行ったDeep learningの画像認識そのもの。そこに三駒で関係を持たせるという指令を人間が与えた1点を除けば。逆に言えばDeep learningとは全駒関係の法則を見つけ出す究極の方法ではないでしょうか。そこにいかに持ち駒の認識を絡めるか。それさえ解決すればAlphaGOならぬAlphaSHOGIの誕生が現実味を帯びてきます。

11月開催の電王トーナメントにAlphaSHOGIが参戦。Ponanza以下の既存プログラムを圧倒し、二代目電王となる。そして電王戦。

羽生善治 vs   AlphaSHOGI

将棋界における未来からの使者との対戦。いや~考えただけでもわくわくします。あ、Googleが将棋なんか眼中に無い可能性も大いにありますが、番組で羽生さんと対峙してチェスまでして深く交流したハサビスさん!いっちょお願いします!あの人類史上最高の天才羽生さんと対局できるんですよ。ここは一肌脱いで下さいな。




さあいよいよ明日から第1期電王戦が始まります。大方の予想は電王Ponanzaの2勝0敗なのでしょうが、今回は8時間という長時間の持ち時間を有し、しかも名人戦のような封じ手を挟んだ2日制の対局ですから蓋を開けてみないと分からないというのが私の正直な感想です。

注目ポイントは両者がどのような時間配分(Ponanzaは時間設定)をしてくるのかです。Ponanzaを我が子のように愛する山本氏なら、序盤から湯水のように時間を使わせ、特に評価値の定まらない局面では目一杯考慮させる時間設定にしてPonanzaの潜在能力を最大限に発揮させてくるでしょう。

一方、山崎叡王はPonanzaの時間配分をいかに気にせず、自分のペースで進めていけるかがカギだと思います。とりわけ封じ手の権利は今回は山崎叡王のみが有しているので、相手の手が限定される局面で封じ手をし、その先を一夜通して滾滾(こんこん) と考え抜いて一気に差を広げるようなシナリオに持ち込めるかが勝負の分かれ目のように思います。

話題性という観点ではバラエティー溢れる今までの団体戦には及びませんが、真剣勝負という観点では、後半ややもすれば負けることに慣れてしまい、面白味が半減していましたので、今回の頂上決戦では何がなんでも勝たねばならぬという初期の悲壮感を身に纏って、背水の陣で山崎叡王に臨んでもらえれば、より盛り上がるんではないでしょうか。

どちらの棋風も奔放な指し回しをするので開始早々から目が離せないと思いますが、とにもかくにも2日目の夜になっても形勢が揺れ動いているような大熱戦を期待して明日を待ちます。