●感想

◇読書のススメという側面と、リコメンドする本が載っているという側面。

◇他人に対して以下にわかりやすく説明するか、心を砕いた本というより、自分の思ったこと、考えていることを本にしたという印象。いい部分もあるが、”伝えよう”というよりも”自分が大事にしていること並べました”と言う感じがした。

◇読み易いが、サラサラ流れていってしまうので、ホンモノの本をよむ前の水先案内的な本という漢字であった。

 

●印象に残ったこと

◆取り入れた知識は自分の過去と未来の経験と結びついて新しい意味が見出される。=発酵プロセス。を経て初めて、知性や見識として定着する。

◆ビジネス書などでエッセンスを抽出されたものを読んでも、吸収できるか?100ある経験から1取り出したものと、1だけ表面をなぞったものでは異なる。具体的な1の積み重ねで、自分が表現する側に回るという心構えが必要。

◆普段そこまで親密でない人とのつながりから、満足度の高い情報を得ることができる。

◆共感能力と雑談力がチーム力向上につながる。

◆紙の本の良いところは、全体を俯瞰して、流れを把握しやすい

 

●著者

茂木健一郎

 

●評価

★★★☆☆

 

●出版日

2015/7/5

 

●読書日

2023/2/12

●感想

◇米中貿易摩擦を中心に扱った本というイメージ。

◇普段読まない本として手にとって見たが、あまり合わなかった。後半かなり読み飛ばしてなんとか完走した。返却期限もあったので。

◇コロナ直前に書かれた本ということに注意して見る必要がある。

 

 

●印象に残ったこと

◆21世紀はアーキテクチャづくりが上手な国が、世界のベンチマークを作り出すだろう。

◆インドのベンチャーキャピタルの総額は、日本の10倍。GDPは半分にも関わらず。

◆海底ケーブルは、これまでもこれからも、重要通信インフラ。

◆中国では個人の「社会信用度」を評価するビジネスが急成長している。学歴、職歴、マイカー、住宅、資産の保有状況、過去の支払い履行実績、交友関係、消費行動などの領域で信用を点数化、本人にも公開している。すでに数億人が利用している。(知らなかった、、、)

◆円が安全資産として見られているのは、世界で最も分厚い対外純資産を持っているから。逆にそれ以外で円に価値を見出すことは難しい。

 

●著者

船橋洋一

 

●評価

★★☆☆☆

 

●出版年

2020/2/20

 

●読書日

2023/2/13

 

●感想

◇HIIT high intensity interval training を徳田さんと一緒に苦しんでやるのが良い。自分でやると途中で心が折れてしまうから。やるときにはこの部分を一緒に流しながらやったほうが、最後の8回目まで続けられる。というか、そうでなければカエルジャンプ8セットは無理。と言うか途中から連続ジャンプではなくなってしまうが、最後までやりきるのが大事。

◇一度やってしまえば、その後腹筋なり他のトレーニングで8セットやるのも流れができるから、一発目はschooを流した方がいい。

◇初めてHIITをやった日にはその日の中から足は子鹿状態、次の日は階段登るのが辛い、一番つらかったのが2日後の通勤は、ホント大変だった。ただ、3日後にあえて再度やってみたくなり実施。筋肉痛はきついのだが、一緒に取り組んでいる感があって、続けられそう。

 

●評価

★★★☆☆

 

●講師

CALADA LAB.代表取締役

パーソナルトレーナー

比嘉 一雄

 

●視聴日

2023/2/5

●感想

◇中庸、であったり過ぎたるは猶及ばざるが如し であったり、そんなバランス感覚を持ってほしいということが中心テーマの本。

◆「子曰く、学びて思わざればすなわち暗し、想いて学ばざればすなわち危うし」は、どこかで聴いたことがあったが改めて見るとそのとおりだな、というように感じた。

◇感性を磨くには、芸術もいいのだが、文学も有りかと思った。ミステリーなどのエンタメ作品もいいのだが、行間に無限の世界が広がっているような文学を読むことも、感性を磨くトレーニングになるのだと感じた。(難しすぎるものは遠慮するが、、、)

◆子供と一緒に遊ぶときには、子供と同じ気持ちになって一緒に遊ぶことが大事。子供にしかない好奇心を学び直すことができる。子供の好奇心は風船のように膨らんでいく。その好奇心を大人は学び直すことで自分の再成長につなげることができる。

◇ワンピースの空島編導入部で黒ひげが、「今の戦いはそいつらの勝ちだぜ。人を凌ぐってのも楽じゃねぇ!笑われていこうじゃねぇか!高みを目指せば出す拳の見つからねぇケンカもあるもんだ!」といっていたのを思い出した。信念のない相手からどんなに馬鹿にされても戦う必要はない。相手を叩きのめすことが勝利ではない。そんな度胸だとかいつか持てるようになれるかな。。。黒ひげが一番海賊しているよな。。。ロマンも横暴も冒険も。ほんとに良い悪役。志々雄みたいな自分の軸を持ってる悪役って良いよね。

◆一度に1メートルか2メートルしか行かないような旅。立ち止まっては、また改めて同じものを違う角度から眺める食べである。ちょっと右化左化によって休んでみる。そうすると全ての景色が一変する。 いい言葉だなぁ。どこか遠くに行くことよりも、自分の中のフィルターを交換すれば、世界は違う景色で見えるから新鮮な気になれるんだと思う。すずめの戸締まりでも印象的だったが、同じものを見ても人にはそれぞれフィルターがあって、「意外にきれい」と思う人もいれば、震災の記憶もあり「どこが?」と感じる人もいる。良い悪いじゃなくてこれまでの経験や完成によるフィルターが違うだけ。そんな違いを気づけることは、実はとても素晴らしいことなんだとも思う。

◆未来は子供にではなく、あなたに託されている という言葉は、何代に向き合って苦心することなんだと思う。正解を出すことではなくて、多分明確な正解はなくて、その時での最善も変わっていくんだと思う。だから勉強して知識を取り入れて、いろんな人の価値観を聞いて取り入れて、独善的にならないように謙虚で、哲学で言うところの懐疑論の立場で、いないといけないんだと思う。

 

●心に残った部分

◆大人は悪者ではありません。基本的にいい人たちです。でも、努力が足りないのは事実です。

◆大人が物事を理解する能力が劣化、もしくは理解はしていても正しい判断をする能力が劣化している。原因は思考をしなくなっている、その訓練が足りないということです。

◆理性ばかりで物事を判断しようとすると、感じること、感性が弱まってしまう。感性を鍛えるには自然を楽しんだり、アートを鑑賞したり。

◆人間には想像力がある。自分で体験したことのないものであっても、自分のことのように捉えらること。フィクションでも何でも想像すること。それが人を発展させ、人たらしめた能力である。

◆大人は子供とともに共に学んで、自分にないものを吸収していくことでいろんな物事を得ることができる。

◆良いコンプレックスと悪いコンプレックスがある。良いコンプレックスは自分の理想に対する現実の劣等感であり、競争相手は自分。頑張れば頑張るほど自分が高まるだけ。悪いコンプレックスは他社との比較で自分が劣っていると思うこと。それを誤魔化そうと他人に対してマウントを取ったりすることに繋がる。

◆欲に対して負けそうになったときに、バランスシートを作ると良いときもある。自分が求めているものと、今自分ガモている能力やお金とを左右に分けて書き出す。

◆孤独は山にはない、街にある。

◆私たちは決して一人で生きているわけでもなく、常に誰かのおかげで生きている。他社という存在のお陰で自分とは誰かを規定できる。そういう側面から言うと、私たちは他社に対して無限の責任覆っており、それこそが倫理であるということができる。

 

●評価

★★★☆☆

 

●タイトル

大人が正しく生きるための哲学

頭のバランス力の鍛え方

 

●著者

小川仁志

 

●出版年

2020/2/27

 

●読書日

2023/2/12

●感想

◇愛する意味の著者と同じ方の書籍。出版年は2005年だが、扱われている問題はむしろ今のほうが深刻になっており共通である。

◆「自分の幸せのみを喜ぶものの幸せは有限である。しかし他人の幸せを我がことのように喜べるものの幸せは無限である」。愛は与えると減るものではなく、増えていくものであるという著者の別の本にあるような考え方が大切だんだと思う。

◇相対化されたあるべき姿を目指すのは、経済的に生きていくためには必要だけれど、個人の、絶対的な価値観でのワクワクを感じることだったり理想に向かってのギャップを埋めていく作業こそが、生きる意味につながると感じたまとめるとこれだけになるが、行間、具体例、想いを受け取って実施していくことが大事なんだと思う。

 

◇内的成長を経ることで、同じものを見ても感じることが変わる。よく機動戦士ガンダム(first ガンダム)をみるときに、10代で見るときの感想、20代で見るときの感想、30代で見るときの感想は違うので味わい深いという話がある。着実に内的成長を積み重ねていけば、目に映る景色・感情移入・心に刺さる言葉 いろんなものが変わってくるということなのかなと思う。

 

 

●印象に残ったこと

◆現代は他社の欲求を生きる時代になってしまっている。より入るのが難しい学校に入る、職業につく、企業に入る。そんな誰もが羨むものを獲得していければ幸せになれるという価値観が推奨されてきており、それで高度経済成長の波に乗り、うまく行ってきた。言い換えると、「他の人が欲しがるような人生をあなたも欲しがりなさい」という価値観である。

◆大人になる成人の通過儀礼を経ることで、子供は傷つき一度死に、そして大人として再生するという生と死の再生の儀式がある。子供は親の支配を逃れ、自分の人生を歩みだす事ができる。それを経ないとアダルトチャイルドとして、自立できない精神的に子供のままになる。親が悪いという説明にとどまって、自分が被害者だという立場に安住した言い訳を続けてしまう。ある意味社会のシステムとして親も子も、生きる意味を見失うような被害者である。

◆その価値観は自分が交換可能な存在、「透明な存在」であることに繋がり、かけがえのない とは対極な存在を示していく。

◆合理性と効率主義を突き詰めていくことで、成果を上げてきた。それが繰り返されることで、無意識農地の行われる習慣的プロセスとして染み付いている。

◆だからといって、効率性を求めなくていいという話では決してない。効率性に身を置く「黄金の拘束服」を身に着けないといけない。それ以外に黄金を手に入れる方法はない。格付けを常に高く保つことが、経済成長のためには必須である。

◆それは「考え続けなければいけない」人生が待ち受けている。安心できるものではなく、常に人の目にさらされ続けるものである。2000年代前半に取られた構造改革は、グローバリズム・自由主義でこれらの強さを個人に求めるものだった。

◆現代は成長依存という宗教的観念で覆われた時代であり、数字の大小で評価されてきた。ある側面では中身から見る価値が軽視され、生きる意味を迷わせる。

◆50点より80点のほうがいい点数だからそれを目指すことがいいとこだとされているが、人生に何を求めるのか のレベルが重要なのに軽視されていないか。

◆同じ数字でも人によって重みが違うものがある。末期がん患者の余命で1年と宣告された人の1は、人によって捉え方が変わる。喜びも悲しみも、そして私たちと愛する人たちの関わりや思い出がぎっしり詰まった”1”であり、数字信仰の結果多い方がいいという価値観だけで評価してはいけない。

◆数字は公平でわかりやすいが、量だけで見られない質を切り捨てることに繋がりかねない。数字は諸刃の剣だ。内実があってそれが数字に反映され、フィードバックされてますます改善されるKPIとなるなら豊かな現実をもたらすものとなるが、数字だけ合わせればいいという数字こそが目標になると、数字に生きる意味を奪われかねない。

◆心を大事に、QOLを大事にする時代と言われている。無意識のうちに、誰かが私たちの心を満足させrてくれる方法を教えてくれるだろうと思っている。それ系の書物を読み漁って答えを探そうとしても、こう生きるべき、こうすれば成功するという ものに飛びついてしまいそうになる。こんなおすがりでは何も生まれない。他人の目が必要なのではなく、自分の姿を・心を移す鏡なのである。

◆思い通りの人税を描くときに、全てで100点を目指す必要はない。キリがなく、他人に対する劣等感がいつまでもつきまとう。すべての分野でなく、どの分野で自分は大きな満足を感じるのか。言い方を変えれば一点豪華主義である。人生の満足度が高い人は、選択肢が多かったり平均点が高い人ではなく、これさえあれば何もいらないという人である。

◆自分に取ってんの「意味」を捨象して、数字という目標に最大効率化できる人間はテストが得意だ。しかしそこから先、自分はどうやって生きていくか と言う問の前では全く無力になってしまう。私と世界が愛で結ばれていないからである。

◆生きる意味は変遷してってもいい。歴史を積み重ねてってもいい。変化していくこと、内的成長をしていくことだ。ではどうやってそのきっかけを貰えればいいか。①ワクワクすること と②苦悩すること である。

◆ワクワクすること、生きているという実感は生きる意味の中核である。命の輝きを実感することであり、生きる意味を創造すること、世界と愛でつながっていることを実感する瞬間である。ワクワクすることの極意は、ワクワクしている人と一緒にいることである。情熱や生命の輝きは伝染する。

◆一方苦悩はワクワクと現実の葛藤の極限状態であり、違和感、なにか違うんじゃないかという感触である。これは生きる意味を作り直すことのチャンスでもある。苦悩しないことが癒やしにつながることはない。真の癒やしは依存することではなく、孤独で悩み抜いたあとに他人と支え合うこと、内的成長につなげていくことで昇華することである。

◆「力や弱さの中でこそ十分に進化を発揮される」「一番しんどい状態にある人こそ、しんどさのなかから、仲間の不安を受け止めて共感してくれて、そこに人を解放していく力が出てくるもの。聖書も仏教も他の経典でも、行き着くところはすべてそこなんじゃないか。」

◆日本人は人の目を気にして常識的な行動を取る民族だが、実は他人の目がない場所において、自分の目からみて恥ずかしいことに対して無関心であることも多い。誰に迷惑をかけるというだけではなく、自尊心・自己信頼に支えられた”我がまま”を追求うすることは自分を生かした人を活かすものであることが多い。それがないと"ワガママ"となることが多い。

◆やられたことをやり返す敵討ちの視点は続けるべきではない。敵討ちを続けることは敵からの解放ではなく、常に意識され続けているという意味で支配され続けている。

◆教えを聞くこと、説かれた正解を聞くことは虚しさを倍加させるものであることもある。苦悩しているとき、困り果てているとき、その苦しみの声を聴いてもらった体験は、確実に自分自身と世界への信頼を深める。

◆オリジナリティは他の人と違う個性ではなく、自分自身が創造者であるかどうかと言うのがポイントである。

 

●著者

上田紀行

 

●タイトル

生きる意味

 

●評価

★★★★☆

 

●読書日

2023/2/12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●映画の感想

◇泣いた。絵日記で黒塗りが続くところも、4歳のすずめに17歳のすずめが勇気づけられるところでボロボロと涙が出てきてしまった。

◇他の深海作品もそうだが、物語の緩急の付け方が抜群に上手い。ラインメッセージだったりおサイフケータイの利用履歴だったりなどの身近なものから、遠く想像の世界の超常現象的なものをうまく織り交ぜているので、ファンダジーなのだけれど、どこか身近な感情移入しやすいポイントを作っている。2022年の今の映画らしくて好き。物語が常に全力疾走なのではなく、山と谷と、とくに意図的にインテンシティを下げて、次の山に持っていくのがうますぎる。くすっと来る場面を作ることで、リラックス

◇開始早々新海誠ワールドのきれいな絵だけれど、悲しい夕暮れからのスタートで、物語の深刻さを暗示していたとは思うが、基本的に切り替わって明るくてきれいな絵が続く。ミミズは出てくるところは、暗さを感じるが。前半は絵を堪能するのと、旅先で出会う人達の親切さに心打たれた一方、後半は進む意味、走らなければいけない意味、突き動かす衝動と、3.11の表現、過去の自分を見つめていくことが入り混じって、本当に楽しめた。

◇ちょっとだけ、、すずめと草太くんは千と千尋のちひろとハクに似た関係にも感じられた。ダイジンはねずみになった坊のポジション?などと、あとから考えると見えなくもなかった。もちろん、オマージュにもならないぐらいの薄さだが。

 

●個人の話

◇スナックの描写を見ると、昔は想像できなかった世界で、お客の大人は何を考えているのかわからなかった。今はただ酒に酔っ払ってろくなことはあんまり考えていないということを、実体験をふまえてわかる年齢になってしまった。

◇特に愛媛のちかちゃんと、東京の芹澤くんは、いい人過ぎて胸が熱くなった。芹澤くんとつるんで管巻いたり旅したりするの楽しいだろうな。。。

◇大学時代のサークル夏合宿の帰りの車で、男四人で懐メロかけて、サザンの真夏の果実とか、ジュディマリのオーバードライブとか、シャ乱Qのシングルベッドとかを歌いながら関越走っていたのを思い出した。間違いなく青春だったな。。。

◇思い出に残るのは、たくさん遊んだ一つ一つのことも、誰かに何かをしてもらったことも、エピソードももちろんあるけれど、一番は何気ないワンシーンなんだよな。記憶として取り出せるものは、ビデオじゃない。フォトアルバムか、せいぜい連続10秒ぐらいの映像なんだよな。。面白い映画を見ると、そんな自分の記憶の中の、フォトアルバムとか、音とか雰囲気とか、寒さとか、振動とか痛みとか、そんな経験が呼び起こされて、重ねて見るからおもしろんだよな。

 

●映画タイトル 

 すずめの戸締まり

 

●監督

 新海誠

 

●評価

★★★★☆

 

●観賞日

2023/2/11

 

 

 

 

 

 

●感想

◇夫がアスペルガー症候群タイプの人のときに、つまがカサンドラ症候群になってしまう実例と、それにたいしての付き合い方を示した本。

◇そもそも夫は妻に言われたことにピンときていない。ただうるさいなと思っているだけ という言葉が冒頭のページに有り、ドキッとした。妻は一生懸命伝えようとしていると合った

◇絵が豊富で理解が捗った。

 

 

●学んだこと

◆情緒を直感で理解することができず、人の思いに共感することが苦手。人間関係を損得で捉え、判断する傾向がある。想像力が乏しく、具体的なことは理解できても抽象的なことを理解することが苦手。対して家庭は論理や数字ではなく所著的なつながりの場ということにギャップが有る。

◆妻のタイプ 他人の喜怒哀楽を同じ様に感じられる 他人には頼らないが、周囲からは頼られる 責任感が強く、真面目に一生懸命取り組む 他人の心の動きや表情の変化がすぐわかる

◆アスペルガー症候群は、発達障害「自閉症スペクトラム症」の一つのタイプ。自分からは行かない受身形や、一人が気楽で好きな孤独型がある。社会的に地位が高い人も多い。

◆結婚を期に、他人ではなくなった妻に配慮しなくなる。僕がいいなら妻もいいに決まっているという感覚になる。

◆夫の「やってやっっている感」がつらくて・・・雑で中途半端。目的や結果はどうでも良よく、自分がやっていることだけを周囲にアピールしたがる。そんな思いやりのない辛さを感じるのが大変。

◆本などを活用して、理解者を得ることが大切。

◆夫側の両親と揉めたときに、夫が中立でいるのが許せない。夫婦は一つのチームであり、妻側のメンバーであることを理解してもらうことが大切。

◆○万円以上の出費は相談しながら決める などのルールを作ることが必要。

◆損得で物事を捉えるため、誰にも感謝されない必要経費は無駄だと感じてしまう。子供の教育費で、僕は塾になんていかなかったとお金を出し渋ることもある。

◆母親として将来の家族を考えて行動しようとする 夫が将来のことをイメージするのが苦手。目先のことに反応するだけだと、言われたことしかしなかったり、冷ややかに接したりすることもある。

◆直感で感情を察することが苦手でも、家族の気持ちを理解しようとする態度他大切であることを、第三者から夫に伝えてもらうのも有効。自分のためだけではなく、2人のためと考えることも重要。

◆夫の小さな変化を見つけて喜びに変えていこう ねぎらいの言葉をかけてくれた 結果を急かさないようになった 自分のことを優先せず、家族のために行動した 趣味に使うお金を制限できるようになった 高額な買い物をするときに相談するようになった お金やカードの管理を妻に任せるようになった

 

 

●評価

★★★☆☆

 

●著者

宮尾益知

滝口のぞみ

 

●読書日

2023/2/10

 

●感想

◇安定の池井戸潤のクオリティ。読み始めてのってくると、区切りをつけて夜眠るのに苦労する。面白くてて。理不尽な扱いを受けるときには拳を握りしめたくなるし、相手の鼻を明かすようなときにカタルシスを感じる。ただ、一番ぐっとくるのは相手をやっつけたことよりも、みんなで目標に向かって取り組んで、それが報われて昇華されたところかなと思う。

◇ドラマが先立ったので、阿部寛と吉川晃司が頭にあったけれど、阿部寛も当然イメージと合っているのだが、財前部長の描写とドラマで見た吉川晃司の演技がシンクロし過ぎて、感動者だった。特に頭を抱える仕草は、文字を読んでいるということを忘れるぐらい、イメージが頭の中に広がっていった。

◇帝国重工の論理はわかる。現場技術者の意見も主任の意見も、部長、本部長も社長も。大企業には大企業の論理があるし、それは必要不可欠な要素だが、頼れる人としての軸、信念、技術であっても人間性であっても、いいが、そんなものをうちに秘めて仕事をするからいい仕事ができるんだよな、と感じた。

 

 

●印象に残った言葉

◆会社とはなにか。なんのために働いているのか。誰のために生きているのか----。

◆「俺花、仕事っていうのは、二課建ての家みたいなもんだと思う。一回部分は、飯を食うためだ。必要な金を稼ぎ、生活していくために働く。だけど、それだけじゃあ窮屈だ。だから、仕事には夢がなきゃならないと思う。それが二階部分だ。夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、飯だけ食えても夢がなきゃつまらない。お前だって、ウチの会社でこうしてやろうとか、そんな夢、あったはずだ。それはどこ行っちまったんだ」

 

●著者

池井戸潤。

 

●評価

★★★★☆

 

●読書日

2023/2/11

●感想

◇マンガで海外で書かれた西洋哲学の系譜を、ジャンル分けして紹介している本。

◇マンガであり、その中でストーリーもあるのでとても簡単に読み進めることができた。

◇哲学的思想はこれまでの偉人が考えてきた歴史そのものであるが、ある見方では良いが別の視点が入ってくると実は不完全なもの、矛盾を抱えてるというものである。ただし、取り急ぎ、これを使うがもっといいものがあればそれを変化して考えを改めるという態度こそ、哲学に最も必要なものである。だから昔の哲学者がこういったから正解!と短絡的に考えるのは危険。

 

 

●印象に残ったこと

◆演繹法は途中全ての過程が正しくなければならないが、途中が間違っていても結論が合うことのある厄介さがある。「すべてのカヌーは電子レンジである (誤り)」→「すべての電子レンジは船である(誤り)」→「以上から全てのカヌーは船である(正しい)」

◆デカルトの「我思う故に我在り(コギト・エルゴ・スム)」が言われた背景は、”---は疑わしい”で、自分の知覚・他社の存在・etc 一つを除いてすべてが疑わしさが拭いきれなかったが、疑う自分という存在は、存在を疑っていること自体が矛盾になるので、確かだという主張。

◆ジョン・ロックは物理的で一定な性質(第一性質)と、それを知覚すること(第二性質)を分けて考えた。そして言語を習得する過程は、ことがと感覚的な概念を結びつける過程と考えた。(学習効率を上げるヒントか?)

◆バークリはロックの一定であるはずの第一性質の矛盾を指摘した。

◆自由意志を否定する哲学者は意外に多い。ただし、私たちが社会の一部であることには変わらない。自由であるように振る舞い、他人に親切にする、自分を向上させるために努力をするなどをするのが前に進む妥当な方法である。

◆ソクラテスは行為は本質的に、常に善悪のいずれかであり、神は善だと考えられるという立場と、

ある行為の善悪は神に委ねられており、このため神は善にも悪にもならない という考えを示した。多くの哲学者は前者を採用することが多い。

◆トマス・ホッブズは 自然の状態に置かれた人間の一生は孤独で貧しく、汚らしくて野蛮であり、そして短い と断じた。

◆功利主義で知られるベンサムの道徳的基準は、・強度・他産生・持続性・純粋性・確実性・遠近性・範囲 として計算できると考えた。最大多数の最大幸福で知られること。ただし計算はとても大変である。

◆ニーチェの言葉 君が深淵を覗き込むとき、深淵もまた君をのぞき返している

 

●評価

★★★☆☆

 

●著者

マイケル・F・パットン

ケヴィン・キャノン

大田黒奉之

 

●読書日

2023/2/9

●感想

◇新著ということで今まで手に取ったことのないジャンルの本として手にとって読んでみた。

◇内容が難解、、、というより、理解させるように書いていない。

◇権力を打倒したい!という思いの人はあっても、権力構造を打倒したい!と思う人はいない。この権力構造はキリスト教協会のシステムから発生したとされている。

◇権力の言いなりにならない生き方 がサブタイトルであるが、上記の権力システムの構造があることを理解することは大局観を持った理解としては良いのだが、それが何につながるか、、、幸せや人の行動を変えていく、支えになるような実学的な哲学に通じるのかと言うのがなく、「ではどうすればいいのか」までは明示されていないように感じた。

 

 

●印象に残ったこと

◇見られているかもしれないからルール守らないと、という被統治者と見ているかもしれないし見ていないかもしれない という統治者には、非対称性がある。

 

●評価

★☆☆☆☆

 

●著者

箱田徹

 

●読書日

2023/2/8