6/5に虹の橋へと旅立ったげんチャンの火葬

翌日の6/6に パパさんが帰宅する時間に合わせ 22時に火葬の予約を取った…
後 数時間したらげんチャンと最期のお別れだ

離れたくない…
必要以外 私はげんチャンの亡骸と離れなかった

もう 硬く冷たくなってしまったげんチャンを ただただ撫でて話しかけてた…
出来る事ならげんチャンがミイラになっても ずっと一緒にいたい…
でも それはげんチャンが喜ぶ事ではないし 衛生上の問題もある…
何よりげんチャンが成仏できないもんね

夜 パパさんが帰宅し げんチャンとのお別れの時間が近付いてくる

我が家が火葬を依頼したのは 自宅前で火葬ができる *動物の園*と言う会社だ…
火葬に関して 今まで経験した事がなく 何処の会社を選ぶべきか悩んだ
*動物の園*さんに予約の電話をした時の対応は とても良かった

22時 少し前に*動物の園*の方が到着し いよいよ げんチャンとお別れの時がきた

スタッフの方から お悔やみの言葉を頂き 返骨までの一通りの説明を受けた…
そして…22時過ぎ パパさん、私、小夏、春、オチビくんが揃う中げんチャンのお別れの儀式が始まった………
げんチャンの 亡骸の前に 小さな祭壇が置かれ読経が始まる……
涙が溢れだしてきた……
読経が終わり 順番にお焼香していく…
そして スタッフの方は一度 席を外し 最後に家族だけでげんチャンにお別れをする…
げんチャン…こんな お母さんでごめんね

げんチャンは幸せだったかな?
お母さんは 凄く幸せだったよ

14年5ヶ月 ずっと傍に居てくれて本当にありがとう

げんチャンは 病院の先生が手を焼くほど頑固だったけど 分離不安症で いつもピッタリくっついてたね

そんなげんチャンの事 お母さんは大好きです

そして これからもずっと ず~っと大好きだからね

虹の橋で待っててね

皆それぞれ げんチャンとお別れをし パパさんがスタッフの方を呼びに行った…
家の前で火葬だったので 棺ではなく 私がげんチャンを抱っこし火葬炉へ…
ポツポツと雨が振りだした……
火葬炉にげんチャンを寝かせ パパさんと私で お花や手紙、写真、ご飯、おやつを入れてあげた…
涙が止まらない…これで本当にげんチャンの姿を見るのが最後なんだ

……スタッフの方から 「最後にもう一度 お別れをしてあげて下さい」と言われ……
私はげんチャンの傍へ行き…
顔を撫でながら げんチャン…ありがとね


その時の げんチャンの匂いは 今でもハッキリと覚えてる…
大好きなげんチャンの匂い…この先も消える事はない

そして火葬炉の扉が閉められ…
22:47 げんチャンが荼毘にふされた……
私は片時も その場を離れず ただ煙りが上がって行く方を見つめ…
げんチャン ありがとう…心の中で 何度も繰り返し…そして泣いていた

1時間ほど経ち 火葬炉の火が消され 熱が冷めるまで待った…
火葬炉の扉が開かれ お骨になったげんチャンが……

スタッフの方が 丁寧に 丁寧に 頭から順番にお骨を拾い上げ トレーの上に並べてくれてた

(いつもなら この時間はオチビくんは寝てる時間だけど 今日はげんチャンと最後のお別れ…とても眠そうだったけど グズる事もなくしっかりげんチャンがお骨になって 我が家に戻ってくるまで頑張って起きてた。
そして スタッフの方が全てのお骨を拾いあげ 家の中へ入った途端 オチビくんは安心したのか 私の腕の中で眠った。
きっと オチビくんなりに ちゃんとげんチャンにお別れしたかったんだなって思った… )
スタッフの方が…
とても綺麗に残ってます…
生前の疾患によっては 綺麗に残らない事もあるので良かったですね……
でも あばら骨の部分が変色してますね……と
確かに…あばら骨の部分だけ他の所と色が違う

スタッフの方には げんチャンの病名を知らせてた
あばらは 心臓と肺を覆っている骨…
まさにげんチャンの肺の疾患を物語る証拠だった…
パパさんと二人で 尻尾…手…足…と 順番に骨壷の中へ入れていった……
喉仏も頭蓋骨も…可愛い歯も しっかり残ってる

最後に頭蓋骨を入れ 骨壷の蓋をスタッフの方に閉めてもらい 骨袋に入れて頂き…返骨された

今回 火葬をお願いした*動物の園*さんは とても素晴らしい会社だと思った

料金も良心的で お別れの儀式から返骨まで 恙無く遂行して下さり とても感謝してます

げんチャンも きっと喜んでると思います

ありがとうございました

*動物の園*さん ←リンク
動物の園さんは フランチャイズの葬儀・火葬会社さんです。
我が家が火葬をお願いしたのは "動物の園 神奈川"横浜支店さんです。
暫くの間 げんチャンの遺骨は 自宅で手元供養する事にした

一人ぼっちで埋葬されるのは可哀想だし 共同墓地も絶対に嫌だ

いつか 誰かが虹の橋へ旅だった時…
その時は げんチャンと一緒に埋蔵してあげたいと思う

パパさんにも言ってある…
私が死んだら ワンコ達と同じお墓に埋葬してね…って

げんチャンの遺骨は 皆が集まるリビングへ置いて 毎日 話しかけ お線香を手向け供養してる

今はまだ 毎日泣いてるけど…
いつか…心から笑える日がくるのを ゆっくり待ちたいと思う
