妊娠前、
主人の仕事の関係で夏休みはいつも10月でした。
月曜日から金曜日までお休みをいただいて、最大で9日間の夏休み。
初めて新婚旅行でヨーロッパに行ってから、
この休みには必ずヨーロッパに行こうと決め、出掛けていました。
だいたい7月頃計画を立て予約をし、8月9月で旅行用のお買い物や詳細計画。
ですから、
昨年今年と7月頃になるとヨーロッパへの想いが溢れてしまって。。。
子育てもほんの少しだけ楽になってきたので、
あいている時間を見つけてはヨーロッパの紀行番組を観たり、本を読んだり……。
主人には、
『来年か再来年辺りには一都市のみで家族で行けたらいいね。頑張っているのだから、それくらいはね。』
と嬉しい言葉をもらいました。
実際に行けるのかどうか。は別として、
その言葉を糧にしてこの胸の高鳴りを抑えています。
物心がついた頃の我が子との旅行なんて素敵だろうな~♪
どこの国のどの街がいいかしら???
想像は膨らむばかりです。
息子と過ごす昼下がり、
私が家事をしていると家の中がしーんとしていることに気がつきます。
音楽が好きな息子なので、
なるべくそういった時間には音楽を流すようにしています。
いろいろなジャンルの音楽を聴かせたいと思いつつ、
やはりどうしてもクラシックが多くなってしまう傾向が。。。
ここのところは何となくモーツァルトを聴いています。
(少し前は古典派から現代まで様々な作曲家のものをひたすら流していました。)
最近、またフツフツとヨーロッパへの想いが湧き出ている私の心の中なので、
モーツァルトを聴くと一気にマリー・アントワネットの世界へと飛んで行ってしまいます。
《プチ・トリアノン、行きたいな……。》
学生の頃ベートーヴェンを学んでいて、
『実際にヨーロッパで学ばなければ本当の意味でのベートーヴェンの音楽は理解できない。
別の作曲家もしかり』
とおっしゃる先生がいらっしゃいました。
そうはいっても
レッスンレッスンの日々なうえ、学生の私にヨーロッパは遠く、
ヨーロッパで学ぶどころか旅行に行くことでさえも難しい。
しかし、
毎年ヨーロッパの地に足を踏み入れるようになり、
現地の方と接したり空気を吸ったり、何よりその時代の建築物などを見たり聞いたりするうちに、
その本質まではたどり着けなくとも世界観は漠然とわかるようになった気がします。
だから……なのか、
モーツァルトを聴いているとヨーロッパへの思慕は膨らむばかり。。。
ショパンでもバッハでもヴェルディでも……もっといえば、
絵画を観ていても結局は同じ感情になってしまうんですけどね。
この気持ちを抑えるべく、
今日は家族ででかけた日本橋で購入したラデュレのマカロンでお茶を濁したいと思います。
予定日はホワイトデー。
私としては2月中に生まれてきてもらいたいと思っていたら28日の朝破水し、
翌朝3月1日には我が子と対面することができました。
なんて親孝行な我が子なんでしょう!!
すでに親バカな私たち夫婦です。
我が子をみて抱かせてもらい、まず思ったことは
『この子はどこから来たのだろう?』ということ。
もちろん、
私のおなかにいたのですが初めて顔を見るこの子が我が子という実感がわかず、
なんだか不思議な感覚に包まれているようでした。
出産からしばらく経って、
おなかを蹴っていた足やエコーで見たしぐさを我が子から見る度に
(私のおなかの中にいたのね)と感じるようになりましたが、
あの日のあたたかく光に満ち穏やかな不思議空間の感触は今も頭の中にあります。
さて、
生まれたての赤ちゃんって本当に小さいですね。
今まで生まれたての赤ちゃんを見ることがなかった私にはとても小さく感じ、
標準よりもおチビちゃんなのかと心配しました。
(赤ちゃんって生まれた時からムチムチくんで生まれてくると思っていたのです。
今考えると、そんなに育ってしまったら出産がたいへんですよね。)
しかし、おなかでしっかり育ってくれていて3146グラムあったのですから、
お医者様方には「いやいや、十分に大きいよ。」と言われました。
名前は既に決めてあったので、
我が子は生まれて数分で名前が付けられました。
母子同室の病院で始まった我が子との日々。
始めのうちは『壊れてしまうのではないか?』と心配で、抱くことも触ることも怖かったです。
自分で産んだにもかかわらず、
赤ちゃんという存在がものすごく神秘的で神々しく、儚げなものに思えました。
退院の日は、
まだ肌寒いけれど晴天のきれいな空の色をした日でした。
まだ外気に触れたこともない我が子。
この子は羊水に囲まれたおなかの中から出されて空気を吸うことすら大変なことなのだと感じた時、
ひとまずはヨーロッパは胸の奥にしまっておこうと思いました。
私は母として、
まずはおなかの外の生活に少しずつ慣らしてあげることが使命なのだと……。
一日一日、
この世界に順応して成長を見せてくれる我が子。
この子の歩幅に合わせて、この素晴らしき世界を教えてあげたいと思いました。
一瞬のことだったのではっきりとは見えなかったのですが、あの特徴的なグレーの色彩と周りを彩るピンクは、
何かマリーアントワネットに関係することに違いない
と勘が働いた私。銀座で降り、注意深く辺りを見回すと……ありました

やはり大好きなマリーアントワネットの肖像画

3月1日から三菱一号館美術館で行うヴィジェ・ルブランの絵画展のポスターでした

うわぁ~、ぜひ行きたいわ
今日からだったら絶対に行ったのに。。。明日にも陣痛が始まるかもしれない私には、
3月1日以降の予定が全くわかりません。
生まれてからではベベちゃんが可哀想でとてもいけませんし……。
次回、検診の時にまだ生まれそうになかったら、
行って来ようかしら


検診だった私は、
そのまま銀座に出て、ふらふらとウィンドウショッピングをしつつ、東京駅まで歩きました

お店のショーウィンドウはいつの間にか春らしいパステルカラーで溢れ、
ウキウキした気持ちを盛り上げてくれます

あ~、待ち遠しかった

明日からはまた冬に逆戻りのようですが、
春一番が吹いたということなので、少しずつ少しずつ春は近づいてきているのですよね

やっぱり春って希望の季節だなぁ。。。
雨の中、リフレッシュしたい気分になり、大好きな世界遺産を特集したDVDを観ました。
今日選択したのは、モン・サン・ミッシェル♪
ずっとずっと憧れていて、地面に降り立った時には興奮で舞い上がっていたのを覚えています。
どなたかが、
『でも中は何もなくて、がらんとしているよ。ちょっとがっかりするよ。』
とおっしゃったことが頭から離れず、
むしろそのがらんとした空間に好奇心を持ち、
いったいどうなっているのかしら?興味をそそられました。
確かに修道院の中は広い空間が広がっていて、
残念ながらこの地で息づいていた人々や巡礼に訪れた方々の様子は分からずじまいでした。
でも、
牢獄であった空気を感じましたし、
ガイドの方から100年戦争の舞台であったことを聞くと、まさにつわものどもの夢のあと。。。
といった風情で、歴史好きの私は存分に楽しむことができました。
グランド・リュもすてきだったな♪
また、
すぐに行くことができるだろうと思っていたのですが、
こうして妊婦になってみると、
パリが、ノルマンディーが、フランスが、ヨーロッパがいかに遠いところにあるのかということを
自覚させられます。
しばらくは難しいだろうな。。。
きっと、こんなDVDをゆっくりと観ることもなかなかできないな……。
画面に映し出されるモン・サン・ミッシェルの石の壁を観ながら、
気が遠くなるような気持ちになりました。
おなかのベベちゃん、
大きくなったらたくさん海外につれていってね☆
時々
。近頃、風が強かったり雨が降ったり……で、冬の気候から春に移りかわっているのを肌で感じます。
ふとお庭に出てみると、
冬の間も健気に青々とした葉をつけてくれていたマーガレットに、
花の蕾が。。。
まだまだ固く閉じていたけれど、美しく咲く春爛漫の季節に向けて着々と準備をすすめているのですね。
お花に励まされてしまいました

最近の私のお楽しみ……それはベビー用品をそろえることです。
もうすぐ生まれてくる子供に想いを馳せながら、
自分の好みのお洋服やおもちゃなどを選ぶ、最高に幸せです。
まったく知らなかったベビー用品のブランドにも詳しくなりました。
今、特に好きなのはフランスの赤ちゃんブランド・トラセリアのものです。
おもちゃなどが多いのですが、
お色が淡くて優しくてとっても可愛いのです。
やっぱりフランスのブランドってステキだわ~なんて思いながら、
幸せな気分に浸っています。
ただこのトラセリア、
日本にはブランドショップがないのですよね。
プランタン銀座に小さな売り場があるほかは、お店の一角に少しだけ置いてある程度。
前回のフランス旅行の時、
妊娠していればいっぱい買って来たのだけどなあ。