年末の大掃除。
我が家は、
この半年ほど私がつわりで寝込んでいたために、
普通の掃除ですらおろそかになりがちであったという状況。
春にはべべちゃんを迎えるわけですから、
この大掃除を機にしっかりきれいにしようと主人と共に計画しました。
でも、
年末というのは何かと気ぜわしく、バタバタと過ぎていってしまうもの。
気づいたらもう今年もあと少しというところまで来てしまいました。
主人と二人、
出来る限りのことをして何とか新年を迎えられるようにだけしようということになり、
今日は一日頑張ったのですが、
私はおなかが張ってしまって、長く休んでは少し働いてそしてまたおなかが張ってしまうという繰り返し。
ほとんど仕事になりませんでした。
主人は、
そんな私を心配しているよりは自分で動いた方が早いし気が楽に感じたようで、
私のやりかけの作業をテキパキと片付けていきます。
もともとのんびりおっとりしている性格なのですが、
いざとなると頼もしい!!
感激しました。
おうちが一通りきれいになって、
私はお部屋のレイアウトを少しだけ変えることを思い立ちました。
もう、しばらく行くことのできないヨーロッパ、そして大好きなパリ。
ちょっとでもパリに想いを馳せられるように、
写真立てにパリの写真を入れて部屋中に飾ろう♪
家に写真たてがひとつしかなかったので、
今日のところは私のとっておきの一枚を選んで飾ることに。。。
この写真たて、
アメリカにいる姉がプレゼントしてくれた白いフレームでとてもステキなのです。
そこに、
私たちが前回パリに行った際の写真。
パリ最後の夕暮れに、
主人と二人バスティーユからサンルイ島まで歩き、
セーヌ河のポン・マリー橋で一休みをしたときのもの。
ふと見ると、
空は落ちる直前の赤紫とコバルトブルーとのコントラスト。
セーヌ河にかかる橋や河に沿った道路の車の灯りが水面に反射して、
まるで幻想的な世界にいるようでした。
一分でも時を経ると変わってしまう情景。
私は目を離す事も出来ずに、見とれてしまいました。
これだからパリに夢中にならずにはいられない、何度来ても『また行きたい』という感情がわいてしまうのだ……
そんな確信を目の前にしっかりと突きつけられたかのように、
他のどの町でも見ることのできないものでした。
また、
この魅了してやまない空気感をはるか昔から重ねて、今の煌びやかなパリがあるのだなぁとその歴史の重みも迫ってくるように感じました。
我が祖国日本で、
どんなに精巧に同じ街を作ってみてもこのような空気感をつくり上げることはできない……。
何となく主人と二人切ない気持だったのは、
これでしばらくは、
こうしてパリの景色のなかに溶け込むこともなくなるとなんとなく予感があったからなのかもしれません。
そんな素晴らしい思い出の一面を切り取った写真。
見ているだけであの時の様々な感情がよみがえってきて、
体中に風が吹き抜け、リフレッシュすることができるのです。
この写真たてをリビングのカウンターの上に置きました。
我が家のカウンターもちょうど白だったので、
写真の色が際立ってとてもきれいです。
本当にささやかなことなのですが、
遠いパリをこうしていつも感じていられることが私にとっては何とも言えない幸福感をもたらしてくれています。