初心に帰るということ | サバンナとバレエと

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ブラジルからの便り

今年の年末は発表会に出ることにしました。

5年ぶりの舞台です。

二つの発表会、ひとつはジャズクラスでだいぶ初心者がいるのでお手伝いみたいな感じで、12月9日。

もうひとつは8月から始まったコンテンポラリーのクラスで、12月16日。


もうだいぶ近くなっているのにまだ振り付けの段階でちょっと不安です。

とくにコンテンポラリーの振り付けはジャンプの多い相当過激なもので、まだ3分しか出来上がっていないのにもうあごを出しています。あと2分どうなる事だか。


ジャズのクラスな思ったよりうまくいかなく、ちょっと反省してます。

簡単だろうと高をくっていたのですが。


人数が多い事と、音楽をキチンと聞けない人達がいるので、だいぶ混乱した舞台になっています。

グループのほうばかりを気になって、自分の踊りがおろそかになっていました。

その中でいらいらしてくる自分がいやで大人げないなーと反省してます。


私が初心者だった頃、先輩達がいやな顔もせず一生懸命に同じ舞台で踊ってくれたことを思い出します。

けっしておごらない、優しい友達に恵まれたからこ成長できたのだと思います。


私の心にあった‘踊りたい という想いを見出して、それだけを尊重して対応してくれました。

テクニックや才能にはまったく目をつぶって。

そしてどんな状況でも自分自身の踊りをおろそかにしない。

それがどんなに素晴らしいものか。

あの手本に改めて教えられているような気がします。


初心に帰るとはこんな事なんだなーと思う近頃です。



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