先日から読んでる【風邪の効能】という本の中に

前屈体癖の人の風邪 という項目があり、そこに

『胸椎5番が飛び出している人は鼻か鼻の奥の風邪を引く』

という一説がある。

 

胸椎5番は肩甲骨の間にある背骨。

そして胸椎5番が飛び出している人は、腰椎1番が硬い。

 

という情報から、久々にびびっときた(`・ω・´)

 

思えば巨乳の人たちは鼻炎持ちが多い。

胸が大きくなった結果、前傾姿勢になりがちとなり、胸椎5番が飛び出してしまうような背骨の使い方になってしまうのではないだろうか。

猫背気味と言う方がわかりやすいかもですが、その結果、まず顔が下を向いてしまうために、顎を上げるようになる。

猫背の状態で顎を上げるため、頸椎と頭蓋骨の結合バランス的には小顔になる。

画像で言うと一番左の、後頭部がしっかり出て、小顔で良い感じに仕上がるのだけど、

胸椎5番が飛び出して猫背になっている分、必要以上に顎が上がってしまう。

そうすると眼の裏側にある蝶形骨が前方に出すぎてしまうために、副鼻腔を圧迫してしまう。

 

その圧迫により、鼻腔内の血行不良を起こしたり、菌の増殖を招いたりが起こり、炎症が起きやすく治りづらい状態が続いてしまうのではないだろうか。

 

風邪というのがデトックス機能であり、毒素の排出機能であるすれば、鼻周りの血行不良は毒素をため込むことへとつながるので納得はいく。

 

【副鼻腔炎、蓄膿の治し方】

という情報から治し方を考えれば、

・胸椎5番の出っ張りを解消する

・腰椎1番の硬さを取る

というのが見えてくる。

 

胸椎5番については肩甲骨の間にあるので、まずは肩甲骨を寄せるような筋トレ、ストレッチで改善される。

※動画は貼りましたが未検証です(/ω\)

 

連動して腰椎1番の硬さも取れるやもしれないけど、腰椎1番はそれはそれで上下運動を司るので、牽引的に骨と骨の間を引き離すような意識でストレッチさせる。

 

脚を遠くに伸ばし、上半身は上に引っ張るイメージで、画像は頸椎だけど、腰椎1番に対して負荷をかけるようにしてみると良い。

 

顎と頸椎の角度(と蝶形骨)の調整についてですが、

これはおそらく胸椎5番の出っ張りを解消、つまりは猫背を少し改善させ、胸を張るような感じで使うことで、

頭蓋骨の角度は顎を上げなくても視線の違和感を感じないくらい丁度良い角度に収まるはず。

 

そして蝶形骨に関しては、連動する尾骨の調整で角度を変えられます。

骨盤の前傾を意識(腰椎5番の前後運動)し、座り方や立ち方などを変える。

 

 

 

という感じで、

胸椎5番、腰椎1番、そして蝶形骨&尾骨の可動域が改善完了すれば副鼻腔炎や蓄膿は治せる可能性が高い

と思います。

 

あと

【生理前や生理中に嗅覚が増す】

という話もありますが、

 

これは痛みやお腹の張りなどにより、腰が引けた状態になるため、

尾骨の角度が変わり蝶形骨が後方へずれるため、鼻腔に空洞ができやすく鼻の通りが良くなるためではないかと推測できます。

 

妊娠中のホルモンバランスの変化でも嗅覚は鋭くなると言われていますが、

身体の使い方を変えることでも嗅覚を鋭くさせることが可能だとも思います。

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背骨の機能、仕組みがわかれば、様々な症状や体質の回復や改善に対処出来るようになる。

 

ただ、風邪は症状ではなく機能なので、解熱剤や咳止めなんかを使ってしまえば逆にデトックスが遅くなり長引いてしまう。

 

今日は以上ですm(__)m