5個の腰椎一つ一つの機能に合わせた使い方をしなければ、身体は歪みます。
曲げてはいけないところで曲げたり、捻ったり、反らせたり。
曲げるべきところで曲げ、捻るべきところで捻り、反らせるべきところで反らせる。そして伸ばすところは伸ばす。
それが出来ていないと腰痛の原因となる。
腰椎
1番 →上下運動
2番 →左右運動
3番 →回旋運動
4番 →開閉運動
5番 →前後運動
と機能が異なる。
第一腰椎は胸椎の12番との結合部で、最も動く背骨の関節。
上下運動とは、
背伸びやジャンプ動作など身体を伸ばす運動や反らす動き(後屈)、
更に腕の上げ下げにも連動しています。
グーっと伸びをする際に伸ばす関節はここ!
付近には副腎があるので、ここを緩ませることで副腎疲労の改善や、ホルモンバランスの調整などにつなげることができる。
こんな動き(反り)も腰椎1番の可動域ありき。牽引するがごと上下に引き離す(引っ張る)イメージで柔らかくする。
第2腰椎は左右運動。
左右に身体を曲げる側屈やサイドステップなどの動作。
普段あまりしない動きのようですが、実は結構2番を使っている個所。
階段を下りる時などに右脚を下ろした時、重心は真ん中から、右脚の方に傾き、
左脚を下ろしたら、重心も左へ。と左右運動な。
腰椎3番の回旋運動ですが、こちらは、身体を捻る動き。
スポーツでは、主にゴルフやテニス、野球などが上げられますが、
現代人はこの3番の動きが硬くなっている人が多いのかも。元凶は回転椅子に頼りすぎ。
他にも3番で回転せず、1番、2番や骨盤の回転を使ってしまい、本来回転させるべきではない箇所を使うことで腰痛となる。
腰椎の3番を点で捉えて回旋運動を行うことを徹底的に意識すべし。
4.5は割愛(/ω\)
と思ったけど、5は仙骨。プリケツにするにはこの前後運動が大事。
左のおねーさんのお尻にするには腰椎5番の関節の反り(前後運動?)が大事。
右のおねーさんは見るからに腰椎全体が、背骨全体が硬く、魅力がない。
人の魅力とは男女問わず腰椎の柔らかさからくるものなのです(((uдu*)
で、なぜ今回腰椎調整をしようと思ったかは、この本を読んでから。
久々に素敵な本に出会った(*'ω'*)
「整体協会」の創設者、野口晴哉(1911-1976)の本であり、
風邪はうつらないという話の原型となっている本。
胸椎や腰椎の硬くなっている個所と風邪の症状など詳しく書いてある。
風邪は引くものではなく、デトックス効果が終わるまで経過させるものであり、
解熱や咳止めなどをするから長引いてしまう。
病気ではなく毒などの排出機能であるため、正常な人は頻繁に風邪症状が出る。
1日に10分とか1時間とか数時間風邪を引いては治ってしまう。
咳が出てすぐ止まるとか、熱っぽくなってもすぐ下がるとかがそれ。
逆に風邪症状が全く出ない期間が長ければ、癌や急性○○などで一気に悪いところが出て、ぽっくり逝ってしまうとか。
まーまだ読んでる途中なのですが、人体オタクとしてはワクワクせずにはいられない内容(*´з`)💖
胸椎5番の硬い、歪みで飛び足している人は鼻風邪になる。とか
胸椎3.4番が硬いと治りが遅い。などの詳細が書かれている。
蓄膿なんかになりやすい人も肋骨の一部の硬さ(胸椎5番)からきているのかもしれない。
蝶形骨の歪みにもつながるし。
背骨の動きと機能を理解できれば様々な症状の緩和や治療に役立ちます。
久々にロベットブラザーの法則の話。
書くのはもう飽きたのでリンクを(/ω\)
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曲げるべきところで曲げ、捻るべきところで捻り、反らせるべきところで反らせる。そして伸ばすところは伸ばす。
正しく身体を使いましょう\( 'ω')/