〚結局は呼吸に全てのプログラムを出来るかどうか〛

正しい呼吸が出来ているかどうかが、歪みや不調を起こすことになる。

 

吸う際に横隔膜をしっかり下げ、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)を連動して使えていなければ、

代償運動として腰方形筋を使って姿勢を維持しようとすることで、腰方形筋の収縮過多となり腰痛となる。

 

かといって吸うことばかり意識すると、肋骨下部が開きやすくなり、内臓下垂が起こり下っ腹が出たり、腰方形筋の弱体などから第12肋骨の動きが悪くなり、副腎周りの血行不良で副腎疲労(アドレナルファティーグ)になりがちとなる。

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呼吸筋を挙げると一杯あってどれが呼気でどれが吸気に使うかを覚えるのは大変だったりするけど、

正しい呼吸を身体に覚え込ませる、身に着けるということが、歪み改善、予防に最も重要であると言えます。

 

ただ、探れば探るほど深いのが呼吸でもある。

肺の拡張、収縮にも左右差が出てしまったりするし、その原因を突き詰めれば、足首の硬さや手首などとの連動であったりもする。

それが原因で腰方形筋の硬さの左右差が生じ、背骨、身体全体の捻じれ、側弯症にも繋がってしまう。

このストレッチが重要であるというのは、腸腰筋の硬さを取ることに繋がり、弛めることに繋がるからであり、

腸腰筋を使えるように、意識に上げられるようになれば腰方形筋の緩みへと繋がり、腰痛が緩和されることに繋がる。

腸腰筋を使えるようになれば、腸内の血行も良くなり、腸内細菌叢による栄養合成、ホルモン(の前駆体)合成も多くなり、

さらに副腎の血行が良くなることで、ドーパミンをアドレナリン(エピネフリン)、ノルアドレナリンへの変換量も多くなることで、精神的充実につなげることが出来る。

 

その点から言えば、喜怒哀楽豊かに、多幸感を感じ生きる為に最も重要な筋肉は、腸骨筋であると言えます。

 

【重力に頼らない】大腰筋を鍛える。(腰痛予防、お腹の肉を落とす等)

腸骨稜という、骨盤の上部に当たる部分で、腰方形筋、腹横筋などが結合する部分を押してみて、痛いと感じたら、呼吸が正しくない可能性があります。
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痛くなくなるまで数日は掛かると思いますが、徹底的に指圧、加圧し、帯電除去で腰方形筋、腹横筋の柔軟性を取り戻しましょう。
その上で大腰筋を使えるように変えるこことで、ウェストは細くなり、腹筋は綺麗に割れ始め、精神的にも強く、しなやかになります。
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一見、見た目上姿勢が良いと見える人でも、腰方形筋の収縮で姿勢を良くしており、大腰筋が使えていないことが多いのかと思います。
位置と機能、方向をしっかりと意識し、大腰筋(および腸骨筋)を使えるようにすること。
それが呼吸にしろ、ダイエットにしろ、精神強化にしろ、第一歩目に行うべきことと思います。
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まずは呼吸を。そして自分の身体の中がどうなっているかを知ること。
骨を知り、肉を知り、機能を知ること。
圧倒的な知識不足を解消すること。
ただやるだけではなく、頭を使って意味のある改善を行うこと。
方法論を間違って、やってもやっても無駄になるような(むしろ悪化するような)努力をしないこと。
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知識が無ければ透明な世界を見ることはできません。
知らないものは認識できません。