結論から先に書きます。
腕と脚は構造的に同じ。
ここ数日徹底的に行っていた肘を曲げ、肩甲骨を動かすという改造を脚で考えると、膝を曲げて股関節を動かす。ということになります。
肘を日常的に曲げない、曲げる回数や可動域が少ないことによる弊害は、上腕三頭筋(二の腕)が収縮しっぱなしになり、肩甲骨の可動が悪くなるということ。
膝を曲げないということは、大腿四頭筋が収縮しっぱなしになり、股関節の可動が悪くなるということに繋がります。
膝を曲げる。という時、正座をするときに曲げるというのもありなのですが、正座の場合はふくらはぎの筋肉を使っていないため、大腿四頭筋の停止部分(膝に結合)のストレッチ効果は生じるけど、ふくらはぎを鍛える、その他連動した筋肉運動が生じずらいことに繋がります。
機能を追求する場合、筋肉を使って膝を曲げることが大事であり、お尻に踵が付くくらいの可動域が必要になります。
腕においては肩(三角筋あたり)を手で掴めるくらい、手首が肩に付くくらいの可動域が理想的。
連動して肩甲上腕関節の可動域も広がって、肩甲骨を剥がすのに効果的に役立ちます。
で、今日からは腕から脚へ改造ポイントをずらしていきます(((uдu*)
細く引き締まった足首、ふくらはぎの人と、太く筋肉質、もしくは脂肪で覆われたふくらはぎの人は、使い方が違います。
日常生活において膝を曲げるような使い方、踵(かかと)を後ろに蹴るような、腓腹筋等を使いながら曲げるような動きをする回数の多さなどが原因となり、差として現れます。
さらには膝を曲げないことにより、下図の大腿四頭筋の停止側、膝部分が硬く硬直していきます。
それが太ももの太さ、大腿四頭筋の緊張、血行不良、代謝の悪化に繋がります。
どう改善していくかというと、使い方を根本的に変え、無意識に動かせるように徹底的に身体に動きを覚えさせることです。
腕、肘を曲げるが如く
脚、膝下を曲げる。しっかりを筋肉(腓腹筋等)を使って。
体勢は立位でも、うつ伏せでも仰向けでもOKです。
膝を曲げる、そして大腿四頭筋が伸びる(ストレッチされる)ということを意識すること。
曲げる際はしっかり曲げるのですが、上画像のように手を使ってしまうと効果が激減してしまうので、腓腹筋等をしっかり使って手を使わずに曲げられるようにすること。
そして大事なのはお尻に踵が付くまで曲げられるようにすることです。
筋力不足や脂肪の多さ、筋肉の硬さなどが邪魔して、始めはかなり隙間が空いたり窮屈な感じになると思いますが、数日やり続ければお尻に踵が届くまで拡張されます。
大腿四頭筋がストレッチされ伸ばされる際に、股関節が動き、中殿筋にも効くことを意識に上げる。
このようなストレッチの際にも、踵を後方に蹴るような意識(収縮)、大腿四頭筋のストレッチ状態も意識に上げる。
もっと言えばこれらの動き、使い方は、背骨全体、頸椎の可動域、捻じれの解消などにも繋がります。
馬をはじめとする動物たちが機能的に走れるのも、肘や膝を柔らかく柔軟に使えているからであると言えます(((uдu*)
ちなみにこれらは腰痛改善にも効果大です。
大腿四頭筋と共にハムストリングスも弛んでいくためです。
日に日に細く締っていく脚を楽しんで、就寝前や寝起きにやってみましょう\( 'ω')/
細いだけじゃなく、引き締まった機能的な脚を目指すべし(`・ω・´)