【仙骨考察1】

仙骨は何で重要なのか?

とちらっと考えてみた仮説1。

 

仙骨自体が重要であるという点もあるやもしれないけど、まず思いついたのはロベットブラザーの法則。

ロベットブラザーの法則とは、背骨の動きの連動の法則。

同方向と逆方向に連動して捻じれる仕組みですが、仙骨に連動するのは後頭骨であり、丁度腰仙関節関節の位置。

腰仙関節に捻じれが生じたるすると後頭骨も捻じれる(歪みが出る)し、背骨全体に捻じれが生じて側弯症などに繋がる。

さらに後頭骨と連動して動くのは蝶形骨。

蝶形骨はとは目の裏にある蝶々のような形をした骨。後頭骨が動くと蝶形骨も動く。

 

蝶形骨がズレると、脳下垂体(や視床下部、松果体など)を圧迫してしまうことがある。

下垂体は様々な重要なホルモン(下垂体ホルモン)を分泌する超重要臓器。

  1. 副腎皮質ホルモン(コルチゾール、アルドステロンなど)
  2. 甲状腺ホルモン
  3. 性ホルモン(テストステロン(男性ホルモン)、エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)
  4. 副甲状腺ホルモン
  5. 下垂体前葉ホルモン(成長ホルモン)
  6. 下垂体後葉ホルモン(抗利尿ホルモン)
  7. 膵ホルモン(インスリン、グルカゴン)
  8. 消化管ホルモン(セクレチン、ガストリン)
  9. 神経ホルモン(カテコールアミンなど)などがある。

http://www.ls2.jp/health/column01/mind/07.htm

 

生理不順や性欲減退、成長阻害、ストレス耐性の低下、水分調整バランスの乱れなどなどに繋がる。

 

つまりは姿勢が悪い、仙骨、尾骨が寝たような状態で固まってしまうと、蝶形骨が連動してズレて下垂体を圧迫してしまうために、ホルモンバランスの乱れが生じて様々な悪影響、症状が出てしまう。

 

という点において、端的に考えると仙骨は重要であるということ。

 

逆に言えば、仙骨、尾骨の可動域、角度の調整を行うことで、後頭骨、蝶形骨の調整が出来、下垂体ホルモンの分泌をある程度コントロールすることは可能であると言えます。

 

 

骨盤を前傾させ(前過ぎず後ろすぎず、会陰に重心を落とす)、上後腸骨棘を通る2本の軸を意識しつつ、腰仙関節に負荷を掛けて図のように反らせる。連動して蝶形骨が動き、眼圧の低下や脳内の圧が下がったりでスッキリする。

間違って尾骨に重心を落とすと歪みが発生するので注意。

 

とりあえず考察1では概要まで(`・ω・´)

ホルモンの種類、分泌量のコントロール方法、症状の緩和方法、精神への影響などはその2以降で。

 

【今日のお尻画像】

 

珍しくメンズのお尻(とバレー選手のストレッチ)(((uдu*)

腰仙関節の可動域に着目です。

あとお尻の肉(筋肉)付(((uдu*)

 

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という感じでしばらくは、仙骨、尾骨の角度可動域アップで、脳の処理速度、スペックを大幅にアップさせていきます(`・ω・´)