【身体が硬いという人は、死後硬直で固まっているのと同じ原理】
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死後硬直(しごこうちょく)とは、死体の筋肉が硬化する現象である。
機序】
死に伴い筋肉のATPが枯渇すると、筋原線維の収縮タンパクであるアクチン、ミオシンからアクトミオシンを生じて硬化する。
つまりは身体が硬いという人は、股関節や腰椎周りの血行不良が様々な要因で起こっており、それにより特定の部位が酸素不足状態となりミトコンドリアが不活性化しATP不足になることで硬くなってしまうということ。
ストレッチやマッサージで柔らかくなるというのは、血行が回復して赤血球が酸素を届けられるように改善され、ミトコンドリアが活性化、再起動することによりAPTを作り出す結果起こる反応。
酸素を送るのは赤血球であり、糖質摂取やストレスなどの酸化ストレスにより赤血球が酸化します。
酸化とはある物質から電子を一つ奪う反応のことであり、本来マイナスの電気を帯びた赤血球(シアル酸によるコーティングのため)から電子を一つ奪われることによりプラスの電気を帯びてしまいます。酸化してプラスに帯電した赤血球はマイナスの正常な赤血球と磁力的に引き合いくっついてしまいます。
それが血液ドロドロという赤血球が団子状態になった状態。
団子状態では細い毛細血管へ入っていくことが出来ず、皮膚表面まで酸素を送ることが出来なくなってしまい、結果皮膚が硬くなります。
皮膚に限らず関節においても同様の減少が起こる。
ちなみに浮腫みとは、酸素不足を解消するため(酸素が無いと細胞が死んでしまうので)、なんとか酸素を得ようと毛細血管を拡張するために起こる現象。毛細血管を太くするというホメオスタシスの反応が、浮腫みへと繋がります。
糖質制限などをして酸化を解消(電子還元も大事ですが)することで、浮腫みはすぐさま解消されます。
指輪が抜けなくなった(;゚ロ゚)ハッ という時も、糖質制限で抜けます。
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ということを前々から妄想しておりましたが、45度のエプソムソルトのお風呂に入ることで確信に変わりました(`・ω・´)
ハムストリングス、内転筋群、腰回りの筋肉(大腰筋、腸骨筋、腰方形筋等)が強烈に弛んできた。
揉んだりストレッチしたりするだけでは、どうしたってミトコンドリア活性を全開で引きこせないのだなと。
熱湯。くらいの温度で急激に暖めることで一気に柔軟性(と共に放電の痛みも出ますが)を得ることが出来る。
ということでダイエットも兼ねて、太もも周り、腰回りの弛んで浮いてきた脂肪を一気に燃焼させます(`・ω・´)
硬すぎる時は、硬いということにすら気が付けない。
弛んで初めて気が付ける。ということが良くありますね(;´・ω・)
個人的なお勧めの入浴方法は
45度のお湯にいきなりザブンと入るのは熱いので(◎_◎;)
10cmくらい溜まったあたりから半身浴さながらに入り始めて徐々に慣らしていき、そのまま胸元まで溜めていくという入り方。
そうすることで下半身、腰回りに関しては10分以上は浸かれるので、ダイオフ反応の具合悪さを感じずに長時間は居れて、効果を大きく出すことが出来ます。