【呼吸を見直す】

呼吸についてまた知識が増えた。

前回は〚酸素添加酵素〛【仮)なぜ呼吸で性格、テンションに影響が出るのか?】により、ドーパミン、セロトニン合成を起こすために酸素が必須であるため。という内容だったけど、今回は

 

筋肉のATPが枯渇すると、筋原線維の収縮タンパクであるアクチンミオシンからアクトミオシンを生じて硬化する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%BB%E5%BE%8C%E7%A1%AC%E7%9B%B4

という、死後硬直の仕組みから考えた。

 

呼吸が浅いと血行不良の部位が酸素不足となり、ミトコンドリアが不活性となる。

生きながらに筋肉が硬直してしまうということ。

糖質の摂りすぎが身体を固くするというのは、ここに答えがあると思う。

重要なのはATPを突き出すミトコンドリアの活性であり、ミトコンドリアを不活性化させるのは糖質摂取による赤血球の酸化、その他酸化物質の摂取、体温低下、血行不良、体内静電気の帯電、放電(アース)の不足。

 

詳細を書くと超超長文になるのでこの辺を参照ください。

ミトコンドリアのちから (新潮文庫)体内静電気を抜けば病気は怖くない!

身体を弛めるには呼吸が大事。酸素不足は身体を固くする。

またテンションを高めたり安定させるドーパミンやセロトニンを合成する上でも、酸素が必須となる。

 

深呼吸で身体が弛むというのもこれが答えとなる。

また呼吸だけではなく水を飲む。というのも酸素摂取に繋がる。(H2O)

糖質の混じった飲み物では当然赤血球の酸化に繋がり、ミトコンドリアのちからを鈍らせることになる。

身体が硬い、胸が硬く揉まれると痛い、生理痛が思い、足がつる、筋肉痛が酷い、やる気が出ない、テンションが上がらない、精神不安定、などといった症状は、呼吸が浅いから、横隔膜が硬く上がったままになっているというのが原因であると言えます。

 

【肩で息をしない】

ただ息を吸えばいいかというとそうでもなく、横隔膜という筋肉を鍛えて柔らかく動くようにすることが大事。

 

日常的に呼吸が浅いと、横隔膜が硬くなってしまう。

それでも呼吸をしなければいきていけないから、硬く動かない横隔膜を下げる代わりに、肩を上げて肺を広げようとする(代償運動)。

 

これが肩凝りの原因となる。

横隔膜をしっかりと下げられるくらい柔らかく出来れば、呼吸をするために肩の筋肉を使わなくなり、肩凝りも無くなる。

全身の緩みへと繋がる。

 

肩凝りで悩んでいる方は、横隔膜をしっかり下げることを意識しつつ、呼吸の際に首回り、肩周りの筋肉を使わないようにすることも意識すること。

 

肩甲骨を下げる。というのが重要という話はあるけど、これも呼吸が浅く酸素不足では中々動かないし、呼吸が浅いことで肋間筋周り、つまりは肋骨全体が硬いと動かせない。横隔膜、肋間筋、胸肋関節、肋椎関節を柔らかく動かせるようにすると、肋骨は本来の動きを取り戻し、ここまで動くようになる。巨乳にも繋がるよ(/ω\)やわからい胸は呼吸から。

 

 

呼吸で身体を弛めて、姿勢も治していきましょう。

一番右の姿勢を目指して調整していきましょう。硬い箇所が一か所でもあれば全身のバランスは崩れてしまう。

みぞおちの部分の背骨、胸椎12番、腰椎1番の1点を、点として捉えて、あとは全て弛める。

 

1週間ステップアップ「ゆる体操」身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法

自分を変えたい!と変える上で、何をするにもまずは呼吸から極めていきましょう。それが一番の近道。