【首を長くする)大小菱形筋と胸鎖関節】
肩甲骨の可動域拡張をするにあたり、寄せる筋肉は大小菱形筋が重要。
ただ弱体化した筋肉は出力が上がるまで神経回路を意識に上げづらい。ピンポイントで動かせるようになるには慣れが必要。
また、元々がストレートネックであった場合、首を短く意識してしまっている傾向が強く、胸椎1番と頸椎7番の境目が硬くなっている。
胸椎1番と頸椎7番の境目をしっかりと思え込ませる(脳に)。
境目を意識に上げる際にわかり易いのが胸鎖関節の位置。もしくは胸骨丙。
そこから上が頸椎で下が胸椎。
大小菱形筋はその背面に位置し、小菱形筋は頸椎の6・7番、大菱形筋は境目の胸椎1番~4番に結合している(起始)ということが重要。
菱形筋を収縮させ、位置を正確に覚え、肩甲骨を正しい位置で寄せられるようになると、頸椎全体が弛んで首のS字が綺麗になる。
鎖骨のちょっと下辺りを突き出す感じにすることで、頭蓋骨の角度も変わる。(下図の一番左)
突き出す1点を意識しつつ、菱形筋を収縮させる。
肩、肋骨が地面に対して並行であることも意識し、菱形筋を動かす際、肩甲挙筋や肩甲背神経と混同、混線しないように気を付ける。
首の長さも遺伝でも生まれつきでもなく、使い方の結果でしかありません。
首を短く使うと顔が大きく見えますので、顔の大きさもまた身体の使い方の結果でしかありません。
今ある自分の容姿は、何も考えずに身体を使ってきた結果の現れであり自己責任でしかないことをまず自覚すること。
誰のせいでもなく思考することから逃げていた自分のせい。無知だった故の結果。
逆に言えば、いつからでも身体の使い方を変えれば、小顔にもなれるし、腕の太さも変えられるし、ウェストなどスタイルも自在に変えられる。
頭を使えばいいだけのこと。足りないのは正しい知識、認識と、本気で変わりた、変えたいという気持ち。
ということで、結論的に
胸を張って生きている人は小顔!
と言えるのではないでしょうか(`・ω・´)