今週は続・中臀筋からの太もも改造、あとは上半身と下半身の連結、連動まで行けたらいいな(`・ω・´)

 

さて、一つ前の記事で書いた代償運動(中臀筋不足で言えばトレンデレンブルグ徴候、デュシェンヌ徴候等)。この概念でかなり色々な原因と改善方法が見えてきた!

 

【中臀筋不足が大腿筋膜張筋の緊張状態を招き、常に大腿骨が外転状態になってしまい、内転、内転筋の不足を招く結果、内太ももの脂肪が落ちづらくなる】

 

内太もものぷにぷにの肉が落ちない。

というのは、大腿骨の外転の際、中臀筋不足の代償運動により大腿筋膜張筋を使って外転をさせることになる。過度に発達した大腿筋膜張筋の慢性的な収縮により、大腿骨が常にMAX外転状態になり、太ももの裏側の肉が内側に捻じれ回ってくる。

 

なのでその解消方法としては、外転を行う際は徹底的に大腿筋膜張筋を使わないで、中殿筋の収縮を意識すればよいということになる。

 

が、中臀筋不足の状態で意識に上げるのは難しい。まずは癒着を剥がしつつ、脱力させてから収縮させる必要がある。

 

1.大腿骨を思いっきり内転させる(内側に捻る)と大腿筋膜張筋、中殿筋のどちらも弛む(外転筋なので)。

思いっきり内側に捻ると画像のような筋肉の出方になります。(寝ながらやっても可です)

大腿筋膜張筋は弛み、大腿四頭筋が浮き出るような感じ。

 

膝下に関しては超内股状態になりますが、大腿骨を内転させたまま膝下のみ脱力して、大腿骨の捻じれに膝下の捻じれを合わせていく形で、O脚などの脚の歪み改善も容易に出来るようになる(容易は言い過ぎかもですが)

 

2.内転、外転可動域をMAXにする。

 

中殿筋の不足という点から考えれば、内転、外転可動域をMAX状態にするということは、中殿筋(大腿筋膜張筋もですが)収縮と弛緩をMAXにするということになります。

極力大腿筋膜張筋を使わないことを意識して、中殿筋の収縮で捻じるように意識することで、より細く引き締まった脚(太もも)を手に入れることができます。

単なの筋力不足でセルライト化した細い脚ではなく、機能的であり引き締まった細い脚を目指しましょう。

そのためには中臀筋不足の解消が重要。

お尻として使ってしまっている太もも上部を細くし、腰として使っているお尻の上部を鍛える。

ということで、太もも(股関節、大腿骨)を内転しまくる。

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【背骨の捻じれ調整にもつながる】

内転(および外転)の可動域拡張は、中臀筋不足、左右差によるトレンデレンブルグ徴候などにより生じる側彎症などの改善にもつながる。

 

胸肋関節の可動域の左右差や、首の左右の違和感解消、腕の左右の長さ解消など上半身の左右バランス、可動域にも大きな影響が出ます。

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昨日ソフトボールリーグが開幕し、長時間キャッチャーをやっていました(`・ω・´)

かなり股関節に負担が掛かるポジションですが、中臀筋への意識で立ち眩みやバッティング時の軸足の緊張などが改善されたように感じました。

 

ただ左脚股間節の内転が足りないために回転軸のブレなどがまだあり、上半身と下半身の連動の力強さが感じられない。。

 

中臀筋は身体機能向上の上でかなり重要なパーツの一つであるのは間違いないですが、併せて内転筋も重要なパーツであるはず。

そして上半身と下半身を繋ぐ重要パーツをまだ見つけられていない気がしてならない。

 

他にも見つけたポイントは色々あるのですが、「ちょっと長くなってしまってきたので、記事を数回に分けて書いていき体と思います。

 

美脚、美尻で溢れる世界を作りたい(`・ω・´)♡笑