【膝裏を伸ばす際の痛みは呼吸の浅さに繋がる】
こんな感じのストレッチ等で膝裏が痛い場合、呼吸(吸気)が浅いということに繋がります。
ふくらはぎは第二の心臓。と言われる所以がようやく腑に落ち始めてきた。
足首の底屈、背屈をするにはふくらはぎ(ヒラメ筋、長母指屈筋、他多数)の筋肉を使う必要がある。
そして足底筋膜に連動し、足底筋膜→骨盤隔膜→大腰筋→横隔膜→胸鎖乳突筋→顎というような筋膜の連動が起こる。
中でも横隔膜の上下が、呼気、吸気にもっとも大きく関わり、ポンプの役割を担うという点から、第二の心臓と言われることに繋がったのではないだろうか。
足首と呼吸、首(頸椎)、手首、腰(仙腸関節、腰仙関節等)への連動は、即効性をもって感じられるくらい、綿密に繋がっていると感じる。筋膜の連動はかなりスピーディに行われるのではなだろうか。
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膝裏の膝窩筋(や、その他ふくらはぎ裏側の筋肉、太ももなど)のセルライト化なども、呼吸が浅いために起こるといえるだろうし、可逆性を持って、足首の使い方が悪い(硬い)ために、呼吸が浅くなるともいえる。
今回は呼気(吸う)の実験考察であるため、背屈を重点的に行っています。
筋肉の収縮をしっかりと意識してつま先を上げる(重力に頼ったり、形だけにならないように)。
まずは膝裏が痛くなくなるまで(帯電がなくなるまで)やり続け、連動的により深部へ。
太もも、骨盤、腰、背中、首(&手首)まで、足首の背屈(底屈)のみで調整できるところまでいってみる。
※足首の動きに連動する筋肉が引っ張られてる感覚や、横隔膜の動き、首の捻じれへの影響などを感覚的に捉える。
【腓骨のズレ修正と背屈、底屈の角度】
外側のくるぶしが下に落ちるような腓骨のズレが生じている場合がある。
踵骨や距骨のズレ、足首の角度のズレ(回内足、回外足)などの影響で、足首の底屈、背屈に制限が掛かるってしまう。※内反状態のままで固まってしまう。内股になる。
足底筋膜を剥がし、踵骨、距骨の捻じれ角度調整でくるぶしの高さも調整可能。
調整後に底屈、背屈が正しい方向に出来ているかをチェック。
感覚的に正しい方向だと感じる角度で行うと、ふくらはぎの筋肉群も連動してストレッチ出来るようになる。
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とにかく、足首の角度により膝下全般(ふくらはぎ)、太もも、骨盤、腰と、脚一本丸ごと改造することになりそうです(`・ω・´)
呼吸を極める道は険しく遠い。