過去記事※後頭部筋肉群を鍛える)身体を反らせるときに重力に頼らない。

と同じ概念。
 
後頭部筋肉群の収縮で上を向く。ということに限らず、全ての動き、特に背骨を捻る系の動きにおいて、
腕や脚、骨盤などを回転させて脊柱起立筋群の収縮を使わずに捻っていると脊柱起立筋群が強烈に弱体化して背骨が硬くなる。
 
24個+2個の背骨の関節一つ一つを筋収縮を使って丁寧に捻っていく。
もちろん背骨に限らず腕、肩甲骨の内外旋、脚の内外旋、その他指や首、全身の捻る系の動作において、全てを筋収縮を使って捻るように意識改善していく。
 
決して楽をしない道を選択する。
日常生活における全ての動き、呼吸がストレッチであり筋トレ。と常々思っている(ので特段筋トレという時間は設けていない)けど、より精度、出力、可動域などを高め、練度を増していく。
 
とりあえず脊柱起立筋群をメインに最大級に鍛える。
  1. 頚腸肋筋(けいちょうろっきん)
  2. 胸腸肋筋(きょうちょうろっきん)
  3. 腰腸肋筋(ようちょうろっきん)
  4. 頭最長筋(とうさいちょうきん)
  5. 頚最長筋(けいさいちょうきん)
  6. 胸最長筋(きょうさいちょうきん)
  7. 頭蕀筋(とうきょくきん)
  8. 頚蕀筋(けいきょくきん)
  9. 胸蕀筋(きょうきょくきん)
今までは多裂筋の収縮を意識する際、上から下へ引っ張るよう意識してきたが、次は捻り。
脊柱起立筋群以外にも腹斜筋や広背筋など、ありとあらゆる捻る系筋肉を使う。
 
図のように腕の勢いを利用せず、両脚を固定したままの状態で筋収縮のみで捻ることを意識する。
両脚を動かさないでこういった動き(ヒソカ)ができるくらいまでが理想。
これらのストレッチにしろ、脱力や腕の力を使って行わず、筋肉の収縮を意識して行う。
※ちなみに右画像のストレッチで腕を使ってしまうと肋骨が開いてしまう。収縮させることで開きはなくなる。

肋骨はこんなに動きます。

 

ということで、収縮を意識して、もっともっと背骨、肋骨をグニャグニャに動かせるようにする。

 

ストレッチとは脱力にあらず、筋トレ。

圧倒的筋力不足が身体を固くする。

 

脱力出来るということも大事だけどね。

出力レベルを上げられれば脱力レベルも比例的に上がる。

※その辺は自律神経的には複雑だけど。

 

今日は肋骨の上下を分けて捻る。という点を徹底する。