【仮)副腎疲労と脳機能、精神への影響(クッシング症候群)】

人間関係、生活苦、怪我、傷、温度etc...恒常的に、慢性的にストレス状態にさらされ続けると、
副腎皮質からストレスホルモンのコルチゾールが放出されます。

コルチゾールが慢性的に血中に高濃度で含まれていると、脳環境を悪化させ、脳に誤作動を起こさせる。脳機能が正しく働く無くなり、心のコントロールがうまくいかなくなる。

副腎のみならず、脳の海馬を委縮して分泌することもわかっており、記憶を司る海馬萎縮は、記憶力の低下、欠落を招き、一時的な記憶障害、物忘れが激しい、言ったことを覚えていないなどの症状が出る。

脳の混乱は心の状態に支障をきたし始め、例えば普段何でも無いようなことでもイライラして来たり、無気力で何もできなくなったり、仕事を休みたくなったり、自分に自信を持てず自分を好きになれない、気分が段々と落ち込み始め、鬱病のような状態へとはまることもある。

最もたる原因は精神的、物理的ストレスが掛かり続けることであるが、時には食事、姿勢などにより副腎を使い続けたり、圧迫し続けた結果起こることもあると考えられる。

食事に関して副腎疲労へ最も悪影響があるのは、糖質の摂取。そして糖質の分解に必要なビタミンB,C群の欠乏。タンパク質不足。その場合、多量のビタミンC、良質なタンパク質の摂取により回復すると言える。(当然しばし糖質は控える)

姿勢に関しては反り腰がニュートラルとなっている一見姿勢の良さそうな人。
丁度副腎のある背骨の位置を反り続けることにより、副腎の血行阻害が起こり機能低下またはそれがストレスとなりの悪循環。

腰痛といっても箇所、原因様々であるが、副腎の位置を押して痛い場合はかなり副腎疲労が進んでしまっていると考えられる。炎症が起こり、腫れあがってしまっているかもです。

その場合疑われるのがクッシング症候群。


図は極端だけど、主に書きの症状が徐々に表れ、放っておくと最終的に図のように。

手足は細く力が入りにくい、打撲の痣が出来やすい(糖化により血管が脆くなっているため)、肋骨より上は細いが、肋骨下からの肉付き、肉割れが酷い。筋力の低下、ニキビや髭(女性でも)の増加。といったところが主な症状。

反り腰であれば前屈のストレッチが有効。縮んだ背中の筋肉を反対側へ伸ばすことにより血行が回復していく。

食事は多めのビタミンCと良質なタンパク質。
肌が垂れ下がったり筋力が低下するのは、コラーゲンの結合が、糖化(コルチゾールは糖質コルチコイドで血糖値を上げるため、タンパク質と結合して脆くて硬い物質に肌や筋肉を変えてしまう)した結果であり、コラーゲン合成の原料となるビタミンCとタンパク質の摂取で再合成、補強を図る必要がある。

タンパク質だけとってもビタミンCが不足していてはコラーゲンは合成されないので注意。

初期症状であれば数日で回復するケースもあるが、ちょっと押しただけでも痛いような炎症の場合、完全回復まで数か月~1年ほどかかるケースもあるという。

慢性的に糖質を過剰気味に摂っている人は特に要注意。

思考がまとまらず、先のことを考えられない。思ってることと違うことを感情的に口走ってしまったり、それにより人間関係を悪化させてしまったりで後悔してしまう。

それは生まれ持った性格などではなく、長年続けた副腎疲労がもたらしたものかもしれない。

副腎疲労から脱し、感情のコントロール、張りのある身体を取り戻しましょう☆




位置はこの点の両脇左右二箇所。