【身体の歪みと記憶力の低下】

身体のどこかひとつが歪むと、全てが歪む。
腕が捻じれれば鎖骨が歪み左右のバランスを崩し、骨盤の歪みに繋がる。
骨盤の歪みも重心のズレに繋がり、脚の長さ、肩の高さが傾く。
さらには脊髄(仙骨、腰椎、胸椎、頸椎)の傾きを引き起こし、頭蓋骨の歪みに繋がり、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という五感の鈍化へと繋がる。

この脊髄の歪みが記憶力の低下へと繋がるというのは、頚椎のズレによる脳幹の圧迫が挙げられる。


脳幹近辺には海馬という記憶を司る箇所(新しい記憶、短期記憶)がある、それ自体を圧迫することが直接的に記憶力に影響を与えるが、圧迫自体がストレスとなりコルチゾール分泌へと繋がるというのも理由の一つとなる。

コルチゾールの分泌時に海馬萎縮が起こり、記憶が一部無くなるということがすでに立証されている。鬱病などの思考力・記憶力の低下もコルチゾール分泌が原因とされており、脳全体の神経伝達物質のリレーを邪魔し、海馬の糖代謝を邪魔する。
脳全体の神経伝達が邪魔されるということは、「考えがまとまらない」という状態になって現れるということとなる。

歳を取るにつれ、記憶力が低下するということは、身体が年々歪んできている。という言い方が出来る。

もちろんコルチゾールは血糖値にも大きく関わっていて、副腎からも分泌されるので、糖質の過剰摂取が高血糖からの低血糖(グルコーススパイク)を引き起こし、それが鬱病の原因となっている場合も多々ある。

記憶力低下の原因は、歪みの他に糖質の過剰摂取ということ、ストレス過多による血糖値以上ということがあげられる。

逆に言えば、糖質を控え、姿勢を正せば記憶力は回復すると言える。

【頚椎と脳幹のズレを調整する】

自分自身、パーツごとの調整をする一方で、一つ調整すると他がズレてしまうという経験が多々あり、最近まで絶好調に歪んでいたわけです(/ω\)※自力調整の通り道と思います。

パーツごとに調整してきたすべてを調整するために、もっと効果的な方法は?
と考えた結果、再び基本に還る!というのがベストとなりました。

基本とは≪センター≫という身体意識


身体意識を鍛える―閉じ込められた“カラダのちから”を呼び覚ます法

いついかなる時も姿勢制御、動作においてこれを基軸として意識する。
もちろん最近取り組んでいた頭蓋骨矯正においては、それのみだけでは調整が難しいのだけど、一定ラインの調整まではセンターの意識だけでもたどり着ける。

もう何度目に読み返すかわからないくらい読んできたけど、読むたびに新しい発見がある。

昔のように麻雀の半荘数回分くらい記憶出来るくらいまで記憶力を回復させたい (`・ω・´)キリッ

ここ数年はほんと記憶力なくなったなーと感じていたところでした。(/ω\)

脳の力を最大限に使うためには、最低限姿勢を正さなくてはならない。
その核心となるのが、脳幹の調整であり、ヨガなどで身体を調整することがその近道と言える。