考えれば考えるほどわからなくなってきた。

以前【酵素ダイエットは嘘である】という記事を書いたのですが、http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-10824205014.html
それに矛盾して先日【ブロメライン(酵素)と宿便除去】について書いたわけです。

酵素肯定派と否定派は大きく意見が分かれており、色々なサイトやブログを拝見しても甲乙つけがたい。

ウィキペディアの酵素栄養学のページを観ると、やっぱり嘘っぽい(偽科学)と思ってしまうし、

初代?提唱者のエドワード・ハウエル博士の言い分を観ると、それっぽい気もする。
http://ameblo.jp/jackkw/entry-11477339126.html

前者を是とすれば、酵素はタンパク質であり、胃酸により全ての酵素は分解(ペプチド化)されるので活性が無くなるということになる。
後者では胃酸を通り抜けるものもあり、>腸に入ると再活性するという話。

端的に言えば、胃酸を通り抜けられるか抜けられないか?という議論にも思ええる。

便の主成分は吸収仕切れなかったタンパク質だとすれば、

前者は分解されて再構築(再結合)されたタンパク質の塊であり、
後者は原型を留めたタンパク質も胃酸を通り抜けていて(酵素サイズ然り)、活性出来る状態にある。ということになる。

※便がタンパク質というのは宿便の色のメイラード反応の様々なところからも判断できる。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


ただ食物繊維、海草などは原型のまま出てくることはあっても、タンパク質、例えば肉を食ったら肉の形のまま出てきましたーっていうのは・・・ないと思うw魚を食ったら魚が出てきたとか・・・ないないw

ちなにみに

【ブロメラインと宿便について】
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11719347494.html

も、クエン酸、ビタミンC、食物繊維、マグネシウムなど、パイナップルに含まれる成分(と常在菌叢)で、宿便除去の性ツ名は出来てしまう・・・・(/ω\)


ビタミンC、クエン酸などで副腎疲労回復なども言えるし、マグネシウムは下剤の主成分だし。

パイナップルに含まれる栄養素に効果があることに違いはないけど、それがブロメラインが体内で働いたためという証拠、根拠はまだ証明されていないわけで。



【結局酵素は体内で働くか?働かないか?】

というのは結論付けられず。酵素は存在するけど、摂取してその効果を体内で発揮できるかどうかはわからない。と。

これを証明(実験)するのであれば、

酵素どうこうってより、タンパク質不足を解消するためにプロティン(アミノ酸)のみを大量摂取し続ける生活をすればよいのかな?と思います。

酵素は体内でアミノ酸より必要に応じて必要量(タンパク質分解酵素、脂質分解酵素、唾液など)を合成し使用しているに過ぎない。

って書きながら、多分単純にタンパク質不足、クエン酸不足の人が酵素に効果がある!と思っているだけのような気もしてきました。(あとビタミンC不足)

副腎疲労を患っている人ほど酵素ドリンクなどの嘘に騙されやすい(ビタミンCやタンパク質、食物繊維などの効果が出るから)。

ということで今のところはやっぱり嘘!と思っておくことにします(/ω\)w

※ただ、意図的に酵素の仕組みを隠されている可能性も否定できない。逆にサプリやドリンクを売るための偽科学(二酸化炭素での温暖化、フロンガス、フッ素などと同様に)である可能性も否定できない。酵素の効果を隠して誰が得するのか?嘘をついて誰が得するのか?という視点でも甲乙つけがたい気がする。


でもパイナップルは食べ続けるー!