AGEs(最終糖化産物)が出来るまでの仮定で、「アマドリ化合物」(アマドリ転位生成物、前期生成物)を経由する。その一つ目の段階がメラノイジン。※糖質とタンパク質が結合してすぐさまAGEsになるということではなく、過程があるということ。

アマドリ化合物を放置していくと最終的にAGEsとなり果てる。

グリコヘモグロビンやグリコアルブミンといった血糖値を測る際の管理指標もまたメイラード反応の前期生成物であるアマドリ化合物(アマドリ転位生成物)である。

血糖値が高い状態が慢性化すると、血管壁を形成する蛋白質であるコラーゲンと結合し、アマドリ転位生成物を経て最終的にAGEsとなる。このようにして形成されたAGE-コラーゲン分子は互いに結合し、コラーゲンとしての弾力性を失う。その結果、とくに細い血管の壁は硬化し、その内面は血栓を形成しやすくなる。その結果、とくに細い血管の壁は硬化し、その内面は血栓を形成しやすくなる。


また、グリコヘモグロビンとは赤血球の中で体内に酸素を運ぶ役目のヘモグロビンと、血液中のブドウ糖が結合したものであり、血糖値が高い状態の長期化は体内組織へのAGEs蓄積速度を早める(血管や毛細血管の繋がる全ての細胞、細胞壁などのAGEs化を即す)こととなる。その数値はそれらを示す指標という側面をもつ可能性もある。

参照※
グリコヘモグロビン http://medical-checkup.info/article/43444237.html
グリコアルブミン http://www.asahi-kasei.co.jp/shindan/ga-l/intro01.html

http://202.216.128.227/%93%A7%90%CD%95S%89%C8/21.27.htm
http://www.anti-aging.gr.jp/english/pdf/2010/jpn/7%2810%29112-119jpn.pdf

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端的にまとめると

高血糖状態の慢性化は血液を通り全身へと糖分を運ぶこととなり、血管、皮膚、骨、全身のありとあらゆる細胞へ糖化のダメージを引き起こす。
そのダメージとは、血管の硬化、血栓の生成、コラーゲン(肌等)の弾力の喪失など細胞の硬化および劣化を引き起こし、血流系疾患、免疫系疾患など様々な病気を引き起こす原因となる。

メラノイジンに関しては
「コーヒーのメラノイジンは悪玉AGEsの毒を消す善玉AGEsである」
http://d.hatena.ne.jp/coffees_for_healthy_life/20120530
という考え方がしっくりくるように思う。
コーヒーを飲むと体内でAGE-1が増えて、他のAGEより多くなり、すると糖尿病のAGE-2やAGE-3の毒が薄まって病気が進みにくくなる、という考えが研究されている。

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何かわかり次第また糖化についてまとめ記載する。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


この画像にある、火を通した野菜というのは全般に当てはまるものではないと考えられます(メラノイジン効果より)。
玄米についてもメイラード反応によりメラノイジンは含まれているとしても、糖分とのセットであるため、どこまでの効果があるかは『白米よりマシ』と考えるのが妥当かと。

糖分を一生食うな!という話ではないです。
ただ一度で良いから、糖質制限をしてみて、その効果(如何に糖質が身体へダメージを与えているのか)を実感してほしいと思います。

3日もあれば劇的に変化が現れます。
肌質、腸の活性、血行、精神状態の安定、関節が柔らかくなるなどなど。