【骨盤を立てる、仙骨を立てる】

とかって言うけれど、立てたらどうなるの?って話。

もちろん姿勢は良くなるし、脳の、頭の回転も良くなる。身体の歪みも取れるし、捻じれも解消される。機能的な動きが出来るようになる。などというのは想像に難くない。

ただ最も効果が高いのは、血液を造る機能が高くなる(回復する)ということだと思います。

【仙骨を立てると小腸の血流が良くなる】

丹田というとなんか怪しく感じる人が多いかもしれない。
丹とは赤という意味で、赤い田。すなわち血液を造る場所(腸造血説)なわけで、
ヘソの3cmくらい下あたり。すわなちそこには小腸があるわけです。(解剖学的に)

仙骨が寝てしまうと小腸(丹田)が常に緊張した状態になり、血行が悪くなります。
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ピンポイントでここ!って感じではなく、骨盤に覆われている内臓から、ヘソの下あたりまでの全域を丹田と捉えた感じでしょうか。
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腸内では摂取した食物の分解、吸収の他、腸内常在菌叢による栄養の合成、生成も行われており、身体全体の栄養バランス、免疫系統を司ってると考えられます。

それらを腸で造血し血液で全身へ運ぶのです。

そのため仙骨が寝てしまっていてはそれらの機能は低下しますので、そこにある臓器に多々影響を及ぼすと考える事が出来ます。

造血機能、消化吸収機能、生殖器機能、神経伝達機能(仙骨から脊髄へ)、鼠径リンパの詰りからの全身のリンパの流れの阻害などなど。

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逆に仙骨を立てれば、上記機能改善の他、生理痛、貧血、子宮の障害などといったことも解消される可能性は高いと考えられます。


【腹式呼吸で丹田を膨らます】

丹田呼吸法と言われるものです。腹式呼吸で丹田まで空気を入れ、膨らませ、弛めます。
あ、逆ですね(笑)

吸う時には力を入れず空気圧で膨らませ、吐くときに丹田に力を入れて圧で吐きだす。
鼻から吸って鼻から吐く。

色んな呼吸法はあるけど、どれにしても、丹田を弛ませることが目的だと思います。
それにより血液の造血、栄養の循環、腸内細菌叢の活性化などを引き起こし、それが生命エネルギー、気などと言われているのだと思います。

なかなか意識していないと、ヘソの下まで呼吸を入れようとは思わないと思います。

腹筋も多少は重要かもしれないけど、腹筋の下のの筋力と脱力が大事。
あそ鼠径リンパの詰りの解消!

とにかく、1日中仙骨を立てる、丹田の呼吸の意識、それによる体調などの変化を分析しながら、そんなことを思いました。

あと、腹筋なんてしなくても、呼吸するだけで勝手に腹筋が割れてきます (`・ω・´)キリッ

仙骨を立てなきゃ!!って意識しなくても、丹田を前に突き出して緩めるイメージすれば勝手に仙骨が立ちます。

宇宙と繋がるとかってのは知らんけどー、小腸の活性によりセロトニンが出て気分が落ち着いたり、歪んだ姿勢のストレスが軽減されて身体が軽くなったりドーパミンが出やすくなったり、腸内の活性化により肌が綺麗になったり(常在菌叢の活性による皮脂分泌、免疫機能の高まりなど)、様々な血行障害が治ったりーなど、色々起きるのでやってみてください☆



もちろん体内の酸素量が増える(二酸化炭素量が減る)ことによるグリコーゲン増量効果でスタミナが増えたり、元気が出たりってこともあります☆

キリがないのでこの辺で(/ω\)