【菌の交換により免疫を高める】

菌と聞くと悪いイメージをする人が多いかもしれませんが、ヒトは菌なしには生きていません。
全身の細胞約60兆に対し、身体に生息する常在菌の数は約100兆匹居ると言われています。
重さにして約1.5キロ。その多くは腸内(約9割)に存在し、皮膚にも多く生息しています。
大腸などは腸内常在菌叢による分解機能であり、常在菌叢が居なければ働かない器官でもあります。
便秘などは常在菌叢の不活性が原因とも言えます。常在菌叢が居るからヒトは栄養を分解吸収でき、生きていけるのです。

また、皮膚常在菌叢などは外から来る害悪な菌から守ってくれるバリアーの役割も担っています。
必ずしも除菌=健康には繋がるわけではなく、除菌=免疫低下ということになる場合の方が圧倒的に多いです。常在菌叢の死滅が皮脂分泌不足を招き、肌の乾燥を招いてしまいます。

そして言うまでもなく糖質(特に白砂糖の摂取)が常在菌叢の死滅を促進します。
砂糖=免疫低下 は、常在菌叢が居なくなるためと言っても過言ではありません。

また常在菌叢は栄養素を作り出してくれるのです。

光と水を媒体に、光合成さながら栄養の合成をしてくれます。
菌によって生成、合成する栄養素は様々ですが、アミノ酸、脂質、ビタミンなど生きる上で必要な栄養素を合成できるのです。
これらのシステムを利用すると、ヒトは何も食べなくても生きていけるだけのスペックを持っているということです。実際に不食の人は世界中に数万人(もっと?)います。

菌の種類によって生成、合成する栄養素は異なるわけで、より良質?な菌を持っている方がより健康的であり飢餓に陥るリスクも減るということです。

生物は良質な常在菌叢をスキンシップ、キスなどで交換し合って免疫力を高めているのです。

一回のキスでおよそ500万個くらい交換します。もちろん相手によっては悪い菌の交感に繋がる場合も多々あると思いますが(/ω\)


どれだけ強い菌を持っているかが免疫力に繋がるかということであり、潔癖症などで持っている菌のレベルが低いと外から来る悪菌の影響をもろに受けていしまうということです。

劣悪な環境で育った人の方が生物としてより強い免疫が育っているということであり、
過保護的に綺麗な環境で育ててしまったり、糖質まみれの食生活で育ててしまうと(育ってしまうと)病気になりやすい、感染症にかかりやすいという身体になります。

タバコの煙なんかも免疫が弱いから気になるのかなーとか思ったり。
タバコを吸うより、副流煙より白砂糖を摂取した方が圧倒的に身体に悪いんですけどね。
なんなんでしょ。

ん、なんか半端な文になっちゃった。。反省orz