【呼吸と何か?】

呼吸とは文字通り、二酸化炭素を吐きだし、酸素を吸うこと。
吐いてから吸う。赤ん坊がおぎゃーと泣いて生まれ(吐く)、御臨終時には息を引き取る(吸う)。

吐くことの方が大事。(と言われている)

この≪と言われている≫という表現があまりにも好きじゃないので考察開始!

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クエン酸実験、考察から始まり、膵臓から分泌される重曹との反応によりクエン酸ナトリウムとなり、血液のアルカリ化、抗酸化作用を得ることへたどり着き、クエン酸の体内生成、グリコーゲンの貯蓄を調べるに当たり、細胞内のクエン酸生成には酸素が必須ということから、呼吸まできました(考察対象が)。

【呼吸によって体内でどんな変化が起こっているか?】

呼吸によって起こっていることを端的に結論のみを書くと、
グリコーゲンの生成(再合成)、貯蓄のために呼吸していることに他ならない。

筋グリコーゲン

筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源となる。
 筋肉に蓄えられるグリコーゲンを筋グリコーゲンといいます。体内のグリコーゲンの8割強が筋グリコーゲンとして蓄えられており、運動においてとても重要な役割を果たしています。
 筋肉が収縮する際に使用されるエネルギーは筋肉内のグリコーゲンを分解して出来るATPという物質と脂肪が分解して出来た遊離脂肪酸によって作られます。この分解反応に酸素が使われないため、無酸素性運動という名が与えられています。グリコーゲン分解の際に、乳酸が生成され、これは筋肉の収縮を阻害する働きをするため疲労物質とも呼ばれます。この状態が続くと乳酸の増加と筋肉内のグリコーゲンの枯渇によって筋肉は収縮が困難になります。
 ここで、酸素が供給されると、細胞内のミトコンドリアにおいて生成された乳酸の一部が、水と二酸化炭素に分解され、取り出されたエネルギーで再びグリコーゲンが再合成されます。
 ただし、運動強度が無酸素性代謝閾値を超えると大量に生成された乳酸を分解するだけの酸素が供給されないため、乳酸が蓄積され筋肉はどんどん疲労状態になっていきます。逆に運動強度が低い場合はグリコーゲンの減少とともに、脂肪がエネルギー源に切り替わっていきます。
 また、運動中はその時間量に比例して血糖を細胞に取り込む働きが活発になるので、運動直後に炭水化物・糖類を速やかに補給することは筋グリコーゲンの速やかな回復につながります。
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-079.html
引用終了

っと書いてて思ったけど、乳酸による疲労っていうのは違う説も多々ある。
乳酸の基本 -乳酸は悪者なのか?-https://biz.arkray.co.jp/lact/hatta/

で、まだまだ勉強不足で書けないなーって思いましてー(/ω\)

ただ最終的にたどり着きたいのは、

1、呼吸の仕組みを知り、仕組みをコントロール出来るようになれば、回復、燃焼(エネルギー生成)、脳内ホルモンなどなどを自在にコントロールする事が可能ということ。

2、グリコーゲンやその他の物質の再合成、再利用、尿酸よる抗酸化作用(ビタミンCと同じ働き)さらには常在菌叢による栄養素の合成などを組み合わせていくと、不食理論の完成に至るということ。


そこまで書きたいなと。

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ヨガのプラーナと呼ばれるエネルギーも、呼吸によりグリコーゲンの合成促進の方法の一つに過ぎず、オカルトでもなんでもないわけです。

プラーナ = 気(気功) = 生体エネルギー = グリコーゲン(脂肪燃焼も含む)=etc...

と、同じものを指すのであり、文化や名前が異なるというだけのこと。

特殊なものでもなく、誰もが持つATC回路、呼吸器、重曹分泌、クエン酸合成、二酸化炭素排出などによって出来上がる化学変化の際のエネルギー出力に他ならない。

呼吸法による呼吸ペースの意図的な調整、体内酸素量の増加、二酸化炭素の排出量の増加などによりクエン酸回路をまわし、ミトコンドリアの活性をさせる。

それは自律神経のコントロールへと繋がり、呼吸法により様々なメリット、デメリットがある。

目的に応じて、また状況に合わせてそれに適した呼吸法を使用することにより、精神や肉体をコントロールする事が出来る。

深呼吸、息が乱れる、鼻息が荒い、吐息、溜め息、呼吸が早い、息を潜める、呼吸を盗むなどなど。

無意識に行っている呼吸にはそれぞれ意味がある。

息を潜めるようにエネルギー出力を落としたり、興奮時により強大なエネルギーを生むために息を荒げたり、疲れた時に呼吸を早くしたり、深呼吸により酸素摂取量を増やしたり。

それらは血糖の問題でもあり、グリコーゲンの燃焼の話でもあり、酸素とミトコンドリアの話でもある。

そういった目線から、最高の呼吸法(ケースバイケースだと思うが)を見つけ出していきたい。
おそらくはすでにヨガや気功などの呼吸法などで存在はするのだと思っているが、その作用機序を解読していきたいと思います。