【熱めのお湯で髪や肌を洗うと乾燥する】

結論を先に言うと、乾燥します。

熱めのお湯は油を良く落とすためです。食器洗浄機などが高温なのもそのためで、肌や髪についても当然同じ変化が起こります。

じゃあぬるま湯の方が良い!という論理も当然成り立つわけです。

しかしぬるま湯の場合、油の融点の関係で熱めのお湯に比べて時間もかかりますし、
酸化した油の洗い残しが出る可能性も高いように思います。
※洗顔料、シャンプー、ボディシャンプー無しと仮定した場合

個人的な体感では、乾燥するのは一時的なものだと思います。

重要なのは皮脂を洗い流した後の皮脂分泌がスムーズかどうか。
または皮脂分泌と共に皮膚常在菌層によるオレイン酸の合成のスムーズさ。

皮膚のphは5.5(弱酸性)に保たれており、常在菌叢が一番活性化する濃度です。
しかし弱アルカリ性で洗い流したりすると、phが傾くため、常在菌叢の動きが悪くなります。

常在菌は皮膚のバリアーの役割をも担っているため、皮膚phのアルカリ化は免疫低下にも繋がります。

皮脂の分泌をスムーズにするためには、脂肪酸の摂取が必須と言えます。
自分はアーモンドを主食並みに食べているので、一時的に乾燥しても、湯上り後すぐさま分泌します。

ですがやり始め当初はやはり乾燥しました。やり始めの頃はアーモンド摂取をしていなかったこともありますが、それ以外にも恒常的な界面活性剤使用により、皮脂分泌機能が弱っていたこと。さらには糖質の摂取による血行不良、お茶やコーヒーの飲み過ぎによる脂肪酸の吸収不足なども原因だったと考察します。

良質な脂肪酸(オレイン酸、αリノレン酸等)の摂取を大目に摂り、大豆、豆乳などで吸収率を高めましょう。

脂肪を摂ると太るじゃん!!((((;゚Д゚))))と思う人もいるかもしれませんが、
脂肪酸→脂肪 として蓄積されるよりも
糖質→脂肪 として蓄積される方が圧倒的に多いです。

過剰な砂糖や炭水化物は脂肪になる。
ということを頭に入れてください。

必要以上に油もの(脂肪酸摂取)を控えるのは逆に乾燥を招きます。
黒烏龍茶やコーヒーなどで脂肪吸収を阻害するというのは乾燥肌を招くということ。

参照※マヨネーズでは太れない。【マヨネーズのススメ】
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11404152568.html


熱めのお湯で髪や肌を洗うと乾燥するが、一時的なモノであり酸化した油を一度全部洗い流し、新しい皮脂を分泌した方がより清潔だと考える事が出来ます。