【身体を変えれば性格も変わる】

身体を変えるとは、整形などで見た目を変えるという意味ではない。
身体の使い方を変え、骨、関節の可動域、それに伴う肉の付き方、血行などを変えるという意味。

ここでいう性格とは感情、思考のプラスマイナスのことを示す。
(経験によって作られる思考回路については含まないこととする)

感情は脳内ホルモンの分泌量、種類によって大きく変わる。

麻薬を打てばドーパミンが溢れ誰でも多幸感を味わえるよう、アドレナリンが分泌さればイライラしたり好戦的になったり、コルチゾールが分泌されれば海馬萎縮が起こったりで記憶が一部欠如したり精神的に落ち込んだり不安定になったりする。セロトニンが分泌されれば気持ちは落ちつき精神安定に繋がる。

食事による血糖値上昇や薬などで脳内ホルモンの分泌量を操作すれば、意図的に性格を変えることは可能ということになる。(砂糖による血糖値上昇:ドーパミン分泌、鎮静剤のセロトニン分泌など)


身体の使い方において、歪みや緊張などから筋肉に余計な力が入った状態を作り出し、ストレス状態となる。ストレス状態においては副腎や下垂体からストレスホルモンを分泌させることとなる。

骨盤の歪みなどは生殖器関係の血行を阻害し、エストロゲン、テストステロンなどの分泌、生成などを阻害してしまったり、腹部の血行(大腸、小腸)をも阻害し、セロトニン分泌を阻害してしまう。(セロトニンの約9割は小腸で作られる)

そうなると精神不安定になるということは言うまでもない。

性格の歪みが身体の歪みを生むのか、身体の歪みが性格の歪み(精神不安定など)を生むのか。
どちらが先かはわからないが(大半は後者だとは思うが)、そこに可逆性はある。

身体の歪みを取り、筋肉を弛めることにより血行が変わり、副腎、腸、生殖器などからのホルモン分泌が正常化されれば、当然脳内への影響も変わる。

また、肋骨に力が入り硬い場合、心臓、肺などの血行へと影響するため、全身の酸素運搬などにも影響が出る。当然脳内の酸素量も正常ではなくなり(とはいえ生きることへの支障までは出ないと思うが)、頭の回転(思考速度)への影響も考えられる。

結局何が言いたいかというと、

身体が歪んでいて硬く血行が悪ければス思考はマイナスとなり、精神的にイライラしたり不安定になったりしやすくなる。

身体の歪みがなく血行良く柔らかければ思考はプラスになり、精神的に落ち着き、あまたの回転も速くなる。

重要な器官として、生殖器、副腎、小腸、心臓、肺など。


それらの器官を悪化させるのが糖質の過剰摂取(糖化による血行不良)であり、歪みであり、身体の使い方。

コツとしては、骨盤の歪み、仙骨の歪み、背骨の歪みの矯正。
正しい重心、正しい使い方で生活すれば、性格も変わる。

脱力が最も重要ということ。


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