【エストロゲンと炭水化物による中性脂肪増加について】

炭水化物、砂糖などの過剰摂取により余った糖質が脂肪に変わる仕組みとは別です。糖質はエストロゲンに左右されず蓄積されえてしまいます(蓄積する事が出来ます)。http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11445462934.html
と推測し書いたのですが、色々調べていく中で、エストロゲンの作用によりインスリンを効きやすくする効果があるとわかりました。

インスリンが効きやすいということは、血糖値を下げる性質があるということであり、下げるにあたり肝臓へ糖質をスムーズに吸収することが出来るということとなり、糖質を効率よく中性脂肪へ変えることができる(変えてしまう)という作用秩序も推測できますので訂正します。

エストロゲンが増えると、脂肪酸を吸収しやすくなるだけでなく(脂肪酸→脂肪)、炭水化物、砂糖であっても(糖質→中性脂肪)通常より吸収率を高めるため、糖質を中性脂肪変えやすくなるため、に太りやすくなる。

脂肪(または糖質)をエネルギー源として生きる生物である以上、生理周期によるエストロゲン分泌、それによる体脂肪増加からは逃れられない。(何らかの方法で分泌を停止すれば別。ただし停止すれば生殖機能は低下し、生命維持にも問題が発生する)

むしろ肥満の原因は糖質→脂肪の変化の方が圧倒的に多く、脂肪酸→脂肪の割合の方が少ない。

炭水化物、砂糖を減らし、良質な脂質(オレイン酸、リノレン酸など)の摂取をメインとする生活に切り替えることが、健康への道。