【肥満はうつります。】

親が肥満だと子供も肥満。遺伝でしょ?と思うかもしれませんが、遺伝ではない。
もちろん家族であれば同じものを食べて生活、成長していくので、食べ物の影響も大きいです。

しかしもっと根本的な要因で肥満はうつります。

あくびがうつるが如く、鬱病がうつるが如く、元気ややる気が伝染するが如くです。

ヒトの脳は近く(同じ空間)に居るものに同調しようとします。
ホメオスタシス機能(恒常性維持機能)そのものが同調するということです。

楽しい人と一緒にいると楽しくなるよう、仲の良い人が悲しんでいると自分のことのように悲しい気持ちになるよう、相手が喧嘩腰であれば自分もイライラしてくるように、他者と感情が同調します。(ホメオスタシス同調)
物理的世界に限らず、映画の主人公や本の登場人物などにも同調します。
映画や小説で涙したりするものこのシステムです。

もちろん、うつるうつらないは同調の深さに比例もします。
仲が良ければ良いほど同調は深くなる傾向にあります。

催眠術とはこのシステムを利用した技術であり、同調を即し、自分が催眠状態になることにより、相手を催眠状態にするというのが現代では一般的です。

例えばこのシステムを利用すると、電車で隣に座った全く知らない人を、触れもせず、言葉も掛けずに、眠らせることも出来るのです。

親であれば殆どの方は無意識にこのシステムを使っていることがあります。
子供を眠らせるときに、子供と呼吸を合わせ(同調を即す)、自分が眠くなる(心を落ちるかせる等)ことにより子供が眠りにつく。というようにです。

ただ自分の精神をコントロール出来ないと、自分も一緒に眠ってしまうということもしばしばあるとは思います。

催眠術師とはそいうった精神コントロール(変性意識状態の操作)を身に着けて初めてスタートラインと言えるかもしれません。

あ、肥満がうつる話でした(/ω\)

集団において、この変性意識状態が最も深い人が周囲を惹きつけます。
リーダー、主導権を握る人、その場を掌握するためには絶対的に必要な能力です。
変性意識状態を解り易く言うと、強烈にリラックス、脱力してる人と考えていただいても間違いではありません。

あ、肥満がうつる話でしたw

だから一緒にいる人で肥満の人が居ると、ホメオスタシスが同調して引っ張られてしまうので、身体のホメオスタシスが同調し相手と似たような身体に向かって書き換わっていきます。

子が親に似るように、長年連れ添うと似た者夫婦になるように、身体の使い方、それによる顔付き、周囲への気の使い方、言葉使い、その他様々なものがこのシステムによって似ていきます。

ただしこれは先に述べたとおり、同調の深さによって比例ます。
なので、

仲が良ければうつるが、仲が悪ければうつらないとも言えます。

仲が良い人のあくびはうつるけど、仲が悪ければ『なんだこいつ、眠そうにしやがって』と思う程度でうつりません。

相手の気持ち=自分の気持ち、自分の気持ち=相手の気持ち というレベルでの同調こそが、愛なのではないかなーと思っています。

ホメオスタシス同調=愛 ということであり、愛があれば肥満がうつるということであると同時に、相手を太らせないように自分が痩せるということも同義です。

もちろん同調を拒否、コントロールすることも可能でもありますし、強制的に同調する方法、強烈に拒否する方法なども多々あります。が書ききれないのでまたいつか。