【脂肪の付く量をコントロールする】

脂肪の貯蓄量とエストロゲン(女性ホルモン:男性も分泌される)の量は比例するのではないか?
という仮説の元、色々試してみています。

《運動すると太る仕組み》

基軸はホメオスタシス(恒常性維持機能)からですが、減った分を元に戻す作用。
運動し脂肪が燃焼すると、燃焼した分に応じてエストロゲンが分泌される。
当然その分泌時に脂肪酸を摂取すれば、エストロゲンの分泌量に応じて脂肪細胞に蓄積される。

運動により筋組織を痛めつければ、その修復のためにテストステロン(男性ホルモン:女性でも分泌される)が分泌され、アミノ酸(タンパク質)を分泌量に比例し蓄積する。

逆に言えば、エストロゲン、テストステロンの分泌が少なければ、脂肪や筋肉は付かないということになる。


《脂肪コントロールの男女差》

男女で脂肪コントロールの方法は変わる。当然エストロゲンの分泌量が異なるからだ。

女性は生理周期に応じ、生理の約一週間前、一週間後辺りに大量のエストロゲンが分泌される。
そのためその時期に摂取した脂肪酸は当然蓄積されやすくなる。
逆に言えばその時期に脂肪酸の摂取を抑えれば、付く脂肪の量は減る。
脂肪を付けたい方(太りたい方)は、この時期に脂肪酸を摂取すればよいし、痩せたい方(太りたくない方)は脂肪酸摂取量をこの時期に合わせて減らせばよい。

男性においては、さほど気にする必要がないように思う。
しかし太りたい人においては、食べ合わせでコントロールする事が可能だ。これは女性にも当てはまる仕組み。

《大豆イソフラボン効果の利用》

大豆イソフラボンはエストロゲンと同様の作用を生む。(構造が似ているため脳が勘違いするため。)
そのため大豆系食品と脂肪酸を同時に摂取した場合、脂肪酸は溜めこまれることとなる。(太りやすくなる)。この効果を利用すれば、健康的に太ることは可能だ。
逆に言えば、大豆系食品を食べすぎている人は、脂肪を溜めやすくなっており、太りやすいとも言える。

《ポリフェノール効果による脂肪吸収の阻害》

有名なところでは、ウーロン茶ポリフェノールによる脂肪の吸収阻害効果。
酵素リパーゼの脂肪分解を阻害する効果があるため、脂肪が分解されないので吸収されないという効果がある。脂肪が燃焼されるというわけではない。

ウーロン茶に限らず、コーヒーに含まれるクロロゲン酸というのもまた、脂肪吸収を阻害する効果がある。※ポリフェノール全般に言える効果かもしれない。

慢性的にウーロン茶やコーヒー(砂糖抜き)を飲んでいる人は、脂肪が付きづらくなっているケースが多いかもしれない。しかしこれは女性にとっては、胸のサイズを減らす、大きくなりずらくするということであるのは言うまでもない。


《脂肪の種類により摂取量をコントロールする》

脂肪酸と言っても種類がある。

・リノール酸(必須脂肪酸であるが、過剰摂取は免疫の低下を招き、炎症を起こしやすくする作用がある。)

・リノレン酸(魚やクルミ、ゴマなどに含まれる脂肪酸。過剰摂取は怪我をした際血が止まりずらくなるということがある。動脈硬化改善などに有効とされる。サラサラ効果

・オレイン酸(悪玉コレステロールの除去、免疫の向上などという効果があり、摂取制限はないとされている。

諸説色々ありますが、リノール酸の過剰摂取についてはコントロールが必要です。日本人はリノール酸の過剰摂取状態の人が多く、その効果により、花粉症、眼病、アトピー、その他皮膚病などといったものを引き起こしている可能性が高いと推測できます。

リノール酸の多い食事をする際は、ウーロン茶、コーヒー、ワインなどといった飲み物を同時に摂取することにより、その吸収量をコントロールする事が出来ます。

中華料理、お菓子類(ケーキ等)、肉料理といった食事に、上記のような飲み物がセットであることにも納得です。

《脂肪=悪ではなく、特に糖質制限において脂肪は重要な栄養素》

脳はブドウ糖を栄養素としているため、砂糖や炭水化物を摂取しないと頭が働かない。
だから食べなきゃダメ。


などという洗脳?が蔓延していますが、
それは人類退化の証拠であり、麻薬同様の効果と言わざるを得ない。

ブドウ糖の代わりに、脂肪酸から作られる《ケトン体》という物質で十分に脳は機能します。
ブドウ糖の代わりと書きましたが、元来人類はケトン体をメインエネルギーとして利用してきたところに、米などの穀類を安定的に作る事が出来るようになったために、ブドウ糖メインに切り替わってしまったと考える事が出来ます。

支配者達が、その麻薬効果を利用した奴隷飼育のための餌付けに利用してきたという考え方も出来ます。
が、これはここでは触れません。

糖質制限者はブドウ糖によるエネルギーが少ないため、どうしたって脂肪酸からのケトン体が必要になります。

糖質制限を続けていくと、皮下脂肪が少なくなっていきますので、ガリガリになってしまったりします。ですので、上記のような大豆系食品との組み合わせで、皮下脂肪をコントロールしたり、体重の減りすぎを防いだりすることが重要となってきます。

その際に摂取する脂肪酸の種類をもコントロールし、より健康的な肉体を目指すことが重要となります。

《太りたくても太れない人》

太りたくても太れない人は、もうお気づきかもしれませんが、エストロゲン、テストステロンといった成長ホルモンの不足が原因と思われます。

・適度な運動の後に、脂肪酸、アミノ酸の摂取をすれば肉が付きやすいということ。
・大豆イソフラボンと脂肪酸の同時摂取でも可

ようはホルモンの分泌量を増やしてやり、その際に脂肪やアミノ酸の摂取をすれば効率的に太れますということです。

《注意※大豆イソフラボン過剰摂取における副作用》

健康注意報:「大豆イソフラボン」の過剰摂取に警鐘 (06/02/16)

大豆の摂取過剰により、生理不順が起こることもわかっています。
大豆は健康食品のように扱われていますが、過剰摂取は副作用もあります。

男性が過剰摂取すれば、当然肉体の女性化が起こります。
それと共に性格の女性化なども起こりえます。草食系男子などが多くなるのももしかしたら大豆の過剰摂取による偽エストロゲン効果かもしれません。

仮説)ウーロン茶と貧乳の関係

過去記事ですが、脂肪の付く量をコントロール出来れば、胸のサイズもコントロール可能です。