血の気が多いとは・・・
気性の荒い ・ 気が強い ・ 血の気(け)が多い ・ 激情型の ・ 直情径行型の ・ 短気な ・ 負けん気の強い ・ 鼻っ柱の強い ・ 気が荒い ・ すぐカッとくる ・ 激しやすい ・ 荒っぽい(性格) ・ (すぐ)頭に血を上らせる ・ 血気盛ん
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血の気が多いと表現される状態は、一重にアドレナリン(カテコールアミン)の分泌状態であり、血糖値が高い時の精神状態。ストレスを感じている状態であり、交感神経が優位の状態。

当然血糖値の高い状態が続けば免疫低下や老化、糖化などの減少が起こるため、脳は血糖値を元に戻そうとする。(ホメオスタシスの作用)

血液中の糖質を肝臓へ吸収させる物質としてインスリンを分泌させることにより血糖値を下げるが、もうひとつの左様として、体内の水分を血管へ送り込み血液を薄め、血液量が増えるという機能も働く。ストレス状態で喉がかわいたり、肌が乾燥するのは血液に水分を回すことにより起こる水分不足ためだ。

血の気が多いとは、アドレナリンによる興奮状態時の高血糖値を薄めるために、血液量が増えるということだ。

もちろん血液量が増えるということは体重増にも直結する。
さらには血糖値は糖化現象により血管をボロボロに、血管の壁量を増し細くしてしまう。
それにより血圧上昇が起こり血流の勢いが増したりする結果、血管が切れるということにもつながる。

逆に言えば、血糖値を上げないように心がければ血の気は少なくなり、副交感神経が優位となる。
その結果代謝が良くなったり回復能力が増したりなど、体重減少にも多大に効果が出る。