ヒトはストレスを(脳が)感じると、血糖値が下がっていきます。(コルチゾールの作用)

幸福感=血糖値の数値に比例する という図式です。

甘いもの、炭水化物を摂取すると血糖値が上昇し、幸せを感じるのもそのためです。(麻薬的仕組みではあり、老化などのダメージも受けるが。)

ストレスにより、血糖値が基準値を割るくらい下がってしまうと、カテコールアミンという血糖値をあげるホルモン(アドレナリン、コルチゾール等)が分泌され、基準値に戻そうとします。

このコルチゾールというホルモンが糖新生という化学反応を起こし、筋肉を糖質に分解することにより血中の血糖値を上昇させます。(糖質コルチコイド)

なのでストレスがかかると筋肉量が落ちます。

ストレスを感じる生活で、食欲が無くなったり体重が減ってしまったりするのもこれが原因です。※糖新生で血糖値が上がるため食事の必要が無くなる。しかし筋肉量が減り、体重減につながる。

もちろんストレスで食事によって血糖値を上げようとして過食に走ってしまい太る方もいますが。※糖新生能力が退化してしまって(使い慣れていない)るため、食事による血糖値上昇という選択になってしまう。体重増につながる。

コルチゾールを分泌する際、交感神経が優位となり、血管収縮が起こります。
すると毛細血管がさらに細くなり、血液が入って行きづらくなります。

そのためそれまで血液が送られ、酸素供給により燃焼していた脂肪の燃焼がストップしてしまいますので、体温は下がっていきます。冷え性の原因は慢性的な高血糖が原因でもあります。

そのため身体は(脳は)、下がった体温を上げるためであったり、肉体の健康維持に悪である状態を正常な状態へ戻すために、血糖値の正常化をしようとします。(上がりすぎたら下げようとする)甘いものを食べると喉が渇くのもそのためです

上がった血糖値を下げるには水分が必要になります。血液を薄めるためです。

そのため身体表面(皮膚近辺)の水分を血液に回すため、皮膚近辺で水分不足が起こってしまうのが乾燥肌の原因です。

肉体にとっては内臓、血液が最も重要であり、皮膚の重要度はそれに比べて低いため、そこから水分を回します。

急激な血糖値上昇は、急激な血糖値下降を招き、それによりストレスホルモンを分泌させてしまいます。



ストレスホルモンの分泌により慢性的な高血糖になり、免疫が低下したり、糖尿病の原因となったり、糖化現象が起こりシミやシワが増えたり、風邪を引きやすかったり、花粉症になったり、になったり、動脈硬化になりやすくなったり、血圧が上がったり、抜け毛が増えたり、禿げたり、身体が硬くなったり、視力が低下したり、様々な病気などの原因となるのは、血糖値だったりします。


脳にとっては、ストレスで血糖値が上がるのも、甘いものや炭水化物を摂取して血糖値が上昇するのも全く同じことであり、同じ健康被害が出ます。

すなわち、
甘いものを食べると肌が乾燥することと、ストレスで肌が乾燥するのは全く同じことということなのです。

ストレスが身体に悪いということは、炭水化物や甘いものも身体に悪いということです。
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy