【太ももを細くする方法】

太ももが太い原因の大半は、筋肉の付きすぎです。
え?脂肪だよ?と思う方も多いかもしれませんが、確かに脂肪も厚くなってたりしますが、それは太くなった筋肉の上から覆うようについているにすぎません。

筋肉を落とせば必然的に太ももは細くなります。
とはいえ同時にそれ相応の脂肪も減らしたいと思いますので、原因と方法について書きたいと思います。

【太ももが太くなる原因】

太くなる原因、すなわち筋肉が太くなる原因は、歩き方と重心にあります。
歩く=脚を前に出す、膝を上げる という概念で歩いている人が殆どかと思います。その歩き方が太くなってしまう原因です。

脚を前に出す、膝を上げる という動きは、太もも上部の筋肉に力が入ってしまいます。
そのような脚の使い方では歩けば歩くほど太ももが鍛えられて益々太くなってしまいます。

では正しい(太くならない)歩き方とはどういう歩き方か?
というのを説明する前に、まず重心について話します。

まっすぐ立った時に、足の裏の重心がどこにあるか?
ほとんどの人は『つま先側の親指の付け根』あたりにあるかもしれません。
しかし正しい重心(太くならない重心)は、踵(かかと)側にあります。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy

※参照 過去記事 脚を細くする方法かつ、O脚が治る方法。

骨で立つ。という意識です。※重心の説明は過去記事を参照ください。ここでは割愛。

【太ももが太くならない歩き方】

入院している時、筋肉を使わない生活が続き、脚がどんどん細くなっていくように、普段歩いている時も太ももの筋肉を使わずに歩けば、必然的に細くっていきます。

では太ももの筋肉を使わずに歩くにはどう脚を使えばよいか?

踵(重心)を後ろの蹴るように動く(歩く)。
そのように歩けば、蹴った反対側の脚が勝手に前に出ます。その時に使う筋肉は、太ももの裏側にあるハムストリングスという筋肉(インナーマッスル)です。前側の筋肉は全く使いません。
前側にある太もも筋肉は、止まるための筋肉。ブレーキとしての役割なのです。と例えると、差し詰め後方に蹴る筋肉はアクセルとしての役割ということです。

また、脚を動かすもっとも重要な筋肉は、実は背中にある筋肉で『大腰筋』という筋肉です。
大腰筋は背骨(腰椎)についている筋肉で、疲れにくい筋肉でもあります。

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歩けば歩くほど、背中が美しく割れてきます。
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


ですので、筋肉の構造上から考えると、みぞおちから下が脚 という感じで使うのが正しい使い方ということです。

【まとめ】
・踵(ウナ)に重心を置き、後ろに蹴るように歩くことにより、太もも前側の筋肉を使わない
・みぞおちから下を脚として使う。(大股歩きをすると大腰筋が使われているのがわかりやすいです。)



【脂肪の落とし方】
あ!脂肪の落とし方について書くのを忘れました(笑)

脂肪燃焼は血行の良さが全てです。酸素供給無しには脂肪は燃えません。
血糖値、コレステロール値、血圧などが複雑に絡みあった理論にはなりますが、血管さえ健常であればやることは限られます。

・マッサージ(脂肪、リンパ)
・血糖値を極力上げない
・オレイン酸の摂取(オリーブオイル、アーモンドの摂取等)
※脂肪酸の説明は割愛(過去記事 アーモンド関係を参照ください)

まーそれほど気にしなくても、筋肉を落とすと共に勝手に脂肪は落ちていきます。
モデル級、アスリート級の脚を目指さない限りはさほど気にする必要はないと思います。

なお、ウナという単語は、運動学者 高岡英夫氏の造語になります。
より詳細に理論立てて知りたい方は


究極の身体 (講談社プラスアルファ文庫)


を参照ください。
太もものみならず、身体の使い方全般について詳細に書かれています。