【胸を大きくする方法】(栄養素視点)


【胸の中にエストロゲン(女性ホルモン)が詰まっているという訳ではない】

胸の成分ほほとんどは脂質であり、エストロゲンが詰まっているというわけではない。
エストロゲンの効果とは、脂肪を蓄積しやすくすることだ。しかし胸にだけ付きやすくするという訳ではなく全身に対しての作用なので、過剰分泌では単純には太りやすくなるということでもある。

エストロゲン、テストステロンとはステロイドホルモンの一種であり、副腎で作られるホルモン。男でもエストロゲンは分泌されるし、女でもテストステロンは分泌される。比率を元に付けられた名だ。体内の比率が変われば男であっても胸が大きくなるし、反対も然りだ。

単純な話、脂質をいっぱい摂取し、エストロゲン分泌でその脂質を溜めやすくした上で、胸にだけつける事が出来れば胸は大きくなる。なのでエストロゲンだけを増やしたからといって、胸が大きくなるわけではない。大事なのは脂質であり、脂質の種類だ。

【豆乳の効果:イソフラボンの危険性と嘘】

大豆の巨乳化効果はある。大豆に含まれるイソフラボンはエストロゲンと似たような作用で働く。前記の通り脂肪蓄積効果だ。なので豆乳を飲めば太りやすくなるということになる。
また、イソフラボンの過剰摂取においては、体内のホルモンバランスを崩すこととなり、生理不順などを招くことがある。

嘘、というほどではないのかもしれないが、胸が大きくなるという作用についてはイソフラボンは間接的な要因であって、原因ではない。胸に直接作用するのはイソフラボンではなく、豆乳に含まれる(2%ほどの)不飽和脂肪酸だ。

オレイン酸をはじめ、リノレン酸、リノール酸といった脂質であり、コレステロールを下げてくれる脂質。※脂肪酸の働き 表http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_desc/d_fatty_acid_po.html

【血液でしか運べない】

脂肪酸を胸まで運ぶのは血液であり、血管でしかない。コレステロール値が高かったり、血管がボロボロだったり、血液がドロドロだったりすると、胸まで栄養(脂肪酸)を運ぶ事が出来ない。また老廃物の蓄積や、高血糖などにより血行不良になっていては、胸の皮膚が硬くなったりしていると、運ばれても蓄積されずらく、サイズアップ出来ない。

皮膚を柔らかくし、血管、リンパの流れを良くし、良質な脂肪を蓄積することがバストアップへの道。
必須脂肪酸である、オレイン酸がそれら全てを改善してくれる。

もちろんオレイン酸に限らず、リノレン酸、リノール酸も重要であるがリノール酸については、日本人は過剰摂取気味だ。リノレン酸(ωー3)については加熱されると酸化しやすいという面がある。摂取時はサラダなどにかけてドレッシングなどで摂取すると良い。

理想の摂取バランスは1:1:1と言われてる。

【まとめ】

コレステロール値を下げ、血管を修復し血流を良くする。すると必然的に毛細血管へ血液が流れるため肉質がとても柔らかくなる。
柔らかくなった後、胸を骨から剥がすように揉み、さらに血行を良くする。
良質な脂質を摂る。

言いたかったのは、炭水化物中心の食事や、リノール酸に偏った脂質の摂り方によりコレステロール値が高くなり、血行不良になっているのが貧乳の原因。
圧倒的なオレイン酸不足を解消さえすれば、必然的に胸に脂肪が溜まるようになり、胸は大きくなる。

オレイン酸たっぷりのオリーブオイルを一日スプーン大さじ2杯飲んだり、同様にオレイン酸たっぷりのアーモンドなどのナッツ系を食すような生活にすれば、血管、血行が改善される結果、必然的に胸は大きくなる。

遺伝子の問題ではなく、遺伝でもなんでもない。摂取する栄養素、血行などを自分でコントロールさえすれば必ずや大きくなります。

今回は栄養素視点で書きましたが、背骨の使い方、姿勢によっても大きく変わります。それはまた別の機会に。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy