脂肪を落としたい!

という人は山ほどいることでしょう。ほとんどの場合その言葉の真意は【体重を落としたい】という気持ちから来るものでしょう。

では脂肪を燃やすとはどういうことか?
燃やすと表現されながらも、脂肪に火が付くわけではなく、正しくは分解されるという化学反応ということです。

脂肪燃焼とは、脂肪(パルチミン酸)と酸素が結び付き、水と二酸化炭素(と熱量)に分解されることを言います。

(CH3(CH2)14COOH+23O2→16CO2+16H2O。)一つの脂肪(パルチミン酸)に、23個の(たくさんの)酸素が結びついて、最終的に16個の二酸化炭素(息)と16個の水(尿)になるということです。

ここから言えることは、脂肪を燃焼・分解したとしても体外へ排出されなければ体重に変化は起こらない!ということです。厳密に言えば熱量として発散される際、水蒸気として体外へ排出されますが、
汗、尿で体外へ出さない限り体重変化はほぼないに等しいのです。

この基本原理から考えられる効率の良い体重を減らす方法は、

・運動、入浴などにより体温を上げ、汗の排出を促す。
・カリウムを含む食材をバランスよく取り、尿の排出を促す。
脂肪燃焼に必須である脂肪への酸素供給を止めないよう、血糖値を上げないように心がける。

といったところです。
当然のことですが、燃やした脂肪は水と二酸化炭素となり、体外へ排出されて初めて体重変化として現れるということです。

ただ汗をかくことと脂肪燃焼は違う。ので、一番重要な要素は血糖値コントロールということになります。

【脂肪燃焼は、水分排出と合わせて初めて体重減少に結びつく】ということです。
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy