【体重に拘りすぎてはいけない】
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■ハンバーグを300g食べました。味噌汁を1杯 約240ccを飲みました。

◆甘いケーキを2個(約140g:小さ目)食べました。喉が渇いてペットボトルの水(お茶)500g飲み干しました。

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食後の体重増加は、どちらも540gになります。

ではその後の体重変化はどうか?

■ハンバーグ(肉)は血糖値を上げません(ソースものによっては上げますが)。味噌汁も具次第ですが、ほぼ上げません。
よって血糖値を下げようと血液に水分を送り込んで薄める作用が必要ないために、喉が乾かない。ナトリウム、カリウムのバランス(電解質)の作用により、代謝、排出、発汗などが促進される。
肉のタンパク質、脂質は全て肉や血、脂肪になるわけではなく、その大部分の質量が固形物として後日排出される。

◆甘いケーキ(砂糖、小麦)は血糖値を瞬時に上昇させます。上がった血糖値を薄めようと血液中に水分を送り込むため、肌が乾燥したり、それによって喉が渇きます。血糖値上昇および、インスリンの大量分泌により数十分後低血糖になる。それによりアドレナリンの分泌による交感神経の刺激、血管収縮が起こり、血液循環が悪くなり酸素不足となり、燃焼がストップするため身体が冷える。そのため脂肪は燃焼されずらくなる。
また電解質のバランスが悪くなるため、水分排出も少なくなる。そのため血液量が増えるので、水分による体重増加が著しく体重に栄養を与える。
血糖値の下がった状態を一日に何時間作れるか、水分を溜めこむという要因であり、原因は血糖値の上昇。またカリウムとナトリウムのバランスが、水分排出を促す。


結果的にふたつの体重増加を比べた場合、体内に残る水分の重さだけ後者の方が体重増加として残る可能性が高い。

炭水化物や砂糖の摂取制限をし、血糖値の上昇を可能な限り抑えることにより水分はさほど必要ではなくなる。
また、ストレスだけでも同じ化学反応が起こります。ストレスが溜まり喉が渇き、排出量が減るため、食べなくても体重が増えるという現象が起こる。

塩分やカリウム含有量の高い食品をバランスよく取れば、水分による体重増加は抑えられます。
くれぐれも嘔吐などにより、電解質を吐き出さないようにしましょう。

※参照記事 【吐くと太る】


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