仮説)髪の毛が薄くなるのは、脳が必要ないと判断した結果では?


髪の毛の成分はアミノ酸(主にシスチンとメチオニン)であり、頭皮の血管を通って運ばれる。

髪の毛をはじめ、体毛は紫外線等から重要な臓器を守るために必要な部分だけ進化の過程で残った。

当然必要個所は脳(遺伝子)にプログラムされている。


★なぜ髪の毛が薄くなるのか?

これは依然考えた結果であるが、

生物の生存プログラムとして最も優先される事項は、『種の保存』である。
そのため良質な子種(精子)が何よりも大切であり、精子製造タンクである精巣が空(カラ)になるということは一大事なのである(と、脳は判断する:個人の価値観とは関係なく。)。

そのためマスターベーション(以後MSB)等により排出され、タンクが減ると、何をおいても最優先に、タンパク質(アミノ酸)をタンクへ回すのだ。しかしながらアミノ酸は全細胞において利用するものであるからして、重要度の低い個所からアミノ酸を分解・再吸収して、血液を通してタンクへ運ぶ。

この際重要度が低いと判断される個所が、髪の毛、皮膚等である。

抜きすぎると肌荒れや抜け毛が増えるのはこのためである。

★上記を踏まえた結果、

週6~7日間、毎日MSB等で放出を続けたとすると、脳はこう判断するのではないだろうか?

『一定周期で放出が起こり、毎回毎回同じ場所からアミノ酸を分解・再構築して運ぶのであれば、最初からその場所に運ぶ必要はないのではないか?その方が身体全体の運営を考えれば効率的であり、合理的である』

と判断された結果、頭皮へ運ぶアミノ酸量が徐々に減っていき、やがて全く運ばれなくなる。
必要のないプログラムとして、遺伝子レベルでアミノ酸蓄積回路が消去されるのではないか?

『より効率的に、より楽に』という脳の恒常性維持機能(ホメオスタシス)が影響したと考えると納得がいく。

完全にプログラムが消滅したのなら戻しようはないかもしれないが、薄毛 程度であれば、
体内のアミノ酸量及び、放出量の調整等で、プログラムを戻すことは可能ではないだろうか?

簡単に言うと、

『MSB等の回数』を減らすことにより、あれ?やっぱりここにアミノ酸を運ぶのは必要じゃね?と脳に再認識させればまたアミノ酸は運ばれ始め、髪の毛として構築されていくに違いない。


射精という快楽におぼれた結果に引き起こされた、放出ドーパミンへの依存の反動こそが、禿げる、ということなのだろう。

簡単にドーパミンを放出出来るという行為MSB。
これは砂糖及び血糖値上昇食品、過食、拒食嘔吐、麻薬等、すべての依存に言えることであるが、

依存と呼べるレベルで繰り返されたドーパミン放出行為は、肉体へそれ相当なダメージを与える。

それを理解した上で、繰り返すのは自己責任であるが、知らずにダメージを受けている方々は至急一時停止するべきである。

そして可能な限り吟味した上で、それでも(肉体にダメージが残ろうとも)やっぱり続けたい。
と思うのであれば続ける。

仏教で言うところの 止観 である。