最近やたらCMで見かける

「皇潤(こうじゅん)」

について考えてみる。

『飲むヒアルロン酸』という歌い文句で宣伝されています。

ではヒアルロン酸とは何か?

ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、体内ではへその緒(臍帯)や目、皮膚、関節などに存在するゼリー状の物質です。 目の硝子体に含まれるヒアルロン酸は、緩衝作用や組織形状の維持などの役割をします。 関節には関節液という潤滑油の働きをする液体があり、ヒアルロン酸はその中に含まれ、クッション作用をしています。 また、皮膚の真皮は、膠原繊維のコラーゲンや弾力繊維であるエラスチン、およびムコ多糖類で構成されています。 ヒアルロン酸はムコ多糖類を代表する成分で肌の乾燥を防ぐ役割を担っています。


ヒアルロン酸はもともと体内にある成分で、脳や目、肌、関節など、体の様々なところに存在しています。
しかし、ヒアルロン酸は年齢とともに減少していきます。食事で効果的に補おうとしても、普段の食事に使われる食材にはほとんど含まれていない成分です。
皇潤(こうじゅん)だと飲むヒアルロン酸として簡単に摂取していただけます。皇潤HPより
     

そしてウィキペディアより
経口摂取
人体の水分維持に貢献しているヒアルロン酸だが、それを補うとして、健康食品・サプリメントとしてヒアルロン酸の経口摂取を謳った商品が存在するが、ヒアルロン酸の経口摂取によるヒトでの有効性については信頼できるデータは見当たらず[2]、疑似科学の可能性がある。
ヒアルロン酸の基本構造はヘキスロン酸 (GlcUA) とヘキソサミン (GlcNAc) の連続であり、それぞれのグリコシド結合はα1→3結合が大半であり、アミラーゼによって分解される。そのため、経口摂取によって軟骨やマトリックス組織に補充されるという考えは肯定する根拠に乏しい。例えるなら「頭髪を食べれば毛が生え、脱毛症は治る」と言った類のものであり、幾多の研究が重ねられている育毛剤業界も震撼するほどの突飛な理論展開であるとも言われている。
また、ヒアルロン酸は経口摂取の安全性についても実証されていない。
=ヒアルロン酸の有害性= 製造各社のMSDSによると、急性毒性(経口)、皮膚腐食性/刺激性、眼刺激性、皮膚感作性は区分外である。また、製造現場における、管理濃度・許容濃度についても設定がされていない。


もともと高分子であるヒアルロン酸は吸収されない。それを低分子化したら吸収できるようになりました!ということらしいけども低分子化すると、分解されて単糖とグルクロン酸となり、ヒアルロン酸ではなくなると考えられます。



とまあ、プラシーボ効果で効果が出るのだから、信じてるうちは効き目があることに違いはない!

でもプラシーボ効果で効果を出せるということは、高い金払わなくても、思い込みの力でいくらでも同じ効果を生み出せるということ。


ヒアルロン酸入りの化粧水については、

ヒアルロン酸化粧水の落とし穴

ヒアルロン酸はいい!と騒がれているため、ヒアルロン酸化粧水(化粧品)を使っていれば、お肌の悩みが解決されると思っている人がたくさんいます。しかし、ヒアルロン酸化粧水(化粧品)だけを使っていても、肌の内部から本当の潤いや張りは生まれてきません。ヒアルロン酸というのは、実は肌からの吸収があまりよいものではないのです。肌に塗ることで一時的に張りやツルツル感が出てきたとしても、それは表皮だけがそうなっているだけで、肌の内側、真皮などにはヒアルロン酸は吸収されていません。ヒアルロン酸化粧水(化粧品)を使っても全く効果がない!というわけではないので、なんとも言えない感じなのですが、ヒアルロン酸化粧水(化粧品)は、巷で騒がれているほどすごい商品ではないようです。肌の内部から張りや潤いを復活させたいのであれば、ヒアルロン酸を飲んで吸収させることの方がいいでしょう。飲むタイプのヒアルロン酸の方が、ヒアルロン酸化粧水(化粧品)よりも効果的ですよ。



とかいう記述もあるけど、結局はプラシーボ効果の域は出なさそう・・・

肌に塗った際のツルツル感をイメージ出来ていれば、思い込みの力で細胞が活性化するという効果はあるとは思う!


なんにせよ 信じる者は救われる(たとえ間違ったものであろうが)という効果は間違いなくある。


プラシーボ効果利用の金儲け。
健康食品会社、エステ業界、薬剤業界、

みんな必死ですなー(-。-;)

世の中嘘ばっかりだ><