ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ) -7ページ目

ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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台湾の『とこや』『さんぱつや』『一発や』


台湾のビルの一階で大きな間口の店で『さんぱつ』とか『とこや』と看板にある場合 いわゆる髪を切る散髪屋さんではない。
多くはマッサージ店である。もともとマッサージ類所謂『あんま』は 法律で盲人に割り当てられた職業である為に 一般の目明きの健常者は就業に制限のある職業であるから本来の業種『あんま』を名乗れずに『さんぱつ』『とこや』を看板にあげたという歴史がある。
従って実に建前のことになるのだが この大部分のマッサージ店には 散髪屋様式で鏡と専用の椅子が設置された部屋が必ずあるのだ。また技量はどうかは分からないが 建前が散髪屋故に 髪のカットをお願いすれば切ってもらえるそうである。
たまに顧客の要求で全身マッサージに行っていたが 『今日はシャツは脱がないでください』という日がある。全身マッサージで下着をとらないというのは変な話だが 建前上の散髪屋は今でもそうで たまに警察の巡回時に 上半身だけといっても下着を取った客がいれば マッサージと見なされて罰則の対象となるのだろう。
同じく この建前の散髪屋が「マッサージ業」であることをまた更に建前にしたお店 通称『一発屋』なるものが10年以上前の台湾には多く存在したようだ。散髪屋を三発に掛けて一発屋というが 所謂風俗のファッションマッサージの類である。台北市では私の駐在時代はなかったというか耳にしなかったが今もあるのだろうか?

以上
2009/11/16(月) 投稿
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「台湾原住民」と「原住民」と「先住民」

まずは毎日のニュース記事を読んでもらいたい

<台湾>水害から22日で2週間…被災地に残る先住民族 毎日記事リンク切れ
【台北・大谷麻由美】台湾中南部で起きた大雨による水害から22日で2週間となる。被害は山間部の先住民族の村に集中。住民の多くは避難し、今後は村の移転や仮設住宅の建設が焦点となるが、一方で陸の孤島と化した被災地には、今なお先住民族ら約2万6000人が残っている。「山が私たちの家。生活の糧はこの土地にある。山を下りたら民族は滅びる」。先住民族たちは毎日新聞の電話取材に対し、故郷を離れない意思を訴える。

 高雄県茂林郷多納村のルカイ族、柯阿香さん(65)は「山を下りても生活を立て直すには時間も金もかかる。平地でどうやって生きていけばよいのか分からない」と避難しない理由を語った。山では道路も橋も寸断し、停電が続く。ヘリコプターから空中投下される支援物資で食いつないでいるが、被災地での困難より平地での生活への不安の方が勝る。

 観光名所の嘉義県阿里山郷新美村も外部と断絶したままだ。ツオウ族の汪安森村長(50)は「平地には我々の居場所がない」として、約300人の村人と共に村に残る。ヘリで物資運搬が続くことに「無駄遣いだ」との批判も出ているが、気にはしていない。

 先住民族は台湾の人口2300万人の2%弱。台湾の総面積の7割を占める山間部で、昔から漁業や狩猟で生計を立ててきた。17世紀以降は、大陸から移住してきた漢族の統治下に置かれた。言葉、文化、生活習慣の違いによる両者の隔絶は大きく、収入や教育にも格差が残る。

 高雄県桃源郷梅蘭村のブヌン族、謝張梅さん(50)はヘリで避難する時、上空から見渡して初めて被害の大きさを知り「もう戻れないかもしれない」と思った。

 しかし、政府が平地に移転先をあっせんしても移住はしたくないという。山には以前から政府が先住民の立ち入りを禁じてきた管理区域があり、水害時にはそこで難を逃れた。謝さんは「私たちの財産はすべて山の中にある。移住ではなく、私たちの祖先が暮らしていた安全な土地を返してほしい」と訴える。


まず台湾関係の記事で「台湾原住民」を「先住民」と表記した書き物に 出くわしたことがほとんどなかったので この毎日の記事には 少し驚いた。社の方針がそうなったのだろうか?

このあたりの解説をするのに Wikipediaさんの力をお借りすると
Wikipedia先住民
先住民(せんじゅうみん)とは、当該国の主要構成民族からみて「原住民(げんじゅうみん)」と呼ばれることの多かった人々で、当該国に編入する以前から住んでいた人々の事である。原住民という言葉が差別的な意味を含むようになってしまってからは、先住民という言葉が多く使われるようになった。

民族単位で見る時には「先住民族」と言う

こんな感じで 「簡単な日本のマスコミ」では世界的風潮で「原住民」が差別用語であると認定し「先住民」と言い換えるようになってきたようだが しかし

台湾はもともと原住民という言い方を含め 歴史的にさまざまな名称が使われてきたが 現在「台湾原住民」に落ち着いている。そして北京語的には「先住民」というのが「既に滅んでしまった民族」と言う意味もありことから「先住民」に言い換えることはなく、原住民に固定され ありとあらゆる公的名称に 積極的に「原住民」が使われ「我々原住民は・・」というように 誇りを持って語られ始めているし 台湾の政府もそれを後押しし「台湾原住民」にとって「原住民」という単語はアイデンティティを示す最重要単語と言ってもよいのだ。

台湾原住民の民族構成は10を越えるので一つの民族を表す単語ではないが まとまった単位としてまた団結している部分も多いので「公的」な総称として用いられるわけです。

毎日さんのしたことは 日本では「原住民」が差別用語で 差別用語でない「先住民」を使ったわけだが わざわざ台湾では差別用語でない「原住民」を使用せず台湾では差別用語である「先住民」を記事に使ったわけです。

だいたい台湾原住民に関する書き物とか記事とかはそのあたりの事情をよく把握していて 従来通り慣例的に「原住民」という呼称を用いるのが常識的行為であったわかですが それをかえようってわけですか?

毎日新聞さんへ こんなことは台湾に居る日本人なら 直ぐに分かる常識 イロハです。ど素人に記事書かせて 台湾原住民を卑しめるな!

以上
2009/8/25(火) 投稿
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ピユマ号とコントラバス奏者 【黄金週間台湾絵8-74】






九份からの帰路 台北駅で台湾の東海岸を走る 日本製の振子列車 ピユマ号を目撃。台東までは無条件で飛行機利用と考えていた私には この特急の導入によって選択肢が広がった。今度行くときはピユマ号~ 人気らしい。
MRTへ乗り換えで台北駅構内の通路 コントラバス奏者がパフォーマンスしていた。
芦刈純という日本人、ヨーロッツパからどうやら陸伝いでやって来て 日本の手前に台湾に寄ったようだ。
ネットで確認すると2月に台湾入りしたようで 台北駅で目撃したのが5月 しばらく台湾島内をコントラバス弾きながら回られたようで 「花蓮宣伝 芦刈 純 Jun Ashikari 2014」という動画がユーチューブにあったのでアップ
うつむいて奏でるのがスタイルのようです。
おまけに 台北駅地下にある よくわからないオブジェ


以上
2015/2/3(火) 投稿
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夜の九份の街 【黄金週間台湾絵8-73】




夜も更けて来て人ごみを避け 九份の街外れへ 坑道入り口が5番坑公園になっていた 写真でよく見ていたが こんなところにあったのか。
メインの人ごみ溢れる通りを外れると 結構民宿あり 朝の人の居ない九份も一度体験したいのでとまることも考えたが 宿泊料は思ったより高く 泊まるほどでもないと気持ちを切り替える。再びメインの通りに出て下りバス停へ 並ぶこと約1時間 長蛇の列をようやくクリアして満員のバスへ体を押し込み九份を後にした。







以上
2015/2/1(日) 投稿
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