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岩崎彌太郎と台湾

歪曲による捏造放送局と今では枕詞が付いてしまうNHKの大河ドラマが始まりました。
坂本龍馬と同じ土佐の郷士出身の三菱グループの創業者である岩崎彌太郎の目を通した坂本龍馬を描くそうですが いきなり岩崎彌太郎はメチャクチャナ人格で登場いたします。これから時代を経るに従って 大三菱の偉大なる創業者の描写も替わってくることを期待しますが 坂本の死あたりでこのドラマが終わるとしたら 岩崎彌太郎なる人物の最終設定もなんだか見えてくる気が致します。 左巻きの全共闘世代からしたら「三菱」「三菱重工業」ってのは テロでビルを爆破してそこにいた市民を巻き添えにして殺しても無反省、三菱は憎むべき独占資本の代表ですから 岩崎彌太郎なんて日本帝国主義の生みの親同然との考え方なんでしょうね
三菱重工爆破事件
事件から十数年経って 東京の丸の内の三菱重工業本社ビルを仕事で訪れたとき ロビーの警備というものは普通のビルとは全く違い 重々しく 柱には 「手荷物検査を実施する場合があるのでご容赦を」なんてかかれていて 事件後十年の時を経ても 尾は引くものだと感じたことを思い出します。
さて この岩崎彌太郎は台湾とも大きく関わっていて それは台湾と日本の近代に入って最初の出会い 大隈重信の要請に従って 台湾出兵の輸送に「国あっての三菱、引き受けさせていただきましょう」ということで 協力したわけです。この協力によって三菱の海運事業は 初期の三菱グループ形成の基になったのです。そんな歴史が三菱グループのHPに記載されておりますし なかなか他の面も優れたHPですから是非覗いてみてください。
台湾出兵と三菱
以上
2010/1/12(火) 投稿

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